青島グランドホテルの大浴場と露天風呂は畳敷き



南国リゾート『宮崎県青島温泉』の老舗旅館
『青島グランドホテル』様に
私達夫婦は1泊2でお世話になりました。

目の前に広がる『日向灘』の美しく広大な海を眺めながらの露天風呂

郷土の食材をふんだんに使った
美味しいお料理の数々

落ち着いた雰囲気のお部屋と
心温まるおもてなしをいただき

心身共に癒され

元気をいただいた素晴らしい旅となりました。

オーシャンビューの贅沢な和室



『横浜駅』から電車と飛行機を乗り継ぎ
途中『宮崎空港』でゆっくりランチをいただき

『青島グランドホテル』に到着したのは
午後2時ちょっと前

チェックインの時間まで
ロビーのソファにすわり

雨に煙る松林と
その向こうに広がる海を眺めながら
くつろいでおりました。

まだチェックインの時刻には20分ほどありますが
フロントの方が呼びにきてくださって

準備ができたとのことで
手続きをさせていただきます。

この時
今日と明日使える『宮崎県』のクーポン券
1,000円券を10枚もいただきました。

これには、びっくりいたしました。

実は今回の旅行も
『go toトラベルキャンペーン』を使わせていただき
かなり安く来させて頂いております。

その上こんなにしていただいて
なんだかとても申し訳ないと感じたのですが

国からの援助ですので
使わなければそれも申し訳ないと思い直し

有り難く頂戴いたしました。



お部屋は6階

海に面した
落ち着いた雰囲気の和室でございます。

窓の外に一面に広がる
『日向灘』の絶景に

思わず『わあ、すごい』と声をあげてしまいます。



荷物をしまい
早速浴衣に着替えさせていただきます。



お茶とお菓子をいただき
まずはひと休み

ひと心地ついたところで
手拭いを持ち、地下1階の『大浴場』へ

畳の大浴場そして露天風呂

大きな正方形の湯船の周りは
なんと畳敷きでございます。

青く美しい畳の目は
足の感触も柔らかく
大変贅沢な気分になってまいります。

洗い場でサッと体を流し
正方形の湯船に
しずしずと身を沈めます。

お湯は熱すぎず、柔らかな感触でございます。

ほとんど透明で、サラサラしているなかに
微かなとろみがございます。

少し舐めてみましたが
ほとんど無味無臭です。

浸かっているうちに
体の芯から温まってまいります。

サッシの向こうに
ひと1人が入れる
四角い小さな露天風呂がございます。

海水を取り込んだ温背ということですが
ぬるい水のような低めの温度でございます。

大浴場で火照った体を冷ますには
ちょうど良いかも知れませぬ。

『大浴場』で温まった後
エレベーターで屋上の『露天風呂』にまいります。

『露天風呂』もすべて畳敷きです。

木の長方形の大きめの湯船が海側に

八角形の木のやや小さめの湯船が山側にございます。

どんよりとした薄暗い空に
小雨が降っておりまして
とても寒うございますので

急いで湯船へ

湯船に足をつけた瞬間

熱い!

私には少々温度が高うございますな。

少しずつお湯を手ですくって体にかけ
鳴らしてから少し浸かりますが

やはり熱い!

出ては入りを数回繰り返し
やっと湯船に浸かることができました。

雨に煙る水平線

目の前に広がる『日向灘』を眺めながら
熱めのお湯に身を委ね

火照った半身を湯から出し
小雨混じりの空気で冷まし

それを何度か繰り返します。

MRT宮崎放送

さて『露天風呂』でゆっくり旅の疲れを癒しまして
お部屋に戻り
家内と入浴を交代いたします。

椅子に座って窓の外に広がる『日向灘』を眺めます。



小雨模様の中
サーフィンをされている方々がおられます。

持参した小型ラジオ『TECSUN pl 505』で中波帯をダイヤルしてみます。

入りました。

『MRT宮崎放送』936kHz

旅行先のホテルでは
なかなかラジオの電波が受信できないことが多いのですが

今回はクリアに聞こえます。

『宮崎県』に関する情報番組

今や『ラジコ』などインターネットで聴くことが可能でございますが

やはりラジオから聴こえてくる音声は
心躍るものがございます。

おや、『宮崎県』在住で、今『神奈川県鎌倉市』に
お仕事で行かれているリスナーの方からの
お便りが紹介されています。

『g ot oトラベル』は気が引けて
お使いにならないのだとか

アナウンサーの方は
『国の政策で、訪問先の経済を豊かにさせるので
遠慮なくお使いになればいかが?』
と言っておられます。

私も同感でございます。

宮崎県の郷土料理

さて待望のお夕食

ホテル1階のお食事会場にまいります。

大広間の、山側のお席に案内していただきます。



『すみません、2名なのですが?』

と思わず中居さんに訊いてしまいます。

『はい、お二人様です。』

テーブルの上に並べられたお皿の数々

とても2人分とは思えないゴージャスさでございます。



『ヒデジビール』を注文し
まずは乾杯

湯上りの身体に染みこむようでございます。

まずは『前菜』としまして、『季節の和え物』

彩り美しく、一品一品味わって頂きます。

いつもおもうのでございますが

『前菜』には、特にシェフの想いや工夫が凝縮されて
込められておりますな。

『小鉢』は『アボカドのチーズ包み』
とろけるようなまろやかなお味でございます。

『チキン南蛮』
プリプリの鶏肉に爽やかな酸味が広がります。


『お刺身の三種盛り』
『日向灘』の新鮮なお刺身を頂きます。

ここで、やはり『焼酎』をお願いいたします。




暖かい『茶碗蒸し』

まろやかな『季節のお野菜の煮物』

とろけるような『宮崎牛の陶板焼き』

美味しいお肉
お魚
お野菜



『宮崎』のめぐみをふんだんに使ったお料理を
大変美味しく頂きます。

『ご飯』に『お吸い物』を頂き
お腹いっぱいでございますが

『デザート』は不思議と
ぺろりと頂いてしまいます。

お部屋に戻ると
すでにお布団を整えて頂いております。



横になってひと休み

あれだけお料理を頂きましても
不思議と胃もたれしませぬ。


1時間ほど休みまして
再び露天風呂へ

湯船に浸かりながら
『日向灘』の波の音を聴きながら

雨のあがった夜空を見上げます。

さて翌朝



こちらもスタミナたっぷりの『和朝食』



『焼き魚』に『卵焼き』


『渡り蟹のお味噌汁』


昨晩はあれだけ食べたのに


お櫃のごはんを全部いただきました。


ごちそうさまでした。

今日は『青島』を徒歩で巡り

午後の便で『羽田空港』に向かいます。