これさえ守れば大丈夫!モンゴル乗馬初心者7つの注意点

 

『モンゴル』大草原の乗馬教室も
最終日である3日目を迎えました。

それまで乗馬経験ゼロの私達夫婦も
2人の遊牧民マスターから手ほどきを受け

大草原の乗馬トレッキングを堪能することができました。

ここで、この乗馬教室で学んだ事を
復習いたしましょう。

乗馬初心者の方でも、これさえ守れば
安心して乗馬トレッキングを楽しむことができる
7つの項目について、お話しさせていただきます。

1.まずはしっかり腹ごしらえ

乗馬は、慣れない馬上で、無意識のうちに
常にバランスをとっておりますので
思ったよりも体力を使います。

実際、乗馬が終わった後は、けっこう汗をかいておりました。
(どうりで、露天風呂のあとのビールが、美味しいわけでございますな)

思ったよりも体力を使いますので
朝ごはん、お昼ご飯はしっかりといただきましょう。

2.馬に乗る前に、軽く準備運動

乗馬の際には、ヘルメットや、チャップス(脛あて)を
着用した状態で、馬に乗ります。
軽くストレッチして、筋肉をほぐしておきましょう。

3.馬の腰から後ろには、絶対に立たない

万が一、馬に後ろ足で蹴られる危険性がございます。
蹄が当たったら、大変な事になりますので
馬の腰から後ろには、絶対に立たないでください。

4.ひとりで馬に乗らない、降りない

馬に乗るときや降りるときは
必ずインストラクターに補助してもらいましょう。
私達初心者は、乗り降りの際にバランスを崩し
思わぬ怪我につながる危険が、無いとは申せませぬ。

5.鐙は土踏まずのところで

馬に乗ったら、鐙は土踏まずのところで
体重を乗せます。

踵方向に寄せすぎますと
万が一落馬した際に、鐙から足が抜けず
馬に引きずられて、思わぬ怪我をすることに
なりかねませぬ。

6.片手で鞍を持って、もう片方の手で手綱を輪に持つ

片手で、馬の鞍の前にある丸い突起を
軽く持ちますと、体が安定いたします。

もう片方の手で、手綱の40センチくらいのところを
輪を作った状態で持ちます。

手綱の輪を、手首を返しながら
馬の背に、右、左と軽く当てながら

『チュッ』と声をかけますと
馬は前進いたします。

『モンゴル』では、この『チュッ』が
『前進』と、きまっているそうでございます。

停止したい場合は、手綱を手前に軽く引きます。

右にゆきたいときは、手綱を右に
左にゆきたいときは、手綱を左に
軽く引きます。

7.イニシアチブをとる

馬は、大変賢い動物でございます。
初心者だからといって弱気になりますと
馬はそれを感じ取り
言うことをきいてくれませぬ。
強気でまいりましょう。

 

ひとたび馬に乗ったならば
『私が、おまえのご主人さまであるぞよ!』
と、しっかりイニシアチブをとりましょう!

それでは、乗馬トレッキングに出かけましょう。

『そらのいえ』を出発し、大草原を15分ほど進みますと
だんだんと、上り坂になってまいります。

補足.馬上で唄を唄えればなおGOOD!

いぶし銀のような、渋い民族衣装を身にまとった
遊牧民ベテランマスターが、馬上で
これまた渋いお声で、唄を唄ってくださいます。

ガイドのガナさんが、『今のは、馬の唄です』と
通訳してくださいました。

それでは私も、沖縄の民謡『国頭サバクイ』を
唄わせていただきます。

沖縄の王様のお城を普請するために
人々が山から材木を運ぶときに唄った唄でございますが

ガナさん、うまく通訳してくださったでしょうか?

坂を上り切ると、そこは
大草原を見下ろす山の頂上でございます。

はるか下には、点在するゲルと
3メートルはあろうかという長い棒を持って
羊の群れを山すそに追ってゆく
馬上の遊牧民の方の姿が見えます。

遊牧民の方が、巧みに羊たちを集合させる光景は
まるで、マスゲームのようでございます。

 

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