カトマンズからポカラへの飛行機は悪天候により遅れや運休の場合あり

『ネパールヒマラヤトレッキング7日間の旅』の2日目

私達夫婦は『カトマンズ』から
『ネパール』第二の都市『ポカラ』に飛行機で移動いたします。

『ネパール』の国内線でございますが
遅れや運休する場合が少なくございません 。

これは『ヒマラヤ山脈』の気象状況が
急変することに起因するものでございます。

出発地と目的地の気象条件が良好でも
第3の空港の天候が悪い場合には、飛行機は飛べませぬ。

離陸後に目的地の旅気象が急変した場合
第3の空港に緊急着陸する為でございます。

『カトマンズ』から『ポカラ』への便が運休となった場合
バスで陸路を7時間かけて移動することとなります。

幸いにして私達夫婦は
飛行機も予定通り運行し無事に『ポカラ』に向かうことができました。

さらに飛行機の窓から、
雲の上に連なる『アンナプルナ連邦』の雄大な景色を
見ることができたのでございます。

ふたたぶトリブバン国際空港へ

2016年4月29日(金)

私達夫婦は、ガイドのラジェスさんとともに
ふたたび『トリブバン国際空港』に
まいりました。

国内線で、ネパール第二の都市
『ポカラ』行きの飛行機に乗るのでございます。

人々でにぎわう国内線ターミナルで
チケットを入手し、荷物を預けます。

今回、私達が利用するのは
『ブッダ・エア』

ネパールでは、最も信頼性の高い

航空会社だといわれているそうでございます。

カトマンズから一路ポカラへ

出発ロビーからバスに乗り
飛行機まで移動いたします。

飛行機は、プロペラ機で
機内の座席は
AB-通路ーCDでございます。

『ジョムソン』や『ルクラ(テンジン・ヒラリー)』
に行くような、A-通路-Bのような
超小型機を想像していたのですが

意外と大きい飛行機でございます。

 

飛行機は、プロペラ機独特の振動とともに
『トリブバン国際空港』を離陸し
一路、西へと向かいます。

窓の外に『カトマンドゥ』の街が、広がります。

彼方にそびえるアンナプルナ連邦

飛行機居は上昇を続け
やがて雲の上へ

青空の下を、20分程飛んだ辺りで
左手の見ると

真っ白な『アンナプルナ連邦』が見えてまいります。

日本から、はるばるやってっ来た甲斐が
あったというものでございます。

やがて飛行機は、少しずつ高度を下げ
ポカラ空港に着陸いたしました。

『カトマンドゥ』から、予定通り30分で
『ポカラ』に到着できたことは
幸運でございました。

平地とはいえ、ポカラの標高は827メートル

視界不良、天候不良で
飛行機の遅延、欠航は日常茶飯事のようでございます。

もし飛行機が欠航した場合
『カトマンドゥ』から『ポカラ』までは

陸路をゆくしかございません。

その場合は、オンボロのバスで
悪路を6時間揺られるのだそうです。

ネパール第二の都市ポカラに到着

飛行機を降り、荷物を受け取り
『ポカラ空港』のゲートを出ると

お迎えのワゴン車が待っております。

ワゴン車にトランクを積み込み
これから3日間を過ごす
『ダンプス』を目指します。

『ポカラ』の街

静かな湖畔の街を想像しておりましたが
だいぶ賑やかでございます。

土煙を巻き上げ、行き交う乗用車やトラック

拡張中の、土がむき出しの歩道を歩く、大勢の人々

綺麗な制服に身を包んだ
高校生たちが、楽しそうに歩いております。

『ポカラ』には、私立学校が多く
周辺の村々から、、学生が登校してまいります。

学校で英語を学んだ彼らは、やがて
アメリカやオーストラリアに渡り
就職いたします。

そのお金をネパールの家族に送金します。

ネパール経済は、そうして得られた外資によって
成り立っているそうです。

外国で出た彼らは、そのまま定住し
ネパールに戻ってくることは
少ないのだとか。

帰国して、外国で得た知識、ノウハウを生かし
自国の発展に役立てれば、
ネパールは発展するのではないかと

ふと、そう思ったのでございます。

ポカラからダンプスへ

ワゴン車は『ポカラ』の街を抜け
ほとんど干上がった川沿いの道を
西に走り続けます。

やがて右折し、山道を登ってまいります。

まるで小麦粉のように細かい砂と
針山のように突き出た岩の路を

上下左右に揺られながら、
ワゴン車は走ってまいります。

山の下には、これまで走ってきた
川沿いの街が広がっております。

 

山道を登りきると、そこは
『ダンプス』の村でございます。

『アンナプルナ山系』へ
トレッキングする人々のための

ロッジが集まっております。

その一角にある、白い石の壁と
青い窓枠、朱色の屋根の建物が

『つきのいえ』でございます。

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