霧に包まれた三原山と三原神社

『江ノ島』より全没型水中翼船
『ジェットフォイルセブンアイランド虹』に乗船し
僅か1時間足らずで『伊豆大島』『岡田港』に到着

これよる上陸し『三原山山頂』へのトレッキングに挑みます。

コースは概ね以下の通りでございます。

9:30 バスで『岡田港』を出発し『三原山頂口』へ
10:10 『三原山頂口』より徒歩で『三原山登山道』を登
り山頂のカルデラを一周。

その後下山し『三原山頂口』に戻る。

想定所要時間は約2時間30分

12:40 『三原山頂口』の『歌乃茶屋』にて昼食

標高758メートルの『三原山』山頂の
巨大な摺鉢状の火口は、どのような姿をしているのでしょう?

内輪山より見渡す『伊豆大島』の全貌と『太平洋』は
どのような表情を見せてくれるのでしょうか?

それでは、いざ出発いたしましょう。

『岡田港』よりバスで『三原山頂口』へ

『ジェットフォイル』を下船し桟橋を歩き
港のターミナルでまずはトイレ休憩。

ターミナルには船のチケット売り場や
待合室の他に売店もございます。

ターミナルの向かいには新しいターミナルが建設中で
2019年にオープン予定でございます。

港の駐車場に待機するバスに乗り込み
『三原山頂口』へと出発いたします。

バスは海岸沿いの道を登り、やがて両脇に鬱蒼した森が広がる
曲がりくねった道を進んでまいります。

『東海汽船伊豆大島日帰り半日コース』の男性ガイドさんより
これからの工程についてご説明がありました。

ガイドの方は『三原山』や『伊豆大島』を知り尽くした大ベテラン

尊敬を込めて『東海汽船リーダー』とお呼びしましょう。

『岡田港』を出発して約25分、バスは『三原山頂口』に到着。

山の中腹にある駐車場の向こうに
パノラマとなって広がる『伊豆大島』と『太平洋』は一切見えず
霧に包まれております。

季節は10月の半ばーそぼ降る小雨が寒々しく感じられます。

三原山山頂を目指して

『三原山山頂口』のバスターミナルでトイレを済ませておきます。

この先トイレはここと『三原山展望台』の2箇所で
『三原山展望台』はあまり綺麗ではないそうなので念のため。

『三原山山頂口』を改めて見回します。

ユニークな形をした交番の隣に『歌乃茶屋』があり
その向こうには防災無線の鉄塔が建っております。

『東海汽船リーダー』の先導で、いよいよ出発いたします。

グループは50人ぐらいでしょうか。

『御神火茶屋』の前の道を下って行くと
低い木や草に覆われた溶岩地帯が目の前に広がります。

溶岩地帯から『三原山山頂』へと続くアスファルトの道路を進んでまいります。

霧雨で遠くが寒々しく霞んでおります。

焼けた鉄の塊のような盛り上がった玄武岩の間から生えている低い潅木や草

ところどころに物置小屋くらいの大きの
コンクリートで出来た避難壕が建っております。

噴火により拳よりも大きな噴石が
ヒュンヒュンと風を切る音を立てて飛んできたら

想像するだけでも、足がすくんでしまいそうです。

昭和61年の『三原山大噴火』

夜空を引き裂くように真っ直ぐに天に伸びる火柱

街の近くまで迫る真っ赤なマグマ

地震が起きるたびにどよめく人々

『元町港』『岡田港』『波浮港』から船で避難する島民の方達

テレビの生中継を固唾を飲んで見守ったことを
今でも鮮明に覚えております。

『東海汽船リーダー』の先導で
私達は霧雨の溶岩原野続く舗装道路を歩いてまいります。

やがて道路は傾斜となりジグザグに蛇行する登山道となります。

気温の低さにもかかわらず、じわじわと汗が滲んでまいります。

天気が良ければ、眼下に広がる溶岩原野と
『太平洋』を一望することができたことでしょう。

今は霧に包まれ遠くの景色は全く見えませぬ。

『三原山山頂口』から1時間くらい歩いたでしょうか?

『三原山展望台』が見えてまいりました。

ここで舗装道路は終わり、溶岩の石ころが転がる道となります。

道を少し進むと右手に下り坂の石段があり
鳥居が建っております。

『三原神社』

石段を下り鳥居をくぐると
道は右に折れ

お社が建っております。

色とりどりの雨具に身を包んだ人々が列をなし
参拝いたします。

霧に包まれた『三原神社』

まるで雲の上に建つお社のようで
大変幻想的でございます。

石段を引き返し元の山道に戻りさらに進むと
右手に盛り上がった玄武岩の塊

『ゴジラ岩』でございます。

そのシルエットと溶岩の質感は
まさに『ゴジラ』そのもの

自然が作り上げたモニュメントに
しばし見とれております。

雨が強くなり、風も吹いてまいりました。

『東海汽船リーダー』により
『三原山火口』のトレッキング中止が伝えられます。

これより、もと来た道を引き返します。

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