『バイカル湖』観光にあたり、宿泊先をどこにするか?
大いに悩むところでございます。
『バイカル湖』湖畔の町『リストヴィヤンカ』は
『イルクーツク』の南東70キロの地点に位置するため
バスで片道1時間半ぐらいかかります。
①『イルクーツク』にホテルをとって
『バイカル湖』までバスで行くか?
②『バイカル湖』まで行ってしまい
『リストヴィヤンカ』で宿泊するか?
私は是非②のプランをおすすめいたします。
『リストヴィヤンカ』には、湖畔に沿ってロッジが
たくさんございます。
木の温もりが感じられ
落ち着いた雰囲気のロッジは快適そのもの
お部屋にはトイレシャワールームがついております。
ロッジのご主人やご家族が、暖かいおもてなしをしてくださいますし
ダイニングでは、他のお客様と家族的な雰囲気の中で
『バイカル湖』やダーチャで採れた新鮮な食材を使った家庭料理を
味わうことができるのでございます。
湖畔からほど近い山間のロッジにて
『バイカル湖』ミニクルーズを堪能し
『リストビャンカ』の山間にある教会や
『日本人墓地』を参拝させていただいた私達は
バスに乗って、夕食が用意されているロッジへと向かいます。
『バイカル湖』湖畔の街『リストビャンカ』にきて
まだ24時間経っておりませぬが、ふたたび『イルクーツク』に戻り
深夜便で『ハバロフスク』に戻らねばなりませぬ。
『バイカル湖』湖畔は、すぐに山の斜面となっておりまして
たくさんのロッジが軒を連ねております。
バスは山の斜面にのびる道路を登り
とあるロッジの前に停車いたします。
バスを降り、門をくぐり
ロッジの脇の階段を登ってまいります。
階段の右手には、美しい『ダーチャ(農園)』が広がっております。
階段を登りきると、そこは広々としたテラス
『ダーチャ』の向こうに
『リストビャンカ』の山々が広がっております。
テラスでくつろいでおられた
美しいロシア人女性お二人が、
私達に椅子を並べてくださいました。
ありがとうございます。
ゆっくりと椅子に座り
ベランダから、目の前に広がる
花畑と菜園、彼方に連なる山々を眺めます。
名残惜しさが、思わずこみあげてまいります。
『バイカル湖』の東側の山林では
大規模な山火事が続いており
湖を渡って、風に乗って
ここまで煙がやってきているようで
景色が、煙っております、
相当、ひどい火事なのでしょう。
少々、焦げた臭いも、空気に混じっております。
バイカル湖のオームリとダーチャの新鮮な野菜
夕食の準備が整ったようでございます。
ベランダから、ダイニングに入り
席につきます。
まずは、バルチカ・ビールで乾杯いたします。
菜園で採れた、新鮮なお野菜
オームリのグリル
すっかり病みつきになった、黒パン
おいしいお料理を、たくさんいただきました。
『リストビャンカ』のロッジは
木のぬくもりと、スタッフの方々の
あたたかいおもてなしに
たいへん癒されます。
バイカル湖で採れた魚や
菜園でとれた野菜や果物
新鮮な食材で供されるお料理は
家庭的で、美味しゅうございます。
さて、『リストビャンカ』をあとに、
バスで『イルクーツク』に戻ります。
『バイカル湖』とも、いよいよお別れでございます。