名鉄名古屋駅から伊勢湾沿い内海駅まで特急で旅気分の1時間

『名鉄名古屋駅』から
『内海駅』まで

憧れの特急電車で行ってみました。

16時11分に『名鉄名古屋駅』を出発し
17時09分に『内海駅』に到着いたします。

師走の初旬

冬の陽が傾き始めた
『名古屋』の街を通り抜け

暮色に染まるベッドタウンを
遠くにみながら

景色はやがて山々には変わり

陽の沈む湾岸沿いを走り

終着駅に到着した時には

すっかり夜になっておりました。

名鉄名古屋駅3番ホームから乗車

『名鉄名古屋駅』は

と申し上げるよりも

『名鉄線』の路線図は

私達夫婦のように
他県から来た人にとっては

少々難解な気がいたします。

まずは路線図のどこに
『名古屋駅』があるのか

見慣れないと
ちょっとわからない気がいたします。

それはそれといたしまして

地下の窓口で切符と特急券を購入し
ホームへの階段を上がります。

4番線にまいりました。

幸いなことに
コンビニがございます。

ここでビールを調達できました。

『内海』方面の特急乗り場は
お隣3番線

ホーム階段を渡ってまいります。

私達の乗る2号車の乗車位置で
列車の到着を待ちます。

駅構内に、ひっきりなしに
到着し発車する電車

人々でごった返すホーム

ふと足元を見ると

ホームの縁が木材で造られております。

これは珍しいですな。

やってまいりました。

『内海』行き特急電車

赤と白の車体のファンタジックな車体
『2000系』車両でございます。

先頭車両は
パノラマカーになっております。

私達夫婦は2号車に乗り込み
網棚に荷物を置いて

座席にほっとひと息

走りはじめました。

地下の駅構内から
冬の陽が傾きはじめた
『名古屋』の街へと
列車は進んでまいります。

ビル群が立ち並び
高速道路が交差する景色を眺めつつ
まずはビールで乾杯

列車の到着を待つ人々が並ぶ
『金山駅』

人々で賑わう『神宮前駅』を通り過ぎ
特急電車は南へと走ります。

西陽に浮かぶ高架線のシルエット

閑静な住宅街を過ぎ

やがて『富貴駅』に到着

ここから

『河和線』と『知多新線』に
それぞれ分岐いたします。

ここからは単線に

私達夫婦の乗る
『内海駅』行きの列車は

『富貴駅』の分岐点から
左の路線へ

『知多半島』の西海岸側へと
向かいます。

日もだいぶ暮れてまいりました。

『伊勢湾』の向こうに
『三重県』の街の灯りが
瞬きます。

まもなく『内海駅』

身支度をしたあと
僅かな時間ですが
先頭車両にいってみましょう。

自動ドアが開くと
ステップになっており

それを上がると

まるでシアターのような
展望席が広がります。

正面に広がるのは
日も沈んで闇にとざされた山々と
進行方向に見える
信号機の灯りのみ

『内海駅』に到着いたしました。