アジアの秘境、ロシア・シベリアの旅と切絵作品



旅はお好きでいらっしゃいますか?

私も、旅は大好きでございます。

旅は、日常生活という壁にかこまれた部屋から、
私たちを連れ出し、
さまざまな冒険の世界へと誘ってくれる、
いわば『ピーターパン』のようなものではないでしょうか?

見たことも、歩いたこともない、見知らぬ街
聞いたこともない言葉を話す、会ったこともない人々
食べたっことのないお料理や、飲んだこともないお酒

旅は、私達の冒険心を掻き立て、
日々の生活の中で、ともすれば鈍ってしまいかちな、
インスピレーションとイマジネーションに
おおきな刺激をあたえてくれます。

これまで、どんなところを旅されましたでしょうか?

私達夫婦も、1年に1度か2度、こうしてそろって旅ができますのも、
50歳を過ぎたころからでございます。

私達が旅しますのは、どちらかといえば、
日本の方は、あまりお出かけにならない、
アジアの辺境や、極東ロシア・シベリア地域でございます。

 

大空の下、地平線の彼方まで、鮮やかな若草色の大草原が続く、モンゴル



狭い路地の両脇に、ぎっしりと並ぶ屋台の前を、大勢の人々が行き来する台湾



シベリア鉄道に3日3晩揺られて、たどり着いた、世界一の透明度を誇る『バイカル湖』



早朝の空に、朝日を浴びて、黄金に輝く『アンナプルナ』を見上げるネパール・ダンプスの村

圧倒的な光景や、そこで出会った、あたたかい人々や、おいしいお料理、お酒・・

旅は、私達の人生を、豊かに満たしてくれるものではないでしょうか?

旅の想い出は、まさに一生の宝でございます。

 

さて、私にはひとつ、特技がございます。

それは、旅の想い出を、『切絵』の作品にすることでございます。

『切絵』とは、小刀を使って黒い紙に彫刻を施してゆく、
中国古来より伝わる、伝統的工芸術でございます。

旅から帰り、旅で出会った風景や、さまざまな人々を思い出しながら、
小刀を振るっておりますと、
まるで自分が、その時、その場所に戻って、
終わってしまった旅を、いまだ続けているような感覚になるものでございます。

このサイトでは、私共夫婦が旅をしたときのお話しと、
旅から帰ってから制作した『切絵』の作品を、
ご覧いただきたいと存じます。

しばし、お時間頂戴し、お付き合いいただければ、大変幸いでございます。

申し遅れました。

私は、極東切絵画家の、小川 和男と申します。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。







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