秩父でぜひ泊まりたいー小鹿野温泉梁山泊は隠れ家のような癒しの宿




『秩父小鹿野温泉』の老舗旅館
『梁山泊』様に
私達夫婦は、1泊2日でお世話になりました。

山間の静かな佇まいに建つお宿は
小さいながらも情緒たっぷり

日々の生活の忙しさに追われ
知らず知らずのあいだに
疲れてしまった私達を
暖かく迎え入れてくださり

癒しの温泉と
心のこもった美味しいお料理で
おもてなししてくださいます。




山間の静かなお宿

『梁山泊』様へは
『西武秩父駅』から車で20分ほど

前日までに予約をお願いすれば
車で送迎してくださいます。

『秩父』市街地を抜け
高台へと続く道を登ってまいります。


『秩父ミューズパーク』の桜が
見頃を迎えております。

たいへん綺麗でございます。

さらに10分ほど進みますと

果樹園が続く里山に

『梁山泊』様が見えてまいります。



玄関先のポールの上の
『龍』のモニュメントが
ユニークですな。

玄関をくぐりますと

昔ながらの落ち着いた雰囲気の
お宿でございます。




下駄箱でスリッパに履き替え

チェックインを済ませて
お部屋に案内していただきます。

階段を登って2階に上がり
ドアを開けますと

小ぶりながら
雰囲気のあるお部屋でございます。



早春の穏やかな日差しが
窓から差し込み

窓の外に広がる果樹園のあちこちに咲く
梅の花がたいへん綺麗です。

荷物を下ろし

浴衣に着替えて
お茶を一服頂きます。

ひと心地ついたところで
お風呂を頂きましょう。

階段を降りて
左手に伸びる廊下を行くと
別棟に到着

大浴場です。

落ち着いたベージュ色のタイルに
優しく響くお湯の音

湯船の向こうの大きなガラス窓から
露天風呂が見えます。

桶でサッと体を流し

静々と湯船に身を沈めます。

お湯は熱すぎず
じんわりと体が暖かくなってまいります。

少し体が火照ってきたところで

浴場横の扉を開け
露天風呂へ

檜の屋根がたいへん立派な
美しい岩風呂でございます。

露天風呂から眺める
のどかな里山の風景

竹藪の向こうから
川のせせらぎと
小鳥の囀りが聴こえてまいります。

極楽ですな?

秩父の旬のお料理

待望のお夕食は

嬉しいお部屋でのお食事です。


御膳に並んだ
豪華なお皿や小鉢たち

びっくりでございます。



まずは、冷えた生ビールで乾杯

温泉上がりのぽかぽかの体に
染み渡ります。



彩豊かな前菜
素朴ながらも、味がしみわたります。


新鮮なお刺身

ここはやはり、冷酒をいただきましょう。


『梁山泊』

お宿限定の貴重な逸品

すっきりとした飲みごたえに

お箸もすすみます。

山菜とワカサギの揚げ物
かわいらしいコロッケ
サクサクでございます。



お豆腐と海老・山菜のたっぷり入った
つみれ汁

思わず、ほっこりとする
やさしいお味でございます。


香ばしい、『おこわ』



なんと、お蕎麦が出てまいりました。

さわやかに、つるつるっと頂きます。
ああ、幸せでございます。

ごちそうさまでした。

星空のツアー



夜9時からは
旅館のスタッフの方が
マイクロバスを出してくださり

『秩父ミューズパーク』まで
星空のツアーをしてくださいます。

『秩父ミューズパーク』から見下ろす
『秩父』の夜景は
本当に美しい

目の前に黒いシルエットとなり
聳え立つ『武甲山』は

太古の昔から
『太平洋プレート』に押されて
『ハワイ』からやってきたのだとか。

『武甲山』のさらに上を見上げれば
満天の星空が広がります。

『北斗七星』を見たのは
何年ぶりでしょうか?

なじみぶかい
『オリオン座』

これだけたくさんの星々が輝いていても

わかるものでございます。

真上を真っ直ぐ見上げれば

ありました。『北極星』

これほど星空をじっくりと見上げたのは

『モンゴル』以来かも知れませぬ。

遠くへ行かなくとも

都心からほど近い場所でも

星空スポットは
けっこうあるのかも知れませぬ。


お朝食は1階の食堂で

個々のお席が仕切られており
半個室となっております。


スタミナたっぷりの
美味しいお食事


朝からご飯を
おかわりしてしまいます。

『秩父小鹿野温泉郷』

通勤圏から少し足を伸ばしてみれば

美しい里山が広がる町を
楽しむ旅ができます。

『梁山泊』様

癒しの温泉宿を
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?