必見!大洗ホテル前から海岸を徒歩5分-磯浜灯柱と神磯の鳥居

『大洗ホテル』

お部屋から、大浴場から、
目の前に広がる太平洋を一望できる絶景のホテルでございます。

私達家族がここを訪れたのは3月の半ば

あいにくの荒天で、強い風と雨が降っておりましたが
一夜明けて雨は止みました。

ホテルのチェックアウトまでのひととき
思い切って外に出て海岸を歩いてみました。



強風と荒波の『大洗海岸』
ダイナミックで美しい光景に思わず息をのみます。

 磯浜灯柱

『大洗ホテル』の海岸の真正面に建つ『磯浜灯柱』



『灯台』ほどの規模は無い為『灯柱』なのでしょう。

縦に長い長方形の建物の上に円柱が立っており
頂上部にサーチライトが設置されております。

壁も、サーチライトへと続く梯子も
長年の風雨に晒され、だいぶ錆びついております。

この『磯浜灯柱』

竣工は昭和24年12月1日

昭和59年12月19日までの35年間、太平洋を照らし続け
沖を行く船舶の道しるべとしての役割を果たしてまいりました。

潮風に晒され老朽化しながらも、今なお波打際に立つその姿には
少なからず心を動かされるものがございます。

 神磯の鳥居

『太平洋』に向かって、左手に海岸線を歩いてまいりますと
約5分程で、沖の岩場に建つ鳥居が見えてまいります。



『神磯の鳥居』
『大洗磯前神社』の鳥居の一つでございます。

856年

塩作りをしていた人が、夜に海岸線に降り立つ二つの光を目撃します。

翌日その場所に行ってみると
大きな岩の周りを囲むようにに20個の岩が置かれておりました。

岩は僧侶の姿となり

『我は大己貴命(オオナムチノミコト)』
『我は少彦名命』(スクナヒコナノミコト)』
『我ら国造りを終え東の海に帰ったが、今また衆生救済の為この地に舞い降りた。』

と語ったと伝えられております。

これ以来、『大洗磯前神社』には『大己貴命』
『酒列磯前神社』には『少彦名命』が祀られるようになりました。

『神磯の鳥居』は、ふたりの神が降り立った場所として崇められております。



波荒い岩場の上に真東を向いて建つ鳥居は
神の国へのゲートとして、大変なパワースポットでございます。

何かを成し遂げんと志す際には、ここをお参りすることにより
どんなことがあっても乗り越えられるご利益があるそうです。



この『神磯の鳥居』
撮影スポットとしても人気がございますが
波荒い岩場とありまして、危険な場所でもございます。

撮影の際は岩場へは決して近寄らず
砂利の海岸もしくは海岸沿いの沿道からお願いいたします。

尚、『大洗磯前神社』をご参拝の後、お時間がございましたら
『ひたちなか市』にある『酒列磯前神社』に足を伸ばされご参拝頂きますと
『大己貴命』
『少彦名命』
ふたりの神様をご参拝されたことにより、御利益が倍増するそうでございます。



春の嵐に見舞われた『大洗海岸』

どんよりと垂れ込める黒い雲を

吹き飛ばそうとするかのごとく

吹き荒れる風と
岩にあたって砕け散る白い波しぶき

大自然のダイナミズムを
『切絵』で表現できるようになるまでには
長年の試行錯誤が必要でした。

小刀を使って黒い紙に彫刻を施してゆく技法
もともとは中国古来の庶民的な工芸技法ですが
この技法をベースに
『上野』や『鎌倉』で開催される公募展で
数々の賞を受賞し
『油彩』や『日本画』の作品群と並べられても

決して引けを取らない『切絵』の作品

これらの『切絵』の制作プロセスを
旅のエピソードを織り交ぜながらご案内する
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『極東切絵工房』で
私が長年培ってまいりました独自の技法を
すべてお見せいたします。

あなた様は、絵をお描きになりますか?

『油彩』でしょうか
『日本画』
それとも『リトグラフ』?

様々な表現方法で溢れかえる現代美術の渦中において
このようなことをお聴きするのは
ナンセンスかも知れませぬな。

たとえ表現技法は違いましても
構図の取り方や
デッサンの進め方
配色の仕方など

ひとつの参考例としまして
あなた様の創作活動に
より深みを加える情報源となりますことを
確信しております。

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