切絵に必要なもの

まずは、切絵の制作に必要なものをご説明いたします。

1  Bか2Bの鉛筆

2  消しゴム



3  デザインカッターの軸

4  デザインカッターので30度の替刃



5  デスクマット
できましたら、オフィスで使い古しで不要となったものをゆずってもらえますと安上がりです。

6  デザインボンド



7  ペインティングナイフ

3

8  トレーシングペーパー

9  黒のラシャ紙

10  糊



11   ミニはけ ミニちりとり



12   透明水彩絵具
私はホルベインのものを愛用しておりますが、お好みの銘柄で結構でございます。

13  筆

14  水差し

15  水彩用パレット

16  ワトソン紙

次に切絵の制作工程についてご説明いたします。

1  デッサン

①トレーシングペーパーの片面デザインボンドをスプレーします。

②デザインボンドをスプレーした面を下にして
黒のラシャ紙に貼り付けます。

③トレーシングペーパーウエイトから、鉛筆でデッサンします。



2 カッティング

①デスクマットを下に敷き
デッサンしたトレーシングペーパー+黒のラシャ紙を上に乗せます。

②デッサンにしたがって、デザインカッターで
トレーシングペーパー+黒のラシャ紙を切ってゆきます。



デッサンと多少ずれましても
それはそれで風合いが出てまいりますので、大丈夫でございます。

②切り終わったら、トレーシングペーパーをラシャ紙から剥がします。
黒のラシャ紙が、透し彫りのように
それは繊細な細工が出来上がっております。

3 糊付

カッティングした黒のラシャ紙をワトソン紙の上に乗せます。
ペインティングナイフに糊を付け
ラシャ紙とワトソンの隙間に糊を塗り、丁寧に貼り付けてゆきます。



4 彩色

上から、透明水彩絵具で彩色し出来上がりでございます。



切絵のメリット

①油彩や日本画と比べ材料費が安上がりです。
②油彩や日本画と比べ描く前の支度や後片付けが簡単です。
③いつでも中段再開が可能です。

切絵のデメリット

①ある程度の根気が必要となりますが
細かいものでなくても大丈夫でございます。

②切り屑が沢山出ます。小まめに掃除をなさってください。

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