阿妹茶楼のある九分の街の中心部へ人込みを避けて楽にゆく道は?

『台北』から『九分』行きのバスに乗り約1時間

『九分』のバス停で下車し
『セブンイレブン』脇の入り口から
街の中心地へと歩くのが一般的かと存じますが
何分にも人々でごった返す細い道

『九分』の街の中心地へ、比較的スムーズにアプローチできる道がございます。

バス停を通り過ぎ、道路をもう少し上がって行きますと右手に
恋愛成就の神様として名高い『霞海城煌楼』が見えてまいります。

ここで下車し、寺院の脇の道を歩きます。

平坦で人もまばらな道
途中『景観平台』のガジュマルの木陰から『基隆湾』を一望し
さらに歩を進めれば『九分』の街のでございます。

基隆湾を臨む山間の街九分

鉄道の『瑞芳』駅前を通り過ぎた辺りから
だんだんと上り坂になってまいります。

『台北松山空港』を出発し、ワゴン車で移動すること約1時間

基隆湾を望む、山の斜面に広がる街
『九分』に近づいてまいりました。

霞海城隍廟の脇道から街の中心へ

『九分』のバス停前を通り過ぎ
そのまま、曲がりくねった坂道をさらに登ると
極彩色の寺院が出現いたします。

『霞海城隍廟』

恋愛成就にご利益のあるパワースポットとして
大変人気のある場所でございます。

ここで車を降り、『九分』の中心部へと歩いてまいりますが
その前に、お手洗いがございますので
ここで立ち寄っておくと安心でございます。

この『霞海城隍廟』の向かって右側に、道がございます。
この道を進んでまいります。

人もまばらで、傾斜も少なく、歩きやすい道でございます。

景観平台から基隆湾を一望する



少し歩きますと、大きなガジュマルの木の下に
展望広場がございます。

『景観平台』

ここから、『基隆湾』を一望できますので
是非とも記念写真をお撮りくださいませ。

さらに道を進んでまいります。

だんだんと、道の両側にお店が増えてまいります。

『霞海城隍廟』から7~8分ぐらい歩いたでしょうか?

突然、人々でごった返す、広場に出ました。

『九分』の街の中心部でございます。



阿妹茶楼でお茶をいただく

広場から、細い階段が伸びており
坂の左手に、赤い提灯が並んだ
木造の建物がございます。

『阿妹茶楼(アーメイ・チャーロウ)』です。



お店の門をくぐり、階段を登り
最上階のテラスに上がります。



店員さんに案内され、席に着くと
テラスの向こうには
九分の街並みと、基隆湾が広がります。



店員さんが、可愛らしい茶器と
お菓子を運んでくださいます。

お茶の入れ方について、
日本語で説明してくださいます。



小ぶりな茶器で、お茶を入れ
干した梅や、落雁のようなお菓子を頂き
ほっと一息

早朝からの移動で、少々疲れ気味の私達には
彼方に広がる海を眺めながらの
ティータイムは、嬉しい限りでございます。

お店には、たくさんのお客様が
いらっしゃいます。

ヨーロッパ系の方もいらっしゃいますな。
九分は、今や世界的に有名なのですな。



軒を連ねるお店とごった返す人々

さて、一休みしたところで

『阿妹茶楼』をあとに
街の中心に伸びる、細い階段を
上がってゆきます。



人並で、すれ違うのも
精一杯でございます。

階段の途中に、何か所か
左右にのびる路地があり
両側には、お店が軒を連ねています。

路地に、足をすすめてまいりましょう。



お土産屋さん、お茶屋さん、食堂、洋服やさんなど

たくさんの人々でごった返す路地の店先で
店員さんが、元気よく呼び込みをしておられます。

お食事、お茶、スイーツ、いろいろな香りに混じり
時折、くさやのような、強烈な臭いが、鼻を突きます。

『臭豆腐』でございます。



こちらは、甘味屋さん
店先で、女性たちが
草団子を手際よく
こねたり、蒸したりしておられます。



見ているだけでも、楽しくなって
まいります。



しばし、ごった返す人々に流され
路地への迷走を楽しみます。



さて、先ほどの中央広場に
もどってまいりました。



おや、映画館がございます。

入場は無料のようで、
中へ入ってみますと
白黒の台湾映画が、上映されております。

言葉はわかりませんが
画面に映る清楚な女優さんは
国は違えど、昭和の古き良き時代を
彷彿させます。

さて、まもなく重合時間
ガイドのヨウさんと
ツアーの人々に合流いたします。



由緒ある古き街並みをあとに
これより、再び台北の街に戻ります。

ワゴン車の車窓から後ろを見れば
山間に広がる街並みに
赤色の提灯が、灯り始めました。

再び台北へ

台湾の時間は、日本時間マイナス1時間
でございます。

私達夫婦が、台北市のホテルに到着したのは
現地時間午後5時ごろでございます。

チェックインし、部屋に荷物を置いて
早速、ホテルの周辺を探検いたします。



『雙城街夜市』でございます。

あいにくの雨で、亜熱帯とはいえ12月
少々肌寒いので、どこか落ち着いて
夕食を頂きたいものです。

レストランでは日本語が通じる

初めての街は、やはり緊張いたしますな。

夜市を抜け、思い切って
目についたレストランに入ります。

店員さん、日本語でテーブルまで
案内してくださいます。

ああよかった。

日本語が通じるというのは
本当にありがたいことでございます。



チャーハンと、おつまみを注文し
台湾ビールで、乾杯でございます。

どのお料理も、大変美味でございます。



これからの旅の日々
この調子で、毎食
おいしいお料理を
いただき続けたらどうなるか

末恐ろしゅうございますな。

しかしながら
ガイドブックのクーポンで
デザートまで
いただいてしまいました。

お店を出て、ホテルまでの道すがら
ファミリーマート(台湾では『大家』)で
台湾ビールのロング缶を
購入します。

1本40元(だいたい160円)と
お手頃な値段でございます。

ホテルに戻り、ゆっくりとシャワーを浴び
台湾ビールで乾杯でございます。



台湾の1日目が、終わりました。

『基隆湾』を一望する山の斜面に沿って広がる
古都『九分』

入り組んだ狭い路地の両側に
ひしめき合うようにして立つたくさんのお店と

その前を行き交う大勢の人々

色鮮やかな工芸品の数々
店頭で女性達が手際よくこねて
蒸される草団子の香り

屋台から漂うお料理のいい匂い

何処となく郷愁を感じさせる
この活気溢れる街の風景を
『切絵』の作品にしてまいります。

『阿妹茶楼』の作品は
2015年に行われた『鎌倉美術展』にて
みごと『新人賞』を受賞しました。

小刀を使って黒い紙を切ってゆく
中国古来の技法

展覧会において、『油彩』や『日本画』といった
スタンダードな分野の作品群と互角に渡り合えるだけの

迫力の籠った『切絵』の作品を生み出す為に

40年に渡り試行錯誤を繰り返し
ようやくたどり着いた技法の数々を

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