さよならロシア-シベリア鉄道とバイカル湖8日間の旅を振り返る

『シベリア鉄道で行くバイカル湖8日間の旅』もいよいよ最終日
『ハバロフスク』の街に別れを告げ
『日本』への帰途につきます。

この8日間の旅を振り替えって見たく存じます。

1 ハバロフスクの街

美しくドーム状の屋根や、パステルカラーの壁
繊細な彫刻の施された窓枠屋根や,手摺に彩られた建物が並ぶ街並みは
まさにメルヘンの世界

『ロシア』に対して抱いていた漠然としたイメージが
ガラリと変わりました。

大型船舶の行き交う広大な『アムール川』は
必見と申せましょう。

2 シベリア鉄道

『寝台特急』がほとんど姿を消してしまった『日本』

『シベリア鉄道』での旅は、どこか懐かしさを感じるものでございました。

三日三晩も列車の車内で過ごしましたのは、生まれてはじめてでございます。

『ロシア』の広大さを体感いたしました。

やはり体力的には、この辺りが限界・・・

もし『ウラジオストク』から『モスクワ』の全線に挑まれる場合は
途中『イルクーツク』で下車宿泊し

市内や『バイカル湖』を観光した後
再び列車に乗車できれば理想的でしょうか?。

3 イルクーツク

『アンガラ川』が蛇行しながら市の中心部を流れる街
『シベリアの巴里』といわれるだけあり

大変美しい街でございました。


『スパスカヤ寺院』や『ズメナンスキー寺院』など
歴史的建築物を真近で堪能いたしました。

4 バイカル湖

『シベリア鉄道』の車窓から そして湖畔の街『リストビャンカ』から
『シベリア』の秘境『バイカル湖』を思う存分体感いたしました。


それにいたしましても、その桁違いのスケールに
圧倒されっぱなしでございました。

5 出会った人々

『ウスチオルダ』で素敵な歌と演奏
踊りを披露してくださった歌劇団の皆様

『リストビャンカ』のロッジで
美味しくお料理で歓迎してくださった皆様

『アムール川』の公園で『三線』を弾いていた私に
笑顔で声をかけてくださったり、動画を撮って見せてくださった皆様

本当にありがとうございます。

お会いできて、嬉しゅうございます。

6 お食事

ホテルで頂きました『ロシア料理』は
本当に美味しゅうございました。

『リストビャンカ』で頂いた『オームリ』や
『ダーチャ』で採れた新鮮な食材を使ったお料理は忘れられませぬ。

2015年8月16日(日)

お世話になった

『インツーリスト・ホテル』とも
お別れでございます。

チェックアウトを済ませ
バスに乗り込みます。

 

空港への道すがら

市内の墓地に立ち寄ります。

入り口でお花を買い
門をくぐって、墓地へとまいります。

陽の光が眩しい中

ツアーでご一緒させていただいた
老紳士のハーモニカの音とともに献花し

 

この地で眠る、先輩方のご冥福を
お祈りいたしました。

 

 

さて、空港の出国審査ゲートで

ウラジミールさんとも、お別れでございます。

大変お世話になりました。

また、お会いできます事
楽しみにしております。

 

出国審査もまた、入国の時と同じく
各窓口、長蛇の列でございます。

 

少々、名残惜しい気もいたしますな。

 

無事に審査も終わり
上の階の待合室で
飛行機への搭乗時間を待ちます。

撮影禁止かと思ったのでございますが
白人の方々、写真を撮っておられますので

私も失礼して

滑走路の珍しい飛行機(アントノフでしょうか?)

壁に飾ってあった飛行機の写真を
カメラに収めさせていただきました。

『S7シベリア航空』成田便は

定刻通り『ハバロフスク空港』を離陸。

8日間のロシアへの旅も、まもなく終わりでございます。

広大な『アムール川』沿いの街『ハバロフスク』

『アンガラ川』沿いの街『イルクーツク』を自らの足で歩き

神秘の『バイカル湖』の広大な風景を網膜に焼付け
限りなく透明な湖水を手で感じ

『ウスチオルダ大草原』では、全身でモンゴル相撲バトルに挑戦

盛りだくさんの旅でございました。

 

『ハバロフスク』から『イルクーツク』までの
『シベリア鉄道』で過ごした3日間は

今や日本ではほとんど無くなってしまった
寝台列車、食堂車に心踊り、かつての日本の
古き良き時代の懐かしさに浸っておりました。

ロシアの方々は、皆様体格が立派で

一見少々無愛想ですが、とても親切な方ばかりです。
(ちょっとシャイな方々です)。

私達が垣間見たバイカル湖畔の街『リストビャンカ』から

船で北北東に進めば、ブリャートの人々の聖地『オリホン島』に至り

さらに湖を進めば
バイカル-アムール鉄道の駅『セヴェロバイカリスク』に到達します。

今回は『イルクーツク』で降りた『シベリア鉄道』も

さらに西へゆけば

『クラスノヤルスク』

『ノヴォシビリスク』

『オムスク』

『エカテリンブルグ』

『キーロフ』を経て

はるか『モスクワ』へと続いています

いつか訪れてみたいものでございますが

まずは日本に帰り、今回の旅の想い出を

一つ一つ作品にしていかなければなりません。

 

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