イルクーツクからバイカル湖にバスで行き湖畔のロッジに宿泊

『イルクーツク』市街より『バイカル湖』
湖畔の街『リストビャンカ』まで
約70キロほどございます。

『リストビャンカ』まで行くには
以下の方法がございます。

①『イルクーツク』市内中心部の『バスターミナル』から
バスに乗ってゆく方法。
②『イルクーツク』市街地から少々離れたところにある
『フェリーターミナル』で『水中翼船』に乗り
『アンガラ川』を登り、『バイカル湖』まで行く方法
③日本の旅行会社で『バイカル湖』を訪れるツアーに
参加する方法。

私達夫婦は③の方法を選択いたしました。
ツアーは『ロシア旅行社』様の『夏のバイカル湖とシベリア鉄道8日間

ベテランの添乗員さんと、現地ガイドさんに案内していただき
とても安心の旅でございます。

ツアー専用観光バスに乗り、大草原の『ウスチオルダ』から
渋滞する夕方の『イルクーツク』市街を抜け
『バイカル湖』湖畔の街『リストビャンカ』の
ロッジに到着したのは、夜の8時30分ごろ

ロッジのご主人のニコライさん
私達をあたたかく迎えてくださいました。

木のぬくもりを感じるダイニングで
楽しみにしておりました
『バイカル湖』名物の『オームリ』を頂きました。

その時の様子を、お話しさせていただきます。

渋滞のイルクーツク市街からバイカル街道へ

午後5時をまわり、帰宅ラッシュの始まった『イルクーツク』の街
のろのろと道路を走るバスの車窓から、市街地の様子を見物いたします。

 

おや、ユニークな寺院を発見!!
煉瓦造りの、ちょっと前衛的な建物

『カザン教会』でございます。

さらに、東の方向へすすんでまいりますと
『イルクーツク国際空港』の横を通り
やがて『バイカル街道』へと道は続きます。

行けども行けども針葉樹の森

ここから、『バイカル湖』を目指し
ひたすら東へと進んでまいります。

『バイカル街道』は『アンガラ川』とほぼ並行する道路でございますが
道の両側に見える景色は、行けども行けども針葉樹の森

ほの青い空の光を背景に
真っ暗な森のシルエットが延々と続きます。

疲れがピークに達しておりますが
頭が冴えて居眠りができません。

リストビャンカに到着

『イルクーツク』市街から約一時間半
真っ暗な森が、したいにとぎれとぎれとなり
景色が開けてまいります。

『リストヴャンカ』に到着いたしました。

『バイカル湖』は、北東から南西に約680キロにわたる
『三日月』のような形をした湖でございます。

この『三日月』型の左下部分
南西の端に『アンガラ川』の河口がございます。

『リストビャンカ』は、『アンガラ川』河口から
北東の方角に、湖畔に沿って広がる街でございます。

湖畔のロッジに宿泊

バスは真っ暗なバイカル湖畔に沿ってしばらく進み
やがて通りを左折し、山側に向かって登って行きます。

路の両脇に、たくさんのロッジが立ち並ぶ坂道の一角に停車

バスを降りますと、立派な二階建てのロッジがございます。
トランクを引いてロッジの門をくぐります。

ロッジの扉を開けますと、
そこは木のぬくもりを感じる、広々としたダイニング

ロッジのご主人のニコライさん
笑顔で私達を迎えてくださいます。

『いやあ、よく来たね
さあ、上がった上がった
部屋に荷物をおいて
ご飯にしよう!』

バイカル湖名物オームリ

部屋に荷物を運び終え、

食堂で愛情たっぷりのお夕食をいただきます。

まずは、コケモモのジュース。
そして・・

ああ、オームリ!!

バイカル湖にしか生息していない、白身の淡水魚でございます。

これが食べたかったのです。

まるで鮎のようですね。

ビールとの相性は抜群でございます。

頭と骨を残し、ペロリと綺麗に平らげてしまいました。

新鮮なトマトやスイカも
大変美味しゅうございます。

木造のロッジは、大変落ち着きます。

部屋に戻り、シャワーを浴び
ベッドに入るや否や
たちまち深い眠りに落ちてまいります。

コメントを残す

*