観光列車あめつちで鳥取駅から津山駅に行ってみた。


『鳥取県鳥取県』と『岡山県津山駅』を結ぶ

『観光列車あめつち』に

私達夫婦は乗車いたしました。

美しい濃紺の2輌編成の列車は

『日本海』に面した『鳥取県』から

険しい山岳地帯を越え

城下町『津山』へと至る

まさに魅力たっぷりでございます。

まるで『日本間』のような

白木のインテリアの車内では

地元ならではのお酒や軽食

『あめつち』関連グッズも

販売されております。

それでは

『観光列車あめつち』の旅

出発いたしましょう。

観光列車あめつち

朝の9時を少しまわった頃

人もまばらな

『鳥取駅』の改札口に入り

エスカレーターに乗って

ホームへと登ってまいります。

ホームに停車しているのは

美しい濃紺の2輌編成の列車

『あめつち』

でございます。

群青色の車体の下部には

『クロームシルバー』のストライプ

かつてこの地方に

『たたら場』が多く存在していたことから

『日本刀』をモチーフにした

デザインとなっております。

ボンネットへと走ってまいります。

車体正面の中央部には

『あめつち』

のエンブレムが輝いております。

『天地の初発のとき』

から始まる

『古事記』に由来するそうでございます。

『あめつち』は2000年

臨時観光列車として

『鳥取駅』から『出雲市駅』まで

運行されました。

その後人気が高まり

継続して運行されるようになりました。

『鳥取駅』から『倉吉駅』

『米子駅』

『松江駅』から『宍道湖』を臨みながら

『出雲市駅』へと至る旅路は

なんと魅力的でございますな。

しかし今回の私達の旅は

『鳥取駅』から『智頭駅』

『美作駅』を経て

『津山駅』へと至るコースでございます。

とくに私達夫婦は

『智頭駅』から『津山駅』まで

『因美線』は初めての路線で

たいへん楽しみでございます。

さて、車内に入りますと

木目調の美しいインテリアが

たいへん魅力的でございます。

『あめつち』は2両編成

定員59名

1号車30名

2号車29名という

ゆったりとした車内でございます。

1号車には化粧室

2号車には売店サービスカウンターが

ございます。

各号車

『津山』方向に向かって左手

(『日本海』側)は

4人掛けのテーブル席が2席

1人掛けのバーカウンター席が10席

右手(山側)には

2人掛けの席が6席ございます。

天井には

鮮やかな朱色と若草色の

『因州和紙』を使った装飾

テーブルやカウンター席には

『石州瓦』のコースター

壁には

『弓浜絣』

『倉吉絣』が

展示されております。

車内中央部の『日本海』側には

2輌目に至るデッキ側には

売店カウンターがあり

『あめつち』グッズや

軽食 コーヒー

お酒などが並びます。

私達夫婦は

贅沢にも4人掛けのボックス席に

2人で座ります。

テーブルには

焼き物のタイルがあしらわれており

たいへん高級感あふれる演出に

感動いたします。

いよいよ出発

ホームでは

駅員さんたちが

横断幕でお見送りしてくださいます。

ありがとうございます。

行ってまいります。

列車は『鳥取』市街地を抜け

『郡家駅』に到着

『若桜鉄道八頭号』が停車しております。

サービスカウンターで

『あめつち』限定

『どら焼きとコーヒー』のセットを

購入いたします。

これでワンコインは

たいへん嬉しゅうございますな。

しっとりと柔らかで

品のある甘さの

『どら焼き』と

香り高い『コーヒー』を頂けば

旅もいっそう

楽しくなってまいります。

のどかな田園風景を走り

やがて『智頭駅』に到着

ここから『因美線』に入ってまいります。

奥深い山岳地帯を

『あめつち』は進んでまいります。

ときおり

ざざざっ

という音がいたします。

鬱蒼とした森の木々の枝が

列車を擦る音でございます。

まるで『探検列車』

この奥深い山岳地帯は

『因美線』の大きな見どころでは

ございませんでしょうか?

森林を抜け『あめつち』は

『美作』の市街地へと

はいってまいります。

やがて終着駅

美しい城下町『津山駅』に到着いたします。