首都圏から日帰りでゆける伊豆大島クルーズは高速船で揺れも無し

『伊豆大島』への日帰りツアーに行ってまいります。

今回利用させて頂きましたのは
『東海汽船』様のツアー

通常は『伊豆大島』行きの船舶は
『東京都』の『竹芝桟橋』もしくは
『神奈川県』の『久里浜港』から出港いたしますが
この日は『江ノ島ヨットハーバー』よりの出港でございます。

工程は
7:30 『江ノ島ヨットハーバー』集合 乗船
8:00 『江ノ島』出港
9:00頃 『伊豆大島岡田港』到着 下船
9:30頃 バスで『岡田港』出発
10:10頃 『三原山山頂口』到着 登山開始
12:30頃 『三原山』より下山し『三原山山頂口』に戻る。
『御神火茶屋』にて昼食
14:00頃 『愛ランドセンター御神火温泉』にて温泉に入る。
15:00頃 『岡田港』にて乗船
16:30頃 『江ノ島ヨットハーバー』到着
でございます。

『横浜』から『伊豆大島』までの直線距離は約92キロ
日帰りで充分に行って帰ってくることが可能でございます。

『いやいや、船はちょっと船酔いが心配』
とおっしゃる方も
高速水中翼戦『ジェットフォイル』でまいりますので
揺れはさほど気にならずご安心して船旅をお楽しみ頂けます。

『江ノ島ヨットハーバー』に
『ジェットフォイルーセブンアイランド愛』が停泊しています。

風が少々強めで、波の影響で揺れるタラップを渡りキャビンへと入ります。

キャビンは2階建てで、私達夫婦の座席は1階前方です。
階段を降りて席に向かい、腰を落ち着けます。

水中翼船はボーイング製

『東海汽船』様は
『セブンアイランド愛』
『セブンアイランド虹』
『セブンアイランド友』
『セブンアイランド大漁』
の4隻の『ジェットフォイル』を保有されています。

『ジェットフォイル』は
あの『アメリカ合衆国』最大の航空宇宙開発製造メーカー
『ボーイング社』が開発し
『川崎重工業神戸工場』で改装された『全没翼型水中翼船』でございます。

『水中翼船』には『半没翼型』と『全没翼型』の2種類の型がございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『半没翼型』とは船底に湾曲した巨大な水中翼が取り付けられており

左右の翼の先端が
『ドンガバチョ』のヒゲのように反り上がり
水面から出ております。

航行中に波や風により船体が傾きますと
傾いた側の水中翼が海面下により深く沈み
その分揚力が発生し傾いた側の船体を持ち上げ
自動的に水平に戻るという仕組みでございます。

但し、揚力はいわば『波まかせ』ですので
微妙なコントロールができず
船体下から反り出た水中翼の為
接岸可能な港も限られてまいります。

これに対し『全没翼型』は
船首側と船尾側のコンパクトな水中翼が
すべて海面下に没する方式

『半没翼型』のように傾斜時の揚力による自動的な回復は得られませぬが

前後の水中翼には、まるで旅客機の翼ように
フラップが付いておりまして
このフラップによって水の流れを制御し
船体を常に水平に保ちます。

この制御システムはかなり微妙なコントロールが可能で
波長80メートルに達する『うねり』の状況や
風速20メートルの荒天でも余裕のある状態で航行が可能でございます。

後部水中翼の中央前方に海水吸入口があり
ここから取り入れられた海水は
船体後部の『アリソン製501-kfガスタービン』
により圧縮され
『カワサキパワーポンプ20』を介して
リパーサルディフレクターから射出され
これにより推力を得て航行いたします。

また前後の水中翼には
ショックアブソーバーが装備されており
木片などの海面浮遊物と衝突した場合も
キャビンの安全を確保するよう設計されております。

航空機開発で培った『ボーイング社』のノウハウが
船舶にも応用されていることは、驚きでございます。

『セブンアイランド愛』は
『江ノ島ヨットハーバー』の岸壁をゆっくりと離れ
水中翼を海面下に展開し
『リフトアップ』と呼ばれる状態を経由し
船底が完全に海面上に浮かぶ翼走モードへと移行します。

さて、『伊豆大島』までの1時間弱の船旅を
楽しむといたしましょう。

伊豆大島に到着

どんよりとした雲が広がる『東京湾』を
『ジェットフォイル』は軽快に走ります。

揺れはほとんど感じませぬ。

まるで、海面すれすれを飛行艇を操り
低空飛行で飛ぶ『ポルコ・ロッソ』になった気分でございます。

右手には『三浦半島』が見えておりますが

次第に陸地も遠ざかり
四方を見渡す水平線の波をもろともせず
疾走を続ける『ジェットフォイル』

空と海の境に、山々が見えてまいりました。

『伊豆大島』に到着でございます。

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