『バンコク』ー喪に服するアジアの大都市

2017年3月9日(木)

眩しいほどの光が差し込む

成田空港第二ターミナル
南ウイング44番搭乗口

バンコク行きタイ航空461便の搭乗を待ちます。

定刻まで1時間近くございますが
のんびりとシートに座り

行き交う人々や、窓の外の飛行機を
眺めますのも

旅ならではの贅沢でございます。

機長さんと、クルーの方々が

目の前を颯爽と通り過ぎ

機内へと向かわれました。

バンコク行きタイ航空461便は
定刻通り、成田空港を離陸

暖かな春の日差しにつつまれ

一路、南西に向かって飛び立ちます。

眼下に、成田空港が広がります。

東京湾上空を通過し、相模湾へ。

シートベルトのサインが消え

機内サービスがはじまるころ

窓の外には、美しい富士山の頂上が

間近に広がります。

「Oh! Mt.Fuji!It’s beautiful!!」

ワゴンを押して通りかかった
美しいCAさん

声をかけてくださいました。

シンファービールで、まずは乾杯!

おいしいお食事を、いただきます。

飛行機は、東シナ海上空を進み

台湾の東側を飛んでまいります。

『花蓮』-懐かしゅうございますな。

航路上の天気は、おおむね良好でございます。

ベトナム上空を過ぎ

7時間半のフライトを経て

定刻通り、スワンナブーム国際空港に
到着いたしました。

飛行機を降り、タラップに立った瞬間

熱気に包まれます。

真夏の太陽と風

バンコクの気温は摂氏34度

冬のヨコハマから着込んだシャツの下から
たちまち汗がにじんでまいります。

さまざまな国籍の人々で
ごった返すイミグレーションを抜け

荷物を受け取りにまいります。

ターンテーブルの前で
トランクが出て来るのを待ちます。

大きなスクリーンに、

プミポン前国王陛下のお写真が
映し出されております。

荷物を受け取り、空港ロビーで
今回のツアーの方々と
待ち合わせいたします。


それにしても、『スワンナブーム国際空港』は
たいへん広うございます。

現地ガイドの、フォンさんとお会いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォンさんは、50代ぐらいの男性の方。

背が高く、スマートな方でいらっしゃいます。

やはり、プミポン前国王陛下のご逝去にたいして
弔意をしめされておられるのでしょう。

黒いシャツをお召しです。

フォンさんに導かれ、広い空港ロビーを移動し、
駐車場にまいります。

黄色いタクシーが、たくさんおりますな。

お迎えのバスに乗り込み
バンコク市内へ出発いたします。

バンコクの高速道路

たいへん広く、立派でございます。

世界有数の、渋滞都市と伺っておりますが
いまは、順調でございます。

高速道路にも、プミポン前国王陛下のお写真と
お悔みの言葉が書かれた、看板が掲げられております。

国全体が、深い悲しみにつつまれていることが
私達にも、伝わってまいります。

バスは、高速道路を西へと進み

『チャドチャック公園』のあたりから北へと進み

『ドンムアン空港』の方角へと向かってまいります。

高速道路と並行して

建設中のBTSスカイトレインの線路と駅が
見えてまいります。

フォンさんのお話しによると
完成は7~8年後だそうです。

バスは高速道路を降り、一般道へと降りてまいります。

これから3日間お世話になる

『ラマ・ガーデンホテル』に、到着いたしました。

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