サフィール踊り子はサルーンのような豪華観光列車

マリナーグリーンにホワイトのストライプ
シックで高級感あふれるカラーリングが
魅力的な
『サフィール踊り子』

『東京駅』と『伊豆急下田駅』を結ぶ
人気の観光列車に乗車してみました。

外見からは
どちらかというと小ぶりな印象とは裏腹に

車内は広々として開放感があり

車窓に広がる『伊豆半島』の景色の魅力を
さらに美しく演出してくれます。

1時間半の乗車時間は
短くてもったいない

もっと乗っていたい列車でございます。


横浜駅11時24分発

私達夫婦は

『伊豆今井浜』への一泊旅行のため

『横浜駅』から『河津駅』まで
『サフィール踊り子1号』に乗車いたします。

アルミ色の車体に
グリーンとオレンジのストライプの
普通列車が行き交う『横浜駅』
ホーム6番線にて
『サフィール踊り子1号』を待ちます。

やってまいりました。

マリナーグリーンに
ホワイトのストライプが眩しい
『サフィール踊り子1号』

減速しながらホームに入線

ゆっくりと停車しドアが開き
車内に乗り込むます。

木目調の広々としたデッキから
キャビンに入り

思わずびっくり

まるでガラス張りのような客室

大きな窓の上に
さらに左右に天窓があり

空が見えます。

客席は、『伊豆急下田駅』方面に向かって
左手(海側)に2席
通路を挟んで
右手(山側)に1席

席数が少ない分
車内が広々としております。

私達夫婦は
1番後ろの左手2席に着席

荷物を網棚に上げて
折りたたみテーブルに
お弁当とビールを置いたときには

すでに列車は走り出しておりました。

座席はまるでファーストクラスのよう

ゆったりとした背もたれ
ボタンでふくらはぎの下の部分が
上がってきて

足を伸ばせます。

ほっとひと息ついて
周りを見渡します。

シンプルながら
広々とした明るい車内

天窓の向こうに広がる空

開放感あふれるインテリアでございます。

『戸塚』
『大船』
『藤沢』

馴染みのある風景が
車窓に広がります。

ビールとお弁当をいただきまして
少し休んだあとは

車内を探検させていただきます。

私達夫婦が乗車しておりますのは

7号車最後尾の海側2座席

通路をゆき先頭車両の方向に
進んでまいります。

6号車、5号車は
7号車と同様

海側2座席山側1座席のキャビン

4号車は、
予約制のカフェになっております。

この次の予約は
約1時間後

終点近くとなってしまいますので
予約は断念

もしカフェをご利用になる際は
あらかじめ列車にご乗車になる前に

予約をされた方が
宜しくかと存じます。

3号車と2号車は
なんとコンパートメント

海側に窓が広がる
個室でございます。

この日も
ご家族連れがたくさん
いらっしゃいました。

私達が探検できますのも
ここ2号車まで

1号車は
プレミアム車両となっております。

ここで、引き返すといたしましょう。

列車は『小田原駅』を出て
『熱海』駅を過ぎ

右手には『初島』

その向こうには『伊豆大島』が
見えてまいります。

懐かしい『元町港』と
『おはちまわり』をした
『三原山』の噴火口が
蘇ってまいります。

『利島』

かつて『おはちまわり』をしたとき
眼下に広がる『太平洋』にうかぶ
美しい島を

今日は車窓から眺めております。

列車は『伊豆半島』の
東海岸をゆっくり進みます。

まもなく『河津』

『横浜駅』から1時間半足らずの
豪華列車の旅も

まもなく終わります。