嬉野温泉から唐津へー佐賀県縦断列車の旅

『佐賀』ー『長崎』2泊3日の旅をしております。
1泊目は『長崎県』に近い『佐賀県』南部の名湯
『嬉野温泉』にお世話になりました。

ここから『長崎県』までは特急列車で1時間程度で到着いたしますが
折角『佐賀県』に足を運んで参りましたので
『虹の松原』で有名な『唐津』を訪ねてみたく存じます。

行程は以下の通りでございます。

8:38嬉野バスセンター
→バス
9:11 JR武雄温泉駅
9:50
→JR佐世保線博多行き
10:06肥前山口駅
10:09
JR長崎本線鳥栖行き
10:16久保田
11:18
→JR唐津線西唐津行き
12:06唐津駅

ここで、大変な失態を冒してしまいます。
『久保田駅』での乗り換え待ち時間が
ほぼ1時間もございます。

しかも『久保田駅』は無人駅で
駅を出ると直ぐさま住宅街が広がっております。

『長崎本線』と『唐津線』のターミナル駅であるにも関わらず
駅前商店街はおろか一軒の喫茶店すらございませんで

何もない駅のホームで
ただボーっと待つより仕方ございません。

これには閉口いたしまして
詰めの甘さを家内に散々なじられた次第でございます。

『嬉野』から『唐津』へ列車で行かれる際には

10:26 武雄温泉駅
→JR特急みどり10号博多行き
10:52 佐賀駅
10:58
→JR唐津線西唐津行き
12:07

が順当かと存じます。
そうすれば時間のロスも少なく
『嬉野温泉』のお宿をゆっくりとチェックアウト可能でございます。

嬉野温泉で迎える朝

『嬉野温泉』の老舗旅館『和楽園』でむかえた
クリスマスイブの朝

6時前には目が覚め、手拭片手に、お風呂をいただきます。
朝から温泉に浸かれるのは、旅ならではの贅沢でございましょう。

しかも今回は、お部屋にお風呂が付いております。
この贅沢を、すこしでも長く味わおうと思い

湯船にたっぷりと張ったお湯に浸かり
静かなお庭を眺めます。

お風呂から上がり、目が覚めたところで、
朝ごはんをいただきます。

お部屋で、贅沢なお食事をいただいたあと
しばし、旅館の周囲を散策いたします。

旅館の敷地内には、落ち着いた雰囲気の茶室がございます。

旅館の正面を出ますと、街の中心地を流れる『嬉野川』が
目の前に広がります。


街の中心部へと歩けば、『シーボルトの足湯』が
あるそうでございますが、今日はあいにく
そこまで散策する時間は無さそうでございます。

今日は、『武雄温泉』から『唐津』へゆき
そこから『長崎』へとまいります。

ここ『嬉野温泉』から『長崎』まで直接まいりますと、
『JR佐世保線』と『JR大村線』・『JR長崎線』を乗り継いでゆけば
各駅停車でも、2時間50分で到着いたしますが、

折角、『佐賀県』までまいりましたので
一旦『佐賀駅』方面に戻り、『唐津』まで
足をのばすととといたしました。

この工程で、『佐賀県』を南から北へ
縦断の旅をすることが、できるのでございます。

『和楽園』をあとに、『嬉野バスセンター』まで
旅館のご主人に、車で送迎していただきます。

かつては、この年末の時期には
この『嬉野温泉』の街、雪景色となっておりましたが

地球温暖化の影響か、ここ数年は
雪が積もらないのだそうでございます。

『嬉野温泉郷』

落ち着いた佇まいの静かな街並みと、豊かな温泉の湯

旬の食材をふんだんに使った、されげなく雅さを感じさせる
おいしいお食事

また、いつの日か、再び訪れたいと存じます。
たいへん、お世話になりました。

久保田駅で待ちぼうけ

どことなく、懐かしさの漂う『嬉野バスセンター』から
9時過ぎのバスに乗り、約30分で『武雄温泉駅』に到着。

急いで、券売機で切符を購入し、真新しい駅のエスカレータを登り
ホームへと上がってまいります。

昨日は、特急列車『みどり』で通った路線を
今日は、各駅停車で逆戻りいたします。

9時50分、『鳥栖』行きの『JR佐世保線』に乗り

『久保田駅』で、『JR唐津線』に乗り換えれば
12時06分に、唐津に到着いたします。

特急列車も、各駅停車も
地元の方々にとっては、もはや見慣れたもの

しかしながら、私にとっては、心ときめく、
珍しいものでございます。

やがてホームに入線してきた列車に乗り込み
約25分で『久保田駅』に到着。

ホームを降り、階段を上がって
反対側のホームへと渡り

改札口にの券売機横に掲示された時刻表を確認

『西唐津』ゆきの列車は、11時8分

今は、10時15分

なんと、待ち時間が一時間近くございます。

『久保田駅』

『JR佐世保線』と『JR唐津線』のターミナル駅なので
それなりに規模の大きな駅かと想像しておりましたが

無人駅でございます。

改札口を出ますと、すぐに民家が立ち並ぶ

普通の住宅街

喫茶店など、待ち時間をつぶせる場所は
周りを見渡す限り、ございませぬ。

やれやれ、とんだ失態。。

詰めの甘さを、家内になじられます。

『路線の時刻を調べる際は、乗り換え時間もしっかり調べよ』

という教訓でございます。

仕方がございません、30分後に、途中駅『多久』まで行く電車がございます。

これに乗って、途中までまいりましょう。

やがてやってきた、『多久』行きの列車に乗り込み

のどかな田園風景を楽しみつつ

先を目指してまいります。

多久駅は大きくて綺麗な駅

列車は23分で『多久駅』に到着。

ホームを進み、改札にいたる階段を上がって
お手洗いをお借りいたします。

真新しく、なかなか立派な駅でございます。

時間が許せば、途中下車して散策したいところですが
先を急ぎましょう。

やがてやってきた『西唐津』ゆきの列車に乗り込み
『唐津』を目指します。

珍しい駅名-厳木ーきゅうらぎと読む

私達夫婦以外、ほとんど乗客のいない車内

次の停車駅『厳木(きゅうらぎ)』駅で

高校生のお兄さん、お姉さんが
たくさん乗り込んでいらっしゃいました。

車内は、たちまち満員となりました。
きっと、今日が終業式なのでしょう。

それにしても、『きゅうらぎ』珍しい地名ですな。

列車は、松浦川を右手に見ながら
にぎやかなおしゃべりにつつまれ

やがて『唐津駅』に到着いたします。

 

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