ハプニング-私達乗馬初心者も遊牧民マスターも3人同時に落馬!?

『ウランバートル』より西へ470キロ

『モンゴル』屈指の美しい大草原といわれる
『ハンガイ山脈』の麓『ツァガンスム』

『風の旅行社』様の直営キャンプ『そらのいえ』にステイし
3日間の乗馬教室を体験いたしました。

インストラクターは、2人の遊牧民マスター。

乗馬経験ゼロの私達夫婦
絶景の大草原を、馬に乗って
約一時間のトレッキングを楽しみました。

トレッキングもほぼ終盤
『そらのいえ』のゲルが、だんだんと近づくころ

私達夫婦の馬2頭を、引き馬で先導する
遊牧民のヤングマスターと
後ろに続く私達夫婦は

3人とも、ほぼ同時に落馬するという
珍事に遭遇いたしました。

それは貴重な体験でしたので
その時のことについて、お話しいたします。

乗馬トレッキングの帰り道

どこまでも続く大草原

そして彼方に連なるハンガイ山脈を見渡せる山の上

目の前に広がる絶景を、こころゆくまで堪能します。

ふたたび、馬に跨り、キャンプを目指して下山します。

Mr.モンゴル、Mr.キルギスは
さすがに乗馬に慣れていらっしゃるので
自ら手綱を操っておられます。

私達夫婦は、行きと同様
ヤングマスターに手綱を持ってもらい
引き馬ですすんでまいります・

はるか遠くに見えていた
『そらのいえ』が近づいたころでした。

突然、前をゆくヤングマスターの馬が
鋭いいななきとともに、後ろ脚立ちになりました。

あっ、ヤングマスターが落ちた!

馬は、キャンプに向けて、下り坂を一気に走っていきます。

次の瞬間

後ろに並んだ、私達夫婦の乗る馬も、同時に後ろ脚立ちとなり、

私も、落ちました。

二頭の馬も、ヤングマスターの馬を追いかけて、

あっというまにキャンプに向かって疾走します。

家内は?!

ああよかった!無事です。

私と同様、草原に落ちました。

夫婦で顔を見合わせ、ホッとした瞬間

『ああっ、ちくしょう、なんてこった!!』

ヤングマスターが、草原の上に胡坐をかき、地面をたたきながら、悔しがっていらっしゃいます。

後ろをゆく、ガナさんたちが、私達に追いつきました。

『大丈夫ですか?』

立ち上がり、怪我の有無を自主点検いたします。

どうやら、腰を打ったようですが、おおむね大丈夫なようです。

家内は、左手首を少々捻挫し、

ヤングマスターは、遊牧民のプライドに傷を負われたようです。

私達を乗せていた馬たちは
はるか下方の、キャンプの前で
何事もなかったかのように、なかよく並んでいます。

仕方がありませんので、ヤングマスターと私達は
馬上のガナさんたちとともに、歩いてキャンプを目指します。

馬というのは、大変神経質な性格のようです。

どうやら、キャンプ近くのゲルで遊んでいた
遊牧民の女の子が
空に向かって投げた、赤いボールに驚いたようでございます。

『奥さんは、器用に、コロコロッと、落ちたね。
旦那さんは、鐙に足を取られないようにしたのか
「く」の字になって、地面に落ちたよ。』

一連の顛末を、はるか後方からご覧になっていた
Mr.キルギスが、状況を教えてくださいました。

かえって、度胸がすわった!

はじめての乗馬で、はじめての落馬。

私達夫婦にとっては、かえって
この経験がよかったのでございます。

ひととおりのことを、体験いたしましたので
もはや、怖いものは、なにもございません。

キャンプに戻り、自室ゲルで一息ついておりますと、

Mr.モンゴルと、Mr.キルギスが、タイガーバームと、バンテリンを持ってきてくださいました。

『日本から、たくさん持ってきたからね。もってても、しょうがないや。封切って、使ってね。』

ありがとうございます!

ほんとうに、嬉しかったのでございます。

キャンプのスタッフの方も
通常は夕方に入れる露天風呂を
お昼ごはんの前だというのに、入れてくださいました。

重ねまして、ありがとうございます。
ご心配おかけし、もうしわけありません。

では、皆さまのご親切に、甘えさせていただきます。

 

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