モンゴルへの行き方と旅に必要なもの

『モンゴル』とお聞きになれば
どのようなことを連想されますでしょうか?

大空を背景に、どこまでも
果てしなく続く美しい大草原。

かつて、ユーラシア大陸を席捲した
モンゴル大帝国の創始者

蒼き狼『チンギス・ハーン』

大相撲の横綱『白鳳』関も
モンゴルのご出身でいらっしゃいますな。

私たち夫婦が、モンゴルを訪れましたのは
今からちょうど4年前、2013年の夏のことでございます。

『巴里』
『ロンドン』
『マンハッタン』

『バンコク』
『メルボルン』

数多の魅力的な国々と都市をめぐる
素敵なツアーの数々は

どれもパンフレットを見ているだけで
大いなる憧れを抱いてしまいます。

そんな魅力的な、たくさんの旅への誘いのなかで

『モンゴル』への旅は

私達夫婦の心を、鷲づかみにしました。

旅のきっかけは、有名百貨店のイベント

横浜『そごう』の、催事場で開かれた、旅フェスタ

広い会場を、たくさんのブースが
ところ狭しと、賑やかに並んでおります。

人々でごった返す、イベント会場を

私達夫婦は
ダイレクト・メールで送られてきた紹介状を手に
人々の群れを、縫うように歩きます。

『なにか手頃な、気軽に参加できる船旅はないものか。。。』

突然目はいった、真っ青な空と若草色の大地の風景

雄大な景色の中に
小さくも真っ白な『ゲル』が

さらに眩しく、輝いております。

『風゙の旅行社』様のブース

『ネパール』や

『モロッコ』

『ブータン』
『ネパール』

ツアーのラインナップは、どれも心惹かれるものばかり。

中でもひときわ
心惹かれた『モンゴル』への旅

スタッフの方に、パンフレットを頂きます。

思い切って、踏み出した第一歩

イベント開場を後に、『そごう』レストラン街
オイスターバーで、ワインを飲みながら

『モンゴルに行きたい』

と家内に話したところ

二つ返事でOKを出してくれました。

旅というのは、ご縁でございますな。。。

行きたい、行きたいといつも思っていても
なかなかタイミングが合わず
行けないこともございますし

今回のように、ふとした出会いで
あれよあれよというまに、決まってしまったり。

いつも思うことでございますが
行きたい旅先の国や土地が、私たちを選んでいて

眼鏡にかなったときだけ
『来ていいよ』と言ってくれているような気が
しているのでございます。

期待も大きいが、不満もまた・・

そうは申しましても、『モンゴル』という国
いったいどんなところでございましょう?

大草原で、遊牧民の方々が生活する環境は

私達大都会で暮らす者たちにとって
想像を絶する、過酷な生活かもしれませぬ。

『モンゴル』について、下調べを開始

外務省の基礎データによれば、

国の広さは、約156万5千平方キロメートルと
日本の約4倍。

人口は、約312万人と、東京都の四分の一に満たない人々・・・

広大な草原に住む、遊牧民の人々・・・

ひと昔前

現代社会の日本において、人々はいまだ

ちょんまげを揺って
脇差をさして、町を闊歩している。。

そんな海外の方々の認識に比べれば

どうやら、私が描いていた
『モンゴル』のイメージは
それほど間違ってはいないようでございます。

意外と近い『ウランバートル』

『モンゴル』の首都『ウランバートル』
大変遠く、行きにくい都市かと思っておりましたが

なんと、成田空港より

『ウランバートル』行きの便が
毎日就航しております。

航空会社は、『ミアット・モンゴル航空』

『ウランバートル』を拠点に、

『東京』『大阪』
『北京』『ソウル』
『モスクワ』『ベルリン』などに就航しております。

『成田空港』から、『ウランバートル』までの
飛行所要時間は、5時間10分。

意外に近いのでは・・とお思いではありませんか?

モンゴルの旅に必要なもの

旅の仕度でございますが、通常の旅と
少々異なる準備について、お話しさせて下さい。

モンゴルの夏は、大変短いものでございます。

5月のゴールデン・ウイークでは、まだ大変寒く
9月中旬には、初雪が舞うようです。

厳しい環境のモンゴルに訪れる夏は
ありとあらゆる生命が、生き生きと脈動する
貴重な時期でございます。

日中の最高気温は、22度ぐらい。
空気がカラッとしておりますので、快適ですが、

紫外線が大変強うございます。

ぜひ、日中でも帽子と長袖をお召しになり
紫外線対策のお薬をお持ち下さい。

ちなみに、サングラスも持参しましたが
大草原の景色があまりにもすばらしく
結局使用しませんでした。

日中の気温からは考えられないほど
朝晩は、5度を下回ります。

寒暖の差が激しいので
ヒートテックなど、薄手の衣類をお持ちになり
都度調節していただくのが、よろしいかと存じます。

特に、お休みの際は、ジャージの下に多めに着込み
靴下も履いてお布団にお入り下さい。

また、急に雨が降ることもございますので
雨合羽などもお持ちいただければ、安心でございます。

私たちのツアーは、乗馬体験がありました。

ツアー説明会では、馬の蔵に揺られていると
お尻が痛くなるので
釣り用の腰ガードを持ってゆくとよいと言われました。

私の個人的な感想を述べさせていただけるなら
ズボンを着用しておれば、それほどお尻は痛くなりませんでした。

電気でございますが、ゲルにもコンセントがございました。

電圧は、220Vで、コンセントのタイプは
国内でBタイプとCタイプが混在しているようでございます。

私は、ヨドバシカメラで、マルチプラグを購入いたしました。

Amazonなどの通信販売でも、入手が可能でございます。

それと、お帰りの際には
おズボンをお召替えくださいませ。

現地にいる時は、特に何も感じないのですが
大草原独特の、かぐわしい臭いが
ズボンに付着しいております。

それをそのままお召になり
『成田空港』に降り立ちますと

ロビーを歩く人々が、避けて通るぐらいに
臭いは強烈でございます。。。

さて、旅の準備も整い
あとは出発日を待つばかりでございます。

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