墓標と永遠の炎-ハバロフスクで迎えた70年目の終戦記念日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ハバロフスク』の街では、いたるところに
戦争勝利70年を祝う横断幕が、掲げられておりました。

『日本』で迎える『終戦記念日』は
『第二次世界大戦』で犠牲になられた多くの方々の御霊を想い
二度と戦争を起こしてはならないという誓いを
あらためて心に刻む日でございます。

戦争に勝利した
『ロシア』では、果たしてどうなのでございましょう?

『勝利』を祝う横断幕の向こうに

戦争で命を落とされた犠牲者を弔う巨大な碑と
広場の中央に灯された『永遠の炎』

鎮魂と平和を願う人々の心は、『ロシア』も『日本』も同じでございました。

極東のサンフランシスコ

『ハバロフスク』の街は、坂が多く
通りから坂を下り、隣の通りへ
また坂を上り、その隣の通りに

『極東のサンフランシスコ』と呼ばれております。

『栄光広場』からは,坂を行き来する人々や
路面電車、トロリーバスを一望することができます。

幾重にも連なる巨大な石碑

広場の中央に、幾重にも並ぶ
鷹さ5メートルはあろうかという
巨大な黒い石碑

表面には、キリル文字が
びっしりと彫られております。

『これらは、すべて、先の大戦で
亡くなられた方々のお名前です』

モニュメントのまえで
ウラジミールさんが、両手をいっぱいに広げ
説明してくださいます。

広場に燃え続ける『永遠の炎』

戦後70年を迎えたこの年

『ハバロフスク』の街のあちこちで
戦争の勝利を祝うポスターや
横断幕が見られました。

彼らが『戦争』に勝利したことにより
手にしたものは何でしょうか?

『領土』でしょうか?

『第二次世界大戦』によって尊い命を失われた人々
『日本』では320万人
『ソビエト』では2,800万人

家族や友人
恋人

命を失われた、かけがえのない人々は

『戦争』に勝利したからといって
決して戻って来ることはなく

どれだけ時間が流れても
悲しみが癒えることはないのです。

広場の中央には、決して消えることのない
『永遠の炎』が
ともされております。

スパソ ブラオブジェンスキー大聖堂

『栄光広場』の巨大な石碑の向こうに

美しい黄金のドームを連ねた
教会が建っております。

『スパソ ブラオブジェンスキー大聖堂』

中央の大きなドームを
四方の小さなドームが囲んでおり

アーチ状の柱と
白い壁面で構成される
巨大な教会でございます。

大聖堂の中は、ほぼ空洞となっており
はるか天井の中央ドームは
まるで天に届いているかのようでございます。

人々が敬虔に、お祈りをささげておられます。

 

人々は何故『戦争』をするのか?

様々な理由があるのでしょうが
その大きな理由の一つとして
『未知なるものに対する恐怖』
があるのではないでしょうか?

誰しも
『知らないもの』
『知らないこと』
『知らない人』
に対しては、多かれ少なかれ本能的に
『こわい』と思うのではないでしょうか?

その『こわい』と思う心が
『争い』を生み出す負のエネルギーを呼び寄せるのではないでしょうか?

私も、『ロシア』に来る前は
『ロシア』を旅することが怖かったのです。

では、『こわさ』はどうしたら克服できるのでしょうか?

それは『知りたい病』にかかることでございます。

中学生の頃
『東西冷戦』の真っ只中の時代に
『短波ラジオ』から聞こえてきた
『モスクワ放送』が伝える
『ハバロフスク』という美しい街の話
『受信報告書』を『モスクワ』に送り
『モスクワ』から送られてきた『ヴェリカード』に描かれた美しい街の風景

この国に暮らす人々は
どんな暮らしをしていて
どんな家に住んでいるのか?

どんなお料理を食べて
どんなお酒を飲んでいるのか?

どんな『流行り歌』を聴いて
歌っているのか?

どんな生活信条を持って
どんな神様を信仰しているのか?

知りたい。知りたい。
あ~知りたくてたまらない。

『知りたい病』を治すには、やはり
そこへ行ってみるのが一番でございます。

黄金の塔を持つ美しい教会や
ショートケーキのように可愛らしい建物

雄大な『アムール川』

街の風景や大自然を見て感動し
美味しいお料理に感動し
音楽やダンスを観て聴いて感動し
ここで暮らす人々と触れ合えて感動いたします。

そうなれば、この国の人々はもはや
『お知り合い』で『お友達』でございます。

仲良くこそすれ、争う必要などまったくございませぬ。

さて

『知りたい病』の治療にまいりましょう。

いよいよ『ロシア8日間ツアー』前半のハイライト
『シベリア鉄道』に乗り
『ハバロフスク』から『イルクーツク』までの
3日3晩鉄道の旅が始まります。

 

 

コメントを残す

*