サハリン

これぞ旅グルメ。地元スーパーでビールとお惣菜を調達しホテルのお部屋で乾杯

『お食事』は旅行の最も大きな醍醐味のひとつでございますな。

訪れる街のグルメ情報を色々と調べ

1日目はあのお店
2日目はこのレストラン

と、出掛ける前から計画するのは
大変楽しいものでございます。

しかし、実際に旅に出てみますと
朝昼晩と、ご馳走ばかり食べているため

旅の中盤以降は、いつもお腹がいっぱい
ということもございます。

現地の有名レストランを食べ歩く

というのも宜しゅうございますが

ここでひとつ

地元のスーパーマーケットやお店を廻り
お惣菜やビールを買い込んで

ホテルのお部屋で気楽に乾杯

というのも、なかなかよいものでございます。

地元の人々に混じってお買い物をすることで
親しみが湧いてまいりますし
思わぬ美味しいお惣菜に廻り会うこともしばしば

ホテルのお部屋の窓から見える景色や
地元テレビ番組(言葉はわかりませぬが)をつまみにビールとお惣菜をいただき

疲れたら、シャワーを浴びてベッドに横になる

なかなか気楽なものでございます。

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ユジノサハリンスクーホムトヴォ空港から、飛行機でどこへ行けるか?

『サハリン島』の南の空の玄関口
『ユジノサハリンスク・ホムトヴォ空港』

どのような航空会社がこの空港に乗り入れ
どのような国 都市への便が就航しているのか
調べてみました。

『ロシア』国内へは

『モスクワ』
『シベリア』
『極東ロシア』

そして『千島列島』や『カムチャツカ』の街へ

『ロシア』国外へは
『日本』の『成田』
『中国』の『北京』『大連』『ハルピン』

そして『韓国』の『ソウル』への便がございます。

私達夫婦が旅行いたしましたのは
『ユジノサハリンスク』を基点とした
『サハリン』南部の限られたエリアのみでしたが

『ホムトヴォ空港』から飛び立つ飛行機の行き先を調べ
あれこれ想像を膨らませるのも、楽しいものでございます。

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さよならサハリン

『サハリン』5日間の旅も、いよいよ最終日

名残惜しい『ユジノサハリンスク』ともお別れし
いよいよ『日本』に帰国でございます。

朝食をとり身支度を済ませ
朝9時半にホテルのロビーで
ガイドのイリーナさんと待ち合わせしますが

ホテルの従業員の女性から
待ち合わせが1時間半後になることを伝えられ
ホテルの部屋に戻り、やきもきしながら時間を潰しました。

結局のところ、『成田』から到着する飛行機が大幅に遅れ
折り返しの私達の搭乗機も遅れることを知ったのは
『フォムトボ空港』に到着してからのことでした。

搭乗待ちの乗客でごった返す『フォムトボ空港』の出発ロビー
『アシアナ航空』待ちの韓国ご出身の男性
LEEーLEEさんとお友達になり、楽しくおしゃべりいたしました。

ワクワク、ドキドキの『サハリン』5日間の旅が、間もなく終わります。

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サハリンの大自然を満喫するおすすめドライブスポット

 

 

美しい海と山々に囲まれ
豊かな自然に育まれた『サハリン』

首都『ユジノサハリンスク』より
東の方向へ車で約1時間

『オホーツク海』とつながる美しい湖『トゥナイチャ湖』は
『サハリン』で最もポピュラーなリゾート地でございます。

手つかずの大自然が残るこの一帯には
美しい森やサクラマス カラフトマスが生息する清流が流れております。

また、『サハリン』の大地からから臨む
8月の『オホーツク海』は、それは美しい風景でございます。

『大自然』という観点からの『サハリン』の魅力につきまして
お話しさせていただきます。

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樺太時代の面影残る港湾都市コルサコフの観光スポット8選

 



『宗谷海峡』を臨む港町『コルサコフ』

『北海道』や『千島列島』を結ぶ船の玄関口として
発展を遂げたサハリン第二の都市

その姿の中に、『樺太』時代の足跡が見え隠れする
個性溢れる魅力的な街でございます。

巨大な港町を一望できる公園
『旧亜庭神社跡』など
『コルサコフ』の見どころをご紹介いたしましょう。

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必見!コルサコフの歴史ある建造物ー旧大泊日本領事館跡

 

サハリン』5日間の旅行も4日目

『ユジノサハリンスク』の南
『宗谷海峡』を臨む港町『コルサコフ』を訪れました。

『アニワ湾』から車で5分くらい山の方向に登ったところに
『旧樺太大泊大使館』がございます。

『大使館』修復プロジェクトのマネージャー
セルゲイさん

私達を心温かく迎えてくださり
『旧大使館』の建物内部や、隣接する教会をご案内してくださいました。

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ネベリスクーサハリンで最も美しい海岸沿いの街

『ユジノサハリンスク』より車で約2時間
『間宮海峡』に面した『ネベリスク』は
『サハリンのクリミア』と言われるほど
風光明媚な場所でございます。

海岸線に沿って連なる山々の稜線と
水の澄んだ『間宮海峡』が織りなす風景は
まさに必見でございます。

『トド』の生息地としても知られる『ネベリスク』
早速、巡ってみることといたしましょう。

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ユジノサハリンスクから車で2時間-港町ホルムスクの見どころ




『ユジノサハリンスク』より車で約2時間
『間宮海峡』に面した港町『ホルムスク』を訪ねました。

ここは『日本』統治時代には『真岡』と呼ばれていた地域で
当時を物語る史跡が、今も多く残っております。
1945年8月の『ソ連軍侵攻』により
たくさんの方々が犠牲になられた悲劇の街でございます。

『間宮海峡』を見下ろす静かな街
『ホルムスク』の見どころを巡ってまいりましょう。

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『真岡郵便局事件』から72年-鎮魂の念を胸に合掌

 

『内地のみなさん、これが最後です! さようなら さようなら!』

1945年8月20日

『樺太』の西『間宮海峡』に面した港町

『真岡』にも『ソ連軍』は上陸してきました。

絶え間ない艦砲射撃と想像を絶する銃撃戦の中

『真岡郵便局』の電話交換手として
『樺太』から船で脱出する人々と
『北海道』本土との通信業務を

最後まで守り抜き殉職した、19人の人々

『北のひめゆり』とも言われる『真岡郵便局事件』から
72年の歳月が流れました。

『間宮海峡』の港町『ホルムスク』と
『真岡郵便局』跡地を訪ねました。

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熊笹峠-樺太の戦いの激戦地と、間宮海峡を見下ろす慰霊塔



8月15日は、『終戦記念日』でございます。

昭和20年8月14日
『日本政府』は『ポツダム宣言』を受諾
翌15日
『昭和天皇陛下』の『玉音放送』により
人々は『日本』が負けたことを知って涙する

これが『終戦の日』であると

私達は、学校でそのように教わりました。

しかしながらまさにこの時
はるか北の『樺太』では、凄惨極まりない
『ソ連軍』と『日本』の人々との激しい戦争が
繰り広げられていたことを

知る人は、あまりにも少ないのでございます。

『ソ連軍』の『樺太侵攻』により
当時40万人いた『日本人』のうち
10万人は『北海道』に疎開

『樺太侵攻』による『日本人』犠牲者は
三千七百人と言われております。

『ユジノサハリンスク』から西へ車で約2時間
『間宮海峡』を見下ろす『熊笹峠』
『樺太の戦い』の激戦地を訪れました。

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