唐津から長崎へ-新地中華街の『長崎ちゃんぽん』は絶品!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『佐賀』-『長崎』2泊3日の旅の2日目
『嬉野温泉』から『唐津』へと大周りし
いよいよ『長崎県』にやってまいりました。

ホテルにチェックインするや否や
目指しましたのは『新地中華街』
老舗の『宝来軒』さまを訪れ
『中華料理コース』を堪能いたします。

『新地中華街』は『横浜中華街』とは
また違うメニューや独特の味わいがございます。
特に、新鮮な食材を使った具だくさんの『長崎ちゃんぽん』は逸品でございます。

巷は『クリスマスイブ』
街は人々で溢れかえる季節でございますが
『新地中華街』は意外と人が少のうございます。
この時期、狙い目かもしれませぬ。

『唐津』より一路『長崎』へ

『玄界灘』を臨む城下町『唐津』に分かれを告げ
一旦、元来た『佐賀』に向かって
14時47分『佐賀』行きの普通列車に乗り込みます。

閑散とした車内の車窓から
『松浦川』から山間へと変わる景色を眺めます。

『唐津』へゆく途中で時間を過ごした『久保田』駅を通過し
列車は約1時間で、『佐賀駅』に到着いたします。

ここから、16時33分発の『長崎』行き特急『白いかもめ』に
乗り換えるのでございます。

人々でにぎわう駅構内を通り抜け
階段を降り、のぼり、反対側のホームへとまいります。

待ち時間が30分近くございますが、
ホームの待合室の椅子に腰かけ、次々に
行き来する色とりどりの列車を見ておりますと

時間の経つのも、あっという間でございます。

おや、お隣のご家族連れは、どうやら『タイ』から
お越しになったようにお見受けいたします。

小耳にはさんだ話ですが

『タイ』でヒットしたドラマ『STAY』のロケ地に
この『佐賀』が使われたようで

『タイ』の人々のあいだで
ドラマのロケ地を巡る旅が、トレンドになっているそうでございます。

常夏の国『タイ』の人々の目に
クリスマスイブを迎える『佐賀』は

どのように映るのでございましょう?

『ほほえみの国・タイ』

実は、私共家族は、数年後に
たいへんお世話になることになるのですが

この時は、そのことを、知る由もございませんでした。

特急『白いかもめ』

『長崎』行き特急列車『白いかもめ』がまいりました。

『885系特急列車・白いかもめ』

まるで『アポロ司令船』か『スペースシャトル』を連想させる
宇宙的な外観とは対照的に

車内は、黒いシートと木のテーブル、書が描かれたギャラリーなど
純和風で、落ち着いた内装でございます。

車体は、『振り子式』-カーブで車体が傾斜することにより、
速度の維持と乗り心地の向上を実現する方式-を採用しております。

以前台湾で、『台北』-『花蓮』で乗車した『自彊号』を思い出します。

列車に乗り込み、暮れ行く『佐賀』の街並みを眺めつつ
缶ビールで乾杯でございます。

だんだんと日も暮れてゆき

雨雲の隙間から除く、かすかな光に
『諫早湾』のシルエットが、わずかに見えてまいります。

やがて列車は、終着駅『長崎』に到着。

クリスマスイブの『長崎』に降り立つ

改札を出て歩道橋を渡り、路面電車に乗り込みます。

クリスマス・イブの『長崎駅』

街も、路面電車の車内も、人々で賑わっております。

まずは、『築町』で、降りる際に電車賃を払い
車掌さんから乗り換え切符をいただきます。

電車を下車し、向かい側のターミナルで
『石橋』行きの列車に乗り
『大浦海岸通り』で下車し、山側に向かって歩くこと約5分

本日のお宿『ホテル・モントレ長崎』に到着いたしました。

中世ヨーロッパを思わせる、素敵なホテルでございます。

まずはチェックインし、お部屋に荷物を置き

ふたたび外出いたします。

目指す『新地中華街』までは、徒歩で10分程度で
ございます。

『新地中華街』の老舗『宝来軒』

路面電車の通る大通りを、一歩隔てた静かな通りを
マフラーをしっかり巻いて、歩いてまいります。

暗がりに浮かぶ『野口弥太郎記念館』を左手に見つつ
さらに進んでまいりますと

イルミネーションが鮮やかな『新地中華街』に到着いたします。

今日、お世話になりますのは『宝来軒』様

事前にメールで予約しましたところ、
なんと贅沢にも、個室をご用意してくださいました。

静かなお部屋で、美味しい中華料理の逸品を頂きながら

まずは、生ビールで乾杯!!

ピータンとお野菜の前菜
ホクホクのエビマヨ
八宝菜

このあたりから、温かい紹興酒へ・・

外はパリパリ・中はアツアツの春巻
具だくさんの酢豚

そして、『新地中華街』ならではの、『長崎ちゃんぽん』

もう、この時点でお腹いっぱいでしたが
新鮮な具材たちが織りなす、コクとさっぱりとしたお味に、
ついつい、すべて平らげてしまいました。

そして最後に、点心

3,000円とは思えない、豪華で盛りだくさんのコースメニューに
夫婦ともども、ただただ幸せに浸っておりました。

さて、『宝来軒』様をあとに
しばし、腹ごなしをしながら、港のほうへ散歩にまいりましょう。

クリスマス・イブの『長崎港』

意外と、静かでございます。

イルミネーションに彩られた橋やトレジャーボート達を眺めながら
ゆっくりとホテルに向かいます。

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