『特急リゾートしらかみ1号』で
『鯵ヶ沢』から『新青森』までまいります。
『日本海』沿岸部を離れ
列車は内陸部へと走ってまいりますが
車窓の右手には『岩木山』
左手には青々と輝く『津軽平野』が広がる
素晴らしい景観が続きます。
もちろん、途中下車はできませぬでしたが
この沿線にも、個性的な駅や見どころが
たくさんございます。
各駅の到着時刻と見どころを
ご案内させて頂きます。
鯵ヶ沢 11:44
一晩お世話になりました『鯵ヶ沢』の街とも
お別れでございます。
『日本海』に沈む夕日を眺めながらの温泉
豊富な海の幸、山の幸を使ったお料理の数々
大変、堪能させて頂きました。
ホームに『特急リゾートしらかみ1号』が
入線してまいります。
2日目ともなると
もはや慣れ親しんだ車両
列車に乗り込み『新青森』を目指します。
陸奥森田 11:56
駅から徒歩5分
『森田温泉』という小さな温泉がございます。
『重曹と炭酸の薬湯』だそうで
お湯に浸かるとしゅわしゅわするのだとか。
ぜひ一度訪れてみたいものでございます。
木造 12:01
『もくぞう』ではなく『きづくり』と読みます。
三階建てぐらいの駅舎の壁一面に
巨大な『土偶』のモニュメントが設置されております。
このあたりで出土した『遮光気土偶』をモチーフにした
『シャコちゃん』
巨大な目を点滅させて
列車の到着を知らせる
『いらっしゃいビーム』を発射します。
この『木造駅』
『東北の駅百選』にも選ばれております。
五所川原 12:08
『津軽中里』までの20.7kmを結ぶ
『津軽鉄道』の始発駅
12月1日から3月31日まで、『ストーブ列車』が運行されます。
おや、3号車のイベントスペースで
『津軽三味線』のライブが始まりました。
この模様は、各車両前方に設置されたモニターでもご覧いただけます。
陸奥鶴田 12:16
『むつつるだ』と読みます。
駅舎は、鶴が羽を広げたような
ユニークなデザイン
『津軽富士見湖』に架かる『鶴の舞橋』は
『青森県』産の『ひば』を使用した
全長300メートルの太鼓橋でございます。
『陸奥鶴田駅』からタクシーで10分ほどで
行くことができます。
板柳 12:24
『津軽平野』のほぼ真ん中
『岩木川』の水運で発展した街でございます。
藤崎 12:31
『りんご』の有名ブランド『ふじ』発祥の地
『ふじ』は蜜が甘く、酸味との絶妙なハーモニーは
国内外で大人気でございますな。
川部 12:35
『奥羽本線』と『五能線』が乗り入れる駅
この駅で6分ほど停車した後
列車はスイッチバック方式で
進行方向逆に走ってまいります。
弘前 12:48
『青森市』『八戸市』に続く
人口31万人の都市
『弘前藩』の城下町として発展してまいりました。
駅のホームには、一眼レフを構えた
鉄道マニアの方々がたくさん
列車はまたもや方向を変えて走り出します。
先ほどの『川部駅』を通り過ぎて行きます。
少し変な感じがいたします。
新青森 13:21
在来線のホームの上には
『新幹線』の立派な高架が交差しております。
ここより、『北海道新幹線はやぶさ』に乗りまして
『東京』を目指します。