明日葉の天婦羅にホクホク魚!三原山山頂口のグルメと元町港の温泉リゾート

霧雨の舞う寒々とした『三原山火口』の手前付近
『カルデラ』を一周する『お鉢周り』を断念。

『三原神社』より元来た道を引き返します。

歌之茶屋で伊豆大島ならではのお料理を頂く

溶岩の石ころが転がる砂利道を過ぎ
足元も楽なアスファルト道路に戻り
登山道をジグザグに降りてまいります。

傾斜が緩やかになり、ほぼ平地となった辺りで
雨風が止み徐々に霧が晴れてまいりました。

目の前に広がる溶岩の原野

とても『島』とは思えないほどの広大なマグマの原野
その姿を見せてくれたのでございます。

『三原山山頂口』にたどり着き
『歌乃茶屋』でお食事をいただきます。

暖かいごはんとお味噌汁

明日葉や海老の天ぷら

身がぷりぷりの焼き魚

お蕎麦

『伊豆大島』ならではの美味しいお料理
荒天の『三原山山頂付近』より戻り
冷えきった体を温めてくれるのでございます。

ふと窓の外を見れば、霧はすっかり晴れ
山の斜面のはるか下方に
波打つ海が見えます。

今更ながら、随分と高い所にいることに
気づいた次第でございます。

元町港の湯ったり温泉リゾート

再びバスに乗り込み『三原山山頂口』を後にいたします。

目指すは『元町港』にある
『御神火温泉愛らんどセンター』

私達観光客だけではなく
地元の方々も訪れる温泉施設でございます。

温泉は『露天風呂』こそございませんが
大変広く、『サウナ』『ジャグジー』『打たれ湯』もございます。

人々で賑わう温泉の浴室

湯船の端にゆっくりと身を沈め
冷えた体を温め
疲れた足をほぐします。

高い所に天井を見上げ
大きな窓から見える『伊豆大島』の海を眺めます。

温泉で温まり、疲れを癒した後は
広い畳敷きの休憩所で一休み

食堂も兼ねておりますので
食券を購入しますと
座ったテーブルまでお料理や飲み物を運んでくださいます。

おや、『生ビール』がなんと350円
なんと有り難い
早速購入し家内と乾杯いたします。

湯上りの『生ビール』
体の隅々にまで染み渡ります。

一休みしたところで
『御神火温泉愛らんどセンター』の外へ出てみます。

『元町港』から見上げる『三原山』

まるで迫ってくるように
高く雄大でございます。

昭和61年の『三原山大噴火』の際に
山頂に立ち上がる火柱が

あのテレビ塔の鉄骨のシルエットを
黒々と浮かぶ上がらせていた中継映像を
今でも鮮明に覚えております。

再びバスに乗り込み
『元町港』に分かれを告げ
再び『岡田港』へ

『フェリーターミナル』でお土産を購入し
岸壁近くで営業されているワゴン車のカフェで
『コーヒー』を購入いたします。

この『コーヒー』
大変香り高く、美味しゅうございます。

再び『ジェットフォイル』に乗り込み
『伊豆大島』に別れを告げ

『江ノ島』に到着しましたのが
午後4時過ぎ

『伊豆大島三原山』への日帰りの船旅
短い時間ではございましたが
見所満載の旅でした。

この次は是非一泊し
もう少しゆっくりと温泉につかり
『伊豆大島』のあちこちを巡りたいものでございます。

その時は『三原山』の火口も
姿を見せてくれるでしょうか?

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