『玄界灘』に浮かぶ『壱岐』
東西14km
南北17kmと
ほぼ菱形をしたこの島には
大自然が創り出した奇跡のモニュメントが
様々な場所に展開し
訪れる私達を神秘の世界へと引き込んで行きます。
奇跡の島『壱岐』
老舗のホテル『ステラコート大安閣』様に
2晩ほどお世話になりまして
この島のモニュメントを探検いたします。
対馬から壱岐ヘ
フェリー『きずな』に乗船いたしまして
『対馬』の『厳原港』より
『壱岐』を目指し出航いたします。
フェリーターミナルでは
見送りの方々が手を振ってくださいます。
『対馬』
たった3時間ほどの滞在でしたが
大陸との文化交流によって育まれた
この島の独特の雰囲気を肌で感じることができました。
またいつの日か、ゆっくりと滞在して
『対馬』の魅力を探訪したいものでございます。
フェリー『きずな』はぐんぐんと沖合に進んで行き
複雑な海岸線から切り立った山々が連なる
『対馬』が
徐々に小さくなってまいります。
『厳原港』から『壱岐』の『郷ノ浦港』までは
フェリーでおよそ2時間
『玄界灘』は心なしか
やや波が荒いような気もいたしますが
特に船酔いするまでもなく
デッキで爽やかな海風に吹かれ
大海原を眺めておりますと
大変に心地よいものでございます。
壱岐に到着
フェリー『きずな』は
『壱岐』の『郷ノ浦港』に到着
『壱岐』は『福岡』と『対馬』を直線で結ぶと
そのほぼ中間点に位置する島
切り立った山々の連なる『対馬』とは対照的に
高い山でも100メートルぐらいの
平坦な島でございます。
フェリーから岸壁に降り立ちますと
ホテルの送迎バスが、私達を迎えてくださいます。
『郷ノ浦港』から送迎バスで数分
坂を少し上がったところにある
『ホテルステラコート大安閣』
送迎バスを降り
広々としたロビーのフロントで
チェックインを済ませ
お部屋に案内していただきます。
ゆったりとした畳のお部屋
窓の外には、郷ノ浦の街と
青々とした山の斜面が見えます。
荷物を置き、ほっと一息
お茶をいただいて、落ち着いたところで
浴衣に着替え
温泉をいただきましょう。
まずは大浴場から
たっぷりのお湯で汗を流したあと
ゆっくり湯船に浸かります。
大きな窓の外に広がる
大きな自然の岩を眺めながら
疲れた体を癒します。
そして、ユニークな露天風呂ヘ
『ホテルステラコート大安閣』の露天風呂は
『鬼の岩屋』と呼ばれる洞窟風呂
高さ3メートル
幅5メートル
奥行き5メートルぐらいの洞窟の中に湯船があり
浴槽の底には玉砂利が敷かれております。
湯船には、ジャクジーが設置されており
凝った体をほぐしてくれます。
洞窟の中で湯船に浸かっておりますと
何やら太古の昔からこの地に祀られている
神様にお会いできるような気がしてまいります。
お夕食は、玄界灘の豊かな海の幸を
ふんだんに使ったお造りやお寿司
実の引き締まった新鮮なお魚に
思わずお酒がすすみます。
そして『壱岐牛』のステーキ
これはもう、贅沢の極みでございます。
はるばる『玄界灘』を渡ってきた人のみが
味わえる
貴重なお料理の数々を
心ゆくまで堪能いたしました。