若桜線のリゾート列車はレトロ感あふれる魅力の電車



『鳥取県』の『若桜駅』と『群家駅』の

約19.2キロの距離を結ぶ『若桜線』には

3台のリゾート列車が運行されております。

コバルトブルーの『昭和号』

ロイヤルレッドの『八頭号』

ディープグリーンの『若桜号』

私達夫婦は、『八頭号』に乗り

『若桜駅』から『郡家駅』まで

旅をすることができました。

短いながらも

魅力満載の旅の様子を

お伝えいたします。

若桜駅は美しい木造の駅舎

 

この度、私達夫婦は

『クラブツーリズム』様の

『あめつち-SAKU美SAKU楽でゆく観光列車ツアー』に参加いたしました。

行程は

〈1日目〉
新横浜駅
↓JR新幹線
姫路駅
↓智頭急行
智頭駅
↓バス
若桜駅
↓若桜線
郡家駅
↓バス
鳥取砂丘
↓バス
鳥取駅ホテルニューオータニ
(宿泊)
〈2日目〉
鳥取駅
↓特別列車あめつち
津山駅
↓特別列車SAKU楽SAKU楽
岡山駅
↓JR新幹線
新横浜駅

でございます。

ツアーに参加されたのは

私達夫婦を含め
15名の方々でしたが

女性も男性も

高齢の方も若い方も

1人で参加される方がほとんどで

物静かに車窓を眺めたり

高性能の一眼レフで写真を撮られたりと

これは、筋金入りの鉄の方々と

密かにお見受けした次第でございます。

寄木細工のような若桜駅の駅舎

 

さて『智頭駅』からバスで約30分

『若桜駅』に到着いたします。

駅舎は小さいながらも

堂々とした木造平家

中に入ってビックリ

まるで『寄せ木細工』のような

細かい木の内装

改札口の左手には

『わかさカフェretro 』があります。

 

こちらでは『若桜線』関連グッズも販売されております。

 

まもなく出発時刻

ホームに停車している

『ブライトレッド』に

『ゴールド』のストラップが美しい

『八頭号』に乗車いたします。

車内は、白木を思わせる

木目調のインテリア



キャビンアテンダントさんと

スタッフの方々が

出迎えてくださいます。

 

車内中央には

対面式のテーブル席

車内前後には

ベンチ式の座席がございます。

私達夫婦は、対面式のテーブル席に

座ります。

 

いよいよ『八頭号』出発でございます。

夏の暑い日差しの下

青い空と美しい野原の中を

列車はゴトゴトと走ります。

丹比駅(たんぴ)

 

『日本』で唯一「ぴ」で終わる駅名

駅舎には美容室もあるそうです。

この駅のホームには

大きな金庫がありまして

2022年1月22日に放映された

『所さんのそこんトコロよろしく』で

開かずの金庫を職人さんが

4時間をかけて解錠されたものです。

徳丸駅

 

この『八頭号』をデザインされた

『水戸岡鋭治』氏が

駅舎をデザインされました。

 

さて車内では、『若狭鉄道』のグッズが
販売されております。

私は、『若狭鉄道』のバッチを購入いたしました。

八東駅(はっとう)

 

対向式のホームで

上下列車のすれ違い駅

かつては貨物輸送の拠点で

構内には年代ものの貨車や

ラッセル車が展示されております。

安部駅(あべ)

駅舎が床屋さんと一体となっており

床屋さんのご主人が駅長さんを

兼務されているそうです。

床屋さんがお休みのときは

無人駅となります。

隼駅

毎年8月8日に開催される

『隼まつり』では

全国からライダー達がこの地に集結し

ステージや出店が出て

盛大なイベントになるそうです。

因幡船岡駅

駅構内に縫製工場がある

たいへん珍しい駅でございます。

八頭高校前駅

名門『鳥取県立八頭高等学校』の

最寄り駅

生徒さん達の通学の足として

『若桜鉄道』は重要な役割を果たしています。

郡家駅

『若桜鉄道』と『JR因幡美線』が乗り入れる駅

駅舎は『ぷらっとぴあ-やず』

というコミュニティ施設となっております。

『鳥取県』産の木材と

美しい窓ガラスで建てられた駅舎には

観光案内所やコンビニなど

憩いの場所となっております。

『若桜駅』から『郡家駅』まで

リゾート列車『八頭号』での旅

僅か30分ほどの

あっという間の鉄旅でしたが

レトロ感あふれる車内から

車窓に広がる山々や梨園

個性あふれる駅の数々

たいへん中身の濃い旅でございました。

是非一度

『若桜鉄道』にご乗車くださいませ。















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