一連の『Cobid 19』の拡大により
遠出もはばかられる昨今
近場での小旅行に出かけることが増えました。
『秩父小鹿野温泉』の老舗旅館
『梁山泊』様にお邪魔するため
『東横線』の『反町駅』より
『西武秩父駅』まで
約2時間30分の旅を楽しみました。
行程は
『反町駅』10:53
↓東急東横線
『飯能』12:29
↓西武秩父線
『西武秩父駅』13:20
でございます。
反町駅から飯能駅へ
『東横線反町駅』より『東横線』に乗車し
『代官山駅』より
電車は地下に潜ります。
『渋谷駅』を出て
電車は『副都心線』に入り
『池袋駅』を経由し
『小竹向原駅』を過ぎたあたりから
電車は再び地上に出ます。
『東京』北部の近代的な街並みを見下ろすように
電車は高架線を軽快に走ります。
『小手指駅』を過ぎたあたりから
車窓は少しずつ
田園風景に変わってまいります。
ここまで、一本の路線で
来ることができるようになるとは
便利になったものでございます。
電車は『飯能駅』に到着
『JR線』に乗車しますと
扉の上に大きな路線図が掲げられており
『飯能駅』からもさらに路線が繋がっておりますが
鉄路はここで終わり
停止線の向こうには
『飯能』の街並みが広がっております。
『元町中華街駅』から
『みなとみらい線』
『東横線』
『副都心線』
『西武池袋線』を経由してたどり着いた
『飯能駅』は
この鉄路の事実上の終着点であると
初めて知った次第でございます。
秩父鉄道で西武秩父駅へ
電車を降りますと
ホームの向かい側には
なんとも味のある古風な電車が
停車しております。
『西武秩父鉄道』
人もまばらな車内に乗り込み
ボックス席に腰を落ち着かせれば
もはや旅行気分でございます。
列車から眺める風景は
奥深い山々と流れる清流
満開の桜があちこちで広がります。
都心から1時間足らずの場所に
このように魅力的な風景が広がっているとは
まさに驚きでございます。
おや、銀色のボディに
座席の腰近くまで広がる
大きな窓ガラス
レモンイエローの目にも鮮やかなシート
特急列車『ラビュー号が通過してゆきます。
球状のボンネットが
未来的でなんとかっこいいことでしょう。
この『ラビュー号』
『西武池袋駅』と『西武秩父駅』を
直通運転で結んでおります。
山間の静かで美しい景色を
各駅停車の車窓から
のんびりと眺めるのも魅力的ですが
近未来な特急列車の大きな車窓から眺める景色は
また違った印象があることでしょう。
秩父の市街地へ
山々に囲まれた景色が突然開き
『秩父市』の市街地が広がります。
奥深い山間部から
都市部に急に飛んできたかの如く
錯覚を覚えます。
車窓からは
標高1,000メートルを超える
『武公山』が
まるで覆いかぶさるように
迫って見えます。
山の中腹の石灰岩の採掘跡が
生々しい姿でございます。
『西武秩父駅』に到着いたしました。
西部秩父駅は温泉施設を併設
大手私鉄の駅としては、
『関東』の最北端・最西端に位置する
『西武秩父駅』
電車は3番線に到着し、
白木の壁が美しい階段を上り
改札口へ
大きくて立派な駅舎でございます。
左手奥には、『ちちぶみやげ市』があり
『秩父』の名産品がお店に並びます。
そのさらに奥には
『呑喰処 祭の宴』
フードコートがございます。
さて私達夫婦は
改札口を出まして
ロータリーに向かって左手に
駅舎にそって歩いてまいります。
『西武秩父駅前温泉・祭りの湯』
なんと立派な温泉施設でございましょう。
『秩父地区』の伝統的は『祭り』をコンセプトに
1階が受付とレストラン
2階が露天風呂・岩盤浴もある温泉施設となっております。
私達夫婦は、駅舎に沿ってさらに歩きます。
駅舎の終端から細い道を進みますと
踏切がございます。
踏切をわたり切ったところで
右手に進みますと
『御花畑駅』に到着いたします。
駅舎も、名前も
なんともかわいらしい
この『御花畑駅』は
『芝桜駅』とも言われ
『羽生駅』と『三峰口駅』を結ぶ
『秩父鉄道秩父本線』の駅でございます。
『西武秩父駅』からは
100メートル北に位置しますが
運賃上は、『西武秩父駅』と
同じ駅とみなされており
鉄路がつながっております。
『秩父鉄道秩父本線』
どんな列車が走っているのか?
踏切近くの路上で待ち伏せておりますと
来ました。
『東横線』の車両に
グリーンのストライプが施されております。
ここでも、かつての『東急』車両が
今でも活躍しております。