『佐賀県嬉野温泉』より『長崎県長崎市』への旅の途中
折角『佐賀県』に足を運ばせていただきましたので
風光明媚で名高い『唐津』に立ち寄りたいと思い立ち
列車を乗り継いで『唐津駅』に到着しましたのが12時6分
折り返しの『佐賀駅』行きの列車が14時47分
僅か2時間41分という短い時間で
『唐津』の見どころを精一杯満喫したく存じます。
まずは『唐津駅』から海岸方向に歩き『旧唐津銀行』を見学
さらに海岸へと歩き、『唐津城』を公園から見学
駅方向へと戻る道すがら『高取邸』をこちらも門の外から見学
商店街に差し掛かり『さかな屋さん』で
ボリュームたっぷりの新鮮な『海鮮丼』を頂いた後
駅に戻るというコースを辿りました。
『唐津城天守閣』からの『虹の松原』も
『呼子の烏賊』も体験できませぬでしたが
それはまた、次の機会に・・・
2時間41分で唐津をスピード堪能いたしました。
旧唐津銀行から唐津城へ
『佐賀県』は南の由緒ある温泉郷『嬉野温泉』より、
『長崎』へ向かう旅の途中
折角『佐賀県』にお邪魔させていただいたのです
このさい、『唐津』を是非一度、訪れたいと思い立ち
列車を乗り継いで、ここまで参った次第でございます。
近代西洋建築の生みの親ともいえる
唐津出身の『辰野金吾』さんのお弟子さん
『田中 実』さんが設計した、美しい『旧唐津銀行』を訪れた後
私達夫婦は、美しい城下町を歩き
『唐津湾』に出たのでございます。
目の前に広がる『玄界灘』と
美しい砂浜
海に突き出るような『満島山』の頂上に
『唐津城』が建っております。
『唐津城』
別名『海城』といわれるように
まるで海の上に立っているかのようでございます。
また、『満島山』の左右の松原は
鶴が羽をひろげたように見える為
『舞鶴城』ともいわれるのでございます。
松原を歩き、『舞鶴公園』へと近づくにつれ
『唐津城』が目の前に迫ってまいります。
『唐津城』の天守閣は、実は昭和になってから
造られたものだそうで
有料となりますが、エレベータで登れるそうでございます。
天守閣からは、『虹の松原』が見渡せるそうですが
今日は列車の時間の都合上、ここまででございます。
『虹の松原』も『呼子の烏賊』も
この次に『唐津』を訪れたときの
お楽しみとして、とっておくことといたしましょう。
さて、『舞鶴公園』を出て、『唐津駅』に戻ります。
道すがら、『高取邸』の外観を眺めさせていただきます。
ここは、明治時代に、炭鉱主としてこの地に君臨した
『高取伊好』の邸宅でございます。
近代的な和風建築の重要性が認められ
現在は、有料で公開されております。
こちらも、時間の関係で、外から眺めるのみと
なってしまいましたな。
『さかな屋さん』の海鮮丼はボリュームたっぷり!!
そろそろ、お腹が空いてまいりました。
お目当ては、商店街の中ほどにある、その名も
『さかな屋』さん
店頭には、新鮮な魚介類がたくさん並んでおります。
午後1時半を過ぎておりましたが
お店に入り、女将さんに、思い切って
『お食事、できますか?』
と聞いてみます。
『海鮮丼なら、できますよ』
ああよかった!
早速、奥のお座敷にお邪魔いたします。
お店の中にある大きな生け簀の裏には
焼酎のボトルが、ずらりと並ぶ棚がおかれております。
夜になりますと、美味しいお魚を頂きながら
焼酎を楽しむお客さんで、にぎわう様子が
目に見えるようでございます。
ああ、うらやましい・・・
壁に飾られた『唐津くんち』の写真や
ずらりと並んだ焼酎のボトルに書かれた
思い思いのサインを眺めつつ、待つことしばし。
新鮮なお魚がてんこ盛りの
『海鮮丼』が出てまいりました。
マグロ、はまち、烏賊・・・
お醤油をちょっと滴らし、一口。
んまいっ!!新鮮でプリプリ
種類豊富なおさしみを、無言になりながらいただきます。
小鉢の甘露煮も絶品でございます。
思い切って唐津にきて、本当に良うございました。
新鮮なお魚をたくさんいただき
お腹もいっぱいになったところで
『唐津駅』へと歩いてまいります。
ころより、『佐賀駅』にもどり、さらに
『長崎駅』を目指します。