正面に三原山!大島温泉ホテルの絶景露天風呂


『伊豆大島』の老舗温泉ホテル

『大島温泉ホテル』

『三原山』の麓
海の彼方に『富士山』を望む絶好のロケーションを誇るホテルに

私達夫婦は一晩お世話になりました。

『伊豆大島』近海の新鮮な魚を使ったお料理

そしてなんと申しましても
『三原山』を目の前に観ながらの露天風呂は

まさしく圧巻でございます。

太平洋と富士山の見えるお部屋



『三原山お鉢巡り』から『樹海』を通り抜け
約3時間半のトレッキングの末
たどり着いた『大島温泉ホテル』

チェックインの午後3時よりは早い時間ですが
フロントで受付をしていただけまして

もはやくたくたに疲れた私達夫婦には
大変に有難いことでございます。



お部屋に案内して頂き
荷物を置いて
上着をクローゼットに掛け

『お鉢巡り』で岩石に触れあった手を洗います。

お茶を入れ
お菓子をいただきながら、ほっと一息

『大島温泉ホテル』は
山側と海側のお部屋があり

私達夫婦は、海側のお部屋でございます。



窓からは、ホテルの正面のロータリー
その向こうに広がる『太平洋』

『伊豆半島』と
真っ白な『富士山』が広がっております。

さて、ひと心地ついたところで
浴衣に着替えまして
温泉をいただくことといたしましょう。

手拭いを片手に階段を降り
大浴場にまいります。

『大島温泉ホテル』の温泉は
地下300メートルから組み上げた
源泉掛け流しのお風呂

まずは洗い場で身体を慣らし
浴槽に静かに入ります。

お湯は透明で
肌にもやさしい感じでございます。

湯気の向こう
ガラス張りの大きな窓から
『三原山』が見えます。

屋外へと続くドアを開け、露天風呂へ

1月初旬とありまして、かなり寒うございます。

しずしずと、湯船の中へ

熱すぎず、ちょうど良い湯加減

露天風呂の向こうには

どこまでも続く樹海

西に傾き始めた太陽に照らされ

そびえ立つ『三原山』



何と、壮大な風景でございます。
『日本』屈指の絶景露天風呂と申し上げましても
過言ではございますまい。

露天風呂の淵から彼方に向かって広がる『樹海』
所々、黒黒とした溶岩流の跡を残す山肌
『三原山』の火口

湯船に浸かった私のところから
ずっとひとつにつながっております。

たいへん不思議な光景でございます。

大空を背景にそびえ立つ『三原山』の火口を巡り
山の斜面を下り
延々と続く『樹海』を通り抜け
ここまで来たのだなと思いますと

感慨もひとしお

温泉が、疲れた身体を癒してくれるのでございます。



さて、ここ『大島温泉ホテル』

屋上が、展望台になっております。

客室フロアの階段を登り、屋上に出ますと
視界が広がります。

北を見れば
海の向こうに『伊豆半島』と『富士山』



南を見れば『三原山』



これまた絶好のロケーションでございます。

金目鯛と伊勢海老とべっこう寿司

さて待望のお食事

今回は『金目鯛と伊勢海老の舟盛りべっこう寿司プラン』でございます。

お品書きは

前菜  生春巻き・明日葉の胡麻和え・島揚げ
お造り 伊勢海老の舟盛り
焼物  金目鯛の塩焼き
煮物  本日の煮物
和物  島豆腐
寿司  べっこう寿司
ご飯  さざえご飯
吸物  伊勢海老汁
デザート 大島牛乳アイス

でございます。



『伊豆大島』ならではの前菜の一品一品



新鮮で身のぷりぷりな伊勢海老

思わずお酒が進みます。



『金目鯛の塩焼き』は、一見地味でございますが

一口食べた瞬間にびっくり
身が厚く味わい深く
皮も香ばしゅうございます。



白身のお魚をたれにつけ込んだ
黄金のような『べっこう寿司』

食べた瞬間、とろけてまいります。



ふっくらご飯に、しっかり歯応えの『さざえご飯』



ゴージャスにも大きな海老が入り、磯の香りも豊かな『伊勢海老汁』

もはや贅沢の極みでございますな。



最後は、まろやかでさっぱりとした口当たりの
『大島牛乳アイス』

ああ、何という幸せ

『伊豆大島』に来て
本当にようございました。



満天の星々を観ながら

お部屋に戻り、お腹が落ち着きましてから
再び露天風呂へ

柔らかな行灯の灯りに照らされ
湯船に浸かります。

夜の闇の中に

うっすらと『三原山』の稜線が見えます。

見上げれば、夜空には満天の星々

時折、ジェット機のランプが飛び去って行きます。

あ、『オリオン座』

星々を観たのは、いつ以来でしょうか?

『横浜』の明るい夜空の下
忙しい日常に追いまくられる日々

そんな日常からしばし離れ

心と身体を癒します。

朝日の三原山



一夜明け
さんさんと降り注ぐ朝日に照らされた『三原山』

『富士山』も真っ白で
大変綺麗でございます。



朝ご飯は『バイキング』形式



しっかりと頂きスタミナをつけ
『伊豆大島』探検の旅を続けます。