これぞ旅グルメ。地元スーパーでビールとお惣菜を調達しホテルのお部屋で乾杯

『お食事』は旅行の最も大きな醍醐味のひとつでございますな。

訪れる街のグルメ情報を色々と調べ

1日目はあのお店
2日目はこのレストラン

と、出掛ける前から計画するのは
大変楽しいものでございます。

しかし、実際に旅に出てみますと
朝昼晩と、ご馳走ばかり食べているため

旅の中盤以降は、いつもお腹がいっぱい
ということもございます。

現地の有名レストランを食べ歩く

というのも宜しゅうございますが

ここでひとつ

地元のスーパーマーケットやお店を廻り
お惣菜やビールを買い込んで

ホテルのお部屋で気楽に乾杯

というのも、なかなかよいものでございます。

地元の人々に混じってお買い物をすることで
親しみが湧いてまいりますし
思わぬ美味しいお惣菜に廻り会うこともしばしば

ホテルのお部屋の窓から見える景色や
地元テレビ番組(言葉はわかりませぬが)をつまみにビールとお惣菜をいただき

疲れたら、シャワーを浴びてベッドに横になる

なかなか気楽なものでございます。

春巻きとキンパ

『ユジノサハリンスク』2日目
『鉄道歴史博物館』や『ガガーリン公園』など
観光名所を徒歩で廻り
『パノラマホテル』に戻ってきたのは
夕方の5時ごろ

ガイドのイリーナさんに
もう少しお付き合いいただき
ホテルのすぐそばの
お店がたくさん入っている建物に行き
まずは『バルチカビール』を調達

ここにはお惣菜になりそうな
目ぼしいものが無かったので

一旦建物を出て
ホテルの前に並んでいる
コンテナ型のブースを見て回りました。

韓国風のファーストフードのブースがあり
ここで『春巻き』と『キンパ』を購入

お店のお兄さんとイリーナさん
何かお話しされています。

どうやら、共通のお友達がいらっしゃるようです。

お店のお兄さん
ペットボトルに入った『苔桃』のジュースを
おまけしてくださいました。

ありがとうございます。

ホテルの前でイリーナさんとお別れし
お部屋に戻ってシャワーを浴び

『バルチカビール』で乾杯

『春巻き』と『キンパ』
それに、朝ホテルのレストランで頂いたパン

これだけあれば、もう充分でございます。

暮れゆく窓の外には
美しいドームを持つ大聖堂が輝いております。

毛皮のコートを着たニシン

『ユジノサハリンスク』四日目の夜は
市内のショッピングセンターで買った
ビールとウオッカとお惣菜

『トナイチャ湖』へのドライブの後
ホテルに着く前に
ショッピングセンターに寄って頂き
イリーナさんに付き添っていただいて

お土産の袋菓子とともに
これらを調達しました。

地元の人々の生活の息遣いを
少し感じることができました。

『サハリン』で私達夫婦が病みつきになりましたのが
『セリョートカ ポト シューボエ』
『毛皮のコートを纏ったニシン』という意味のサラダ

一見、ラズベリーのチーズケーキかと思いますが

ニシンとサワークリームの上に
色鮮やかなビーツが乗った
とても爽やかでまろやかなお惣菜でございます。

ホテルのお部屋の窓から
暮れゆく空と街の灯りを眺めながら

『サハリン』で出会った人々に想いを馳せ
ウオッカとともに
美味しいお惣菜をいただきます。