由緒ある木造建築の数々-城崎温泉駅周辺を散歩する

温泉宿の醍醐味

それはまさに、早朝から
ゆったりとした温泉に浸かり

豪華な朝ごはんを、モリモリいただけることでは
ございませぬでしょうか?

ここ、但馬の国の由緒ある『城崎温泉』

町の中心地を流れる『大谿川』に沿って
軒を連ねる、老舗の温泉宿

賑やかな目抜き通りから、少し離れた
静かな竹林に囲まれた

『西村屋 招月庭』さまに
おせわになっております。

窓の外に広がる、緑眩しい夏山と
青い空を眺めながら

広々とした畳のお部屋で

これまた立派なお膳に、ところ狭しと並べられた
お椀やお皿、お鍋を、びっくりしながら
眺めております。

しかしながら、旅に出ればこちらのもの
五感も体力も、おなかも目一杯総動員で

旅を楽しむべく、フル稼働でございます。

パチッと、コンロの上の、身もきゅっとしまったお魚

くつくつと鳴る、お鍋の中の湯豆腐

サラダやおしんこになった、新鮮なお野菜たち

柔らかで、まるで蜜のような甘ささえ感じる
大粒の梅干しとともにいただく

ふっくらご飯とお味噌汁

もはや、幸せでございます。

日本人に生まれて、ほんとうによかったと
おもうひとときでございます。

今日は、『城崎温泉』より
『天橋立』を経て

琵琶湖の南西の温泉街『雄琴』へとまいります。

しっかりとご飯をいただき
スタミナを蓄えねば、なりませぬ。

お宿をチェックアウトし

マイクロバスで、『城崎温泉駅』まで
送迎していただきます。

まだ、列車の時刻まで、余裕がございます。

駅周辺を、散策いたしましょう。

旅館やお土産屋さん

コーヒーショップなど

木造三階建の、立派な建物が
通りに沿って、軒を連ねております。

歴史を感じさせる、美しい瓦屋根や格子戸は

見る人の心を、癒してくれます。

お魚屋さんや、お肉屋さんもございます。

地元の方々の、生活の一部を
垣間見ることもできます。

さて、通りを歩いてまいりますと
『大谿川』にかかる、美しい石橋に到達いたします。

川に連なる、美しい石橋と

風に揺れる柳の木に、心が和んでまいります。

さて、そろそろ駅に戻りましょう。

駅舎温泉として知られる『さとの湯』

曲線を描く、三角の瓦屋根が、たいへん美しゅうございます。

この奥の建物が、温泉施設のようでございます。

1階がフロントと休憩スペース

2階が大浴場、3階が露天風呂だそうですが

間もなく列車の時刻

美しい景観に後ろ髪を引かれながら
駅舎へと向かいます。

9時8分発の快速通列車で『豊岡』に向かい

そこから、『丹後鉄道』に乗り換え
『天橋立』にまいります。

券売機の上に掲示された
路線図を見いているだけで、楽しくなってまいります。

さて、そろそろ駅構内へと入りましょう。

改札口を通り、ホームを歩いてまいります。

『寺前』行きの快速列車は・・・と

おや、あれはなんと!!

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