真冬でなくとも早朝ならアンナプルナ連邦を見ることができる!

『ヒマラヤ』の中央部に50キロにわたって連なる
『アンナプルナ連邦』

世界中のトレッカーが集まる麓の村『ダンプス』からも
真冬の空気が澄んでいる時でなくとも
条件さえよければ、見ることが可能でございます。

私達夫婦が『ダンプス』を訪れましたのは5月の初旬

乾季の終わりでここ一週間雨が降っておらず
空には靄がかかった状態でございました。

それでも、朝の5時に起き

庭の端の山の斜面に面した低い石垣の前の椅子に座り
煙った空を見上げておりますと

突然、オレンジ色の朝日を浴びてそびえ立つ『アンナプルナサウス』が

続いてその右に『ヒウンチェリ』が
その姿を見せてくれたのでございます。

標高7,000メートルを超える山々の
神々しい姿にただ感動するばかりでございます。

靄に霞んだ空にマチャプチャレが見えるというが・・

2016年4月30日(土)

朝5時

『つきのいえ』の中庭の

山の斜面に面した石垣に沿って

管理人のトゥルさんが、籐の椅子を
並べてくださいます。

棟の椅子に腰掛け、目の前に広がる
『ダンプス』の棚田と、山々を眺めます。

トゥルさんが、紅茶を入れてくださいます。

 

『やま』と右上を指さされますが
靄に煙った空があるばかり。

トゥルさんには、山が見えるのでしょう。

ネパールは、乾季の最後の時期

ここ一週間ほど、雨が降っておらず、
空はずっと靄に包まれたままなのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霞む空に突然現れたアンナプルナサウス

しばらく、紅茶を飲みながら、
棚田と、山々を眺めております。

右手から、太陽が昇りはじめました。

 

突然、山の上の空に、
オレンジ色に輝く山頂が現れました。

『アンナプルナ・サウス』でございます。

頂上部分が、朝日を反射して、オレンジ色に輝き

まるで、靄の中に浮き上がっているようでございます。

日が高くなるにつれ、
『アンナプルナ・サウス』も
すこしずつ、はっきりと見えてまいります。

続いてヒウンチュリも

『アンナプルナ・サウス』の右横に連なる
『ヒウンチュリ』も見えてまいりました。

マチャプチャレもすこし・・・

先ほど、トゥルさんが指さした方向

目を凝らしてみますと

うっすらと、尖った山の形が
見えるような気がいたします。

『マチャプチャレ』でございます。

 

標高7千メートルを超える雪山が
その姿を、見せてくれました。

 

 

圧倒的な光景に、しばし時を忘れ
見とれておりました。

日本から、はるばるやってきた甲斐も
あったというものでございます。

日もだんだん高くなり

やがて、オレンジ色に輝く雪山は
徐々に、靄の中に姿を消してゆきます。

朝ごはんは蜂蜜たっぷりのパンケーキ

さて、朝食を頂きに
ダイニング棟にまいりましょう。

テーブルには、すでに朝食の
準備が整えられております。

お櫃を開けますと

なんと、焼き立てのパンケーキ

新鮮なバターと、蜂蜜をたっぷりと塗って
いただきます。

新鮮なお野菜の炒め物や
スープ

朝から、モリモリ頂いてしまいます。

ミルクティーも、また格別でございます。

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