『ルアンパバーン』のホテルは
皆趣のある木造のコテージタイプ
無機質な鉄筋コンクリートの高層ホテルなどは
ございませぬ。
中でも、由緒ある老舗のホテルが
『サラ・パバーン』でございます。
オーナーは建築家のシンラーソン氏
かつては『ラオス』初代大統領の住居であった建物を
ホテルとして改装したそうです。
通りを隔てれば、すぐ向こう側は
褐色のメコン川を見ることが
できるのでございます。
そしてホテルにチェックインしたら
まずは
遅めの夕食でございます。
『サラ・パバーン』を背にして
『メコン川』沿いの道路を
『メコン川』に向かって左手に歩き
最初の大通り(puncheon.Rd)を左に曲がり
右手にライトアップされた寺院を見ながら歩きますと
道の左手に『Blue Rangoon』の看板がございます。
看板が立っている路地を進みますと
カフェ『ブルーラグーン』に到着でございます。
この『ブルーラグーン』
落ち着いたオープンテラスで
『ラオス料理』を頂けます。
中でも『メコンフイッシュ』をバナナの葉っぱで
包んで蒸したお料理は絶品でございます。
小さな籠に入った『ラオス』のもち米ご飯
『カオニャオ』と一緒に
是非お召し上がりくださいませ。
ルアンパバーン国際空港から車で15分
飛行機は、『ルアンパバーン国際空港』に到着。
タラップを降り、滑走路から空港ビルまで歩きます。
真新しく、広々とした空港ビルでございます。
入国審査もスムーズに終わり
荷物を受け取り、ロビーを出ると
お向かえのワゴン車が来ております。
ワゴン車に乗り込み、夜の『ルアンパバーン』の
街を走ります。
鮮やかなイルミネーションに彩られた
賑やかな街でございます。
空港を出て15分ほど
『ルアンパバーン』の中心街に到着しました。
老舗ホテル『サラ・パバーン』
これから3日間お世話になる
『ホテル・サラ・パバーン』
貴族のお屋敷を改装した
老舗のホテルでございます。
美しい木造2階建ての母屋の
1階がフロントと、ラウンジになっております。
フロントには、若い男性従業員が数人
チェックインを済ませます。
娘は、男性従業員の皆さんと
早速仲良くなったようです。
娘は、母屋の2階の部屋へ
私達夫婦は、別棟の2階の部屋に
案内されます。
落ちついた雰囲気の、お部屋でございます。
テラスに出てみると
目の前の道路を隔て、木々に鮮やかなイルミネーションが
輝いております。
ホテルの前の道路の向こうが
『メコン川』でございますが、
暗くてよく見えません。
街へでて、どこかで晩御飯を・・・
娘が、私達の部屋にまいりました。
これより街に出て、どこかで
晩御飯をいただきます。
娘は、ガイドブックで見た
『カオソーイ』が食べたいと言います。
フロントの男性たちに
娘が英語で尋ねます。
「カオソーイが食べたいのだけれど
どこか、おすすめのお店はないかしら?」
フロントのお兄さん、地図を出し
「前の道を左に行って、最初の角を左に曲がって
さらに歩くと、道の左に
『ブルー・ラグーン』というお店があるよ。
その前あたりの屋台で、食べられるよ」
「ありがとう。行ってみるわ。」
ホテルを出て、イルミネーションが輝く
賑やかな街を歩きます。
最初の角を左に曲がり
まっすぐ歩いてまいります。
右手に、ライトアップされた
美しい寺院が建っております。
『ブルー・ラグーン』を探して
歩くうちに、大通りに出てしまいました。
通りの真ん中と、両側には、テントを張った
お店が並び、ライトで明々と照らされております。
『ルアン・パバーン』のナイトマーケットでございます。
ちょっと、行き過ぎたようで
また、来た道を戻ります。
『ブルー・ラグーン』の看板がありました。
お店は、狭い路地の向こうのようです。
行ってみましょう。
レストラン・カフェ『ブルー・ラグーン』にカオソーイは無い・・
おしゃれな門の向こうに
広々とした庭と、
由緒ある木造の建物がございます。
折角まいりましたので、
お店に入ってみましょう。
ボーイさんが、庭の一角のテーブルに
案内してくださいます。
回りには、お客様が何組かいらっしゃいます。
ヨーロッパや、アメリカの方が
多いようでございますランプの灯る、落ち着いた雰囲気のお庭
向こうに、ライトアップされた寺院が
浮かび上がります。
お値段は観光地価格だが日本に比べれば格安
恐る恐る、メニューを見ます。
キープの単位が大きいので
値段が高そうな感じがいたしますが
10000キープで、だいたい150円と考えますと
お手頃なお値段でございます。
カオソーイは、メニューにはありませんでしたが
まずは、ビアラオで乾杯でございます。。
一度食べれば病みつきになるラオス料理
ラビオリ、揚げ春巻き、サラダ
おしゃれで、たいへん美味しゅうございます。
そして、バナナの皮で蒸した『メコンフィッシュ』
葉っぱを開き、蒸した白身のお魚をいただきます。
上品で味わい深く、これは、病みつきになりそうな
おいしさでございます。
お腹いっぱい、いただきましたが
娘は、さらにデザートを注文
『ルアンパバーン』最初の夜を、ゆったりと
ゴージャスに過ごします。
お会計には、クレジットカードが使えまして
結局、3人でトータル5,000円も行きませんでした。
お値段お手頃でございます。
お店をあとに、先ほどのナイトマーケットに
戻ってまいります。
娘は、さまざまなフルーツが並ぶ屋台で
『スターフルーツ』のジュースを注文
ひとくち、味見をいたします。
その昔、娘が小学校4年生の頃
『シンガポール』の『オーチャード通り』のスタンドで
『スターフルーツ』のジュースを買ったことを、思い出します。
その時は、渋くて、あまり美味しくはなかったのですが、
この『スターフルーツ・ジュース』は
新鮮で濃厚でありながら、マイルドで
美味しゅうございます。
賑やかなナイトマーケットを眺めながら
ぶらぶらと、ホテルに戻るといたしましょう。