大草原から大都会へー経済急発展とカオスの街ウランバートル

『モンゴル』大草原8日間の旅も
終わりに近づいております。

一晩を過ごした砂漠のツーリストキャンプ『バヤンゴビ』を後に
『ウランバートル』へと戻ります。

急速な経済発展を遂げる『モンゴル』

『ウランバートル』の街は
至る所に建設中のビルが立ち並びます。

しかしながら、インフラ整備が追いつかない様子

所々、土がむき出しの道路には、夥しい数の車が渋滞し
その合間を縫って人々が道路を横断するさまは
見ているこちらが怖くなってまいります。

この活気に満ちた『カオス』の街の様子について
お話しさせてくださいませ。

どんよりとした雲が立ち込める空の下
大草原が、どこまでも続いております。

今日は、午前9時にキャンプを出発し
ウランバートルに向かう予定でございます。

『大草原』から『大都会』へ

ツーリストキャンプ『バヤンゴビ』のゲルで目を覚まします。

時刻は、朝の6時少し前。

真夏にもかかわらず
5度を下回る寒さの中。

綿入りの布団の中で
温もりに包まれております。

意を決して、暖かの布団から起きだし
洗面所で顔を洗い、ゲルの外へ。

どんよりとした雲が立ち込める空の下
大草原が、どこまでも続いております。

今日は、午前9時にキャンプを出発し
ウランバートルに向かう予定でございます。

身支度を整え、レストランゲルにまいります。

韓国からおいでの団体の方々は
出発がお早いのでしょうか?

すでに食事を終えられ
レストランゲルを後にされたご様子です。

朝ごはんは食べ慣れた『ブレックファスト』と『コーヒー』

朝ごはんは、皿に盛られた
ライスとキャベツ、そしてソーセージ。

いたって、普通のお食事でございます。

ゆっくりといただき
コーヒーで一息入れた後

自室ゲルに戻り、荷物をまとめます。

6日間の大草原の生活が、終わりました。

さよなら大草原

ワゴン車に荷物を詰め込み

ウランバートルを目指し、ひたすら
東へと進みます。

ドライバーさんは、来た時と同じように
舗装道路にあいた大穴を
器用によけてゆきます。

菜の花の咲き乱れる
黄色一面の地帯を過ぎ

ワゴンは、ふたたび
ウランバートル市内に
戻ってきたのでございます。

急速な発展を遂げる『ウランバートル』

大通りを埋め尽くす車の列を
人々が横断してゆきます。

まだ舗装されておらず
むき出しの土で
でこぼこになった歩道を

たくさんの人々が歩いておられます。

今だ整備が完了していないインフラをよそに
建築途中の高層ビルが
いたるところに立ち並びます。

すさまじい活気でございます。

まもなく、ワゴン車は、渋滞の列に。

目の前の踏切を
ディーゼル機関車に引かれた
貨物列車が通り過ぎてゆきます。

これが、あの『シベリア鉄道』なのですね。

いつまでも続く貨物列車が
ようやく過ぎ去ったところで

踏切を渡り、大通りから脇道へ。

土がむき出しの道路の脇には、
工事用の土の山が盛られています。

ここでも、車は列をなし
進む気配が、まるでございません。

これまで、大草原を疾走してきたことが
信じられない程、ノロノロ状態です。

おや、ここは、モンゴル国営放送の
放送局でしょうか?

ウランバートル市内に入り
1時間半程度、経過したでしょうか?

ワゴン車は、ようやく渋滞を脱出し

街角のレストランに到着いたしました。

大草原の旅から、無事に戻ってまいりましたな。

時刻を見れば、午後2時を過ぎております。

車に乗っていただけ

ではございますが

さすがに、お腹もペコペコです。

レストランのランチとビールはおいしい!!

まずは、ビールで乾杯いたしましょう。

おや、中ジョッキが2ドルちょっとですな!
これはありがたい。

運ばれてきた、ゴージャスな
ランチプレートを

ペロリと平らげてしまいました。

大草原が、すでに懐かしく感じられるほど

だんだんと、都会に戻ってまいりますな。

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