初心者でも安心!往復2時間で楽しめるヒマラヤトレッキング

『ヒマラヤトレッキング』と申しますと

険しい山道を重い荷物を背負って
何十キロも歩くイメージがございます。

ところが
ここ『アンナプルナ連邦』の麓の村『ダンプス』から
初心者でも安心して参加できる
トレッキングコースがございます。

隠れ家ようなロッジ『つきのいえ』を出発し
山道を1時間半ほで登りますと

『オーストラリアンキャンプ』に到着致します。

ヨーロピアンスタイルの
瀟洒なロッジが立ち並ぶこの『オーストラリアンキャンプ』

冬など天気が良く空気が澄んだ日には
『アンナプルナ連邦』を一望できるのだそうです。

キャンプには売店もございますので

小物やアクセサリーなど
ちょっとしたお土産をお買い求めになることも
できるのでございます。

ダンプス村からショートトレッキングに出発

ゴールデンウィークの時期は

『ネパール』は乾季の終わりで
雨もほとんど降ることがなく、天気は安定しております。

『ダンプス』ではこの時期の日中最高気温は
30度をわずかに下回るくらい

日差しは強いのですが、湿度が低いため
爽やかでございます。

私達夫婦にとりまして、初めての『ヒマラヤトレッキング』

『風の旅行社』のベテランツアーガイドでいらっしゃるラジェスさんにご案内いただき
『オーストラリアンキャンプ』までのショートトレッキングに出発でございます。

服装は長袖のシャツに動きやすいズボン
防水性のトレッキングシューズと
帽子
ディパックにはミネラルウオーターと
汗拭き用のタオル
薄手のジャケット

これで充分でございます。

朝9時30分

『つきのいえ』から、往復約2時間の
ショート・トレッキングに出発いたします。

ラジェスさんのご案内で、私達夫婦は
昨日歩いた、『ダンプス村』とは反対の方向

山道を登ってまいります。

すれ違う人々と『ナマステ~』

赤く、小麦粉のように細かい砂と

ゴツゴツと突き出た岩の地面を

踏みしめて歩きます。

色鮮やかな衣装に身を包んだ
水汲み帰りの女性

おおきなリュックを背負った
白人の男性

いろいろな方々と、すれ違い

『ナマステ』と合掌し、ご挨拶いたします。

山肌や岩々には雨季のすさまじさが

気温は30度近いのですが

湿度が低いため、たいへん爽やかでございます。

ロッジが立ち並ぶ一角を抜け
山道を登り、やがて森の中へと
入ってまいります。

ところどころ、水で岩が押し流されたり
削られた跡がございます。

雨季の、洪水の激しさを
物語っております。

水牛さんとご対面

遠くの方から、カラカラと
鈴の音がいたします。

近寄ってまいりますと

水牛がおりました。

首に、鈴をつけております。

この辺りで、放し飼いにされているので
ございます。

オーストラリアン・キャンプ

『つきのいえ』を出発し、山道を登ること約1時間

目の前が突然開け、広い平地に出ます。

『オーストラリアン・キャンプ』でございます。

真新しいロッジが立ち並ぶ中

その1件の軒先にお邪魔し
椅子に腰かけ、休憩させていただきます。

ヒマラヤの麓の『アポ』

キャンプのオーナーが、お茶を出してくださいました。

足元には、『宇宙兄弟』の『アポ』のような
ワンちゃんが、くつろいでいます。

この『オーストラリアン・キャンプ』からは
冬のように、空が澄んでいれば
『アンナプルナ・サウス』や
『マチャプチャレ』が

目の前に広がるそうでございます。

今は、空が靄で霞んでおりますので
何も見えません。

キャンプのオーナーご夫婦は
チベットからここに来られたそうで

日本語をお話しになります。

このキャンプには、いろいろな国から
たくさんの方々がいらっしゃるのでしょう。

その方々をお迎えする中で
いろいろな国の言葉を
覚えられたのでしょう。

 

お土産品を観させていただきます。

長女には、ブレスレット

私は、蓮の形をした
手のひらサイズのパレットを
記念に買いました。

さて、一息ついたところで
下山いたします。

緑の美しい森に続く山道を
下ってまいります。

靄が、ますます濃くなってまいります。
隣の山すらも、霞んでまいります。

水墨画のように、神秘的な光景でございます。

 

 

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