ハバロフスク駅よりシベリア鉄道に乗車


1 デッサン

いつも通り、黒のラシャ紙の上に
裏面にデザインボンドをスプレーしたトレーシングペーパーを貼り
Bまたは2Bの鉛筆でデッサンします。

今回はデフォルトもアレンジも無く
ほぼ写真のままの構図で行けそうです。



2 カッティング

デスクマットを敷き、デッサンしたトレーシングペーパーとラシャ紙を上に置き
デザインカッターでカッティングします。

左側の車両戸口部分から切り始めます。
細かい不規則な四角を切って行き
客車のステンレスの質感を表現します。



ちょっと飛びまして、『アンナさん』の
目を細かい曲線で、髪の毛を
やや長い曲線で切って行きます。



きまぐれに飛んでしまい恐縮でございます。
左側の『ナスターシャさん』の目を細かい曲線で
顔は優雅で滑らかな曲線で
髪の毛を直線に近いやや長い曲線で切って行きます。

笑顔の感じがでてまいりました。

左手も、優雅でなめらかな曲線で切って行きます。



『アンナさん』の続きでございます。
髪の毛をやや長い曲線で、美しく編まれた感じを出します。

横顔は優雅でなめらかな曲線で慎重に切り進めます。

『ロシア』のご婦人、本当にお美しいですね。



『アンナさん』のジャケットをやや長い曲線で切ります。



中央の『セルゲイさん』の髪の毛を
短い曲線で
お顔を優雅でなめらかな曲線で慎重に切ります。



『アンナさん』の手を優雅でなめらかな長い曲線で切ります。



『セルゲイさん』のシャツを布の質感を意識しながら
やや長い曲線で切ります。



『ナスターシャさん』のシャツも
同様にやや長い曲線で切ります。



『ナスターシャさん』のスカートと
背景の客車の車輪の部分が切り終わりました。



左側の客車のタラップ部分を細かい不規則な四角で切ります。



同様に客車の外壁を細かい不規則な四角で切ります。





カッティングが終わりました。



ラシャ紙の上のトレーシングペーパーの剥がします。

ラシャ紙に付着した切り屑やトレーシングペーパーの破片を
ブラシやカッターの刃先で丁寧に除去します。

3 糊付け

カッティングした黒のラシャ紙をワトソン紙の上に置き
黒のラシャ紙の裏面にペインティングナイフで糊付けします。



4 彩色

いつものように太筆で、絵全体に水を塗り
糊を馴染ませます。

『パーマネントイエロー』で絵全体を塗り
ハイライトをつけます。



『ローアンバー』で影の部分を塗って行きます。


さらに『プルシアンブルー』で影をつけます。
アクセントが出てきました。

『セルゲイさん』のシャツに『マンガニーズブルー』を入れます。



人物の肌は『ヴァーミリオン』をさっと塗るくらいでよろしいでしょう。

『東洋人』の場合はさらに『イエローオーカー』を入れるのですが
『ロシア』の方々は色白なので、それはいたしませぬ。
髪の毛は『パーマネントイエロー』に『イエローオーカー』を少し重ねます。

唇に『パーマネントレッド』を入れます。

『セルゲイさん』のズボン
と『ナスターシャさん』のスカートは
『プルシアンブルー』
『アンナさん』の上着は『さくら色』
スカートは『ローアンバー』で塗り分けます。

背景の客車の赤のラインは『パーマネントレッド』
線路脇の雑草を『パーマネントグリーン』で塗り、完成です。