モンゴル乗馬トレッキングで大草原のモニュメントを巡る

『ウランバートル』から西へ470キロ

『モンゴル』で最も美しいと言われる
『ハンガイ山脈』の麓『ツァガンスム』で

私達夫婦は、乗馬トレッキングツアーに参加しております。

乗馬は全くの初心者である私達夫婦も
2日目ともなれば、少しずつ慣れてまいります。

『モンゴル』の大草原には、果たして本当に
『大草原』が広がるのみなのでしょうか?

いえいえ実は

『大草原』には、ユニークな見どころがございます。

『モンゴル皇帝』の宮殿後や
『オボー』と呼ばれる『道しるべ』

乗馬トレッキングで出会った
大草原の独創的なモニュメントについて
お話しいたします。

すがすがしい早朝の大草原

2013年8月13日(火)-モンゴル4日目の朝をむかえました。

昨晩は、これまでの経験から、たくさん着込んでベッドに入ったため
夜中に寒さで目を覚ますことなく、よく眠れました。

スタッフの方が、ポットに入ったお湯を、自室ゲルに届けてくださいます。

薪ストーブに、火もつけていただきました。

その様子を、後ろから見学します。

まず、ストーブの底に、大きい薪を並べます。

次に、角材のように細い木を、その上に、やぐら状に四角く積み上げます。

さらにその上に、段ボールの切れ端をのせます。

マッチで、ダンボールの切れ端に、慎重に火を点けます。

角材に火が点き、その火が、下の太い薪に燃え移れば、成功です。

日本での生活では、スイッチひとつで暖房が部屋を暖めてくれます。

ここモンゴルの大草原では、薪の段ボールも、貴重な資源でございます。

私達は、便利さにどっぷりと浸かっており
感覚が少々鈍っておることを、痛切に感じた次第でございます。

乗馬に備えてしっかり腹ごしらえ

いただいたお湯でお茶を入れ、目を覚まし
着替えてレストランゲルへ。

朝のおかゆは、たいへんうれしいものでございます。

Mr.キルギスが焼いてくださる黒パンに
ブルーベリージャムをたっぷりとのせ、いただきます。

今日一日の乗馬教室に備え、しっかりとスタミナをつけます。

乗馬トレッキングに、いざ出発

午前9時、キャンプを出た丘の上で
遊牧民の2人のマスターが、馬を引いて
待っていらっしゃいます。

それぞれ、割り当てられた馬に乗り、大草原を進みます。

オゴデイ・ハーンの離宮跡

一時間ほど進んだころでしょうか?

彼方に、岩のかたまりのようなものが
一列に連なっている光景が見えてまいりました。

馬を降り、岩のかたまりの上に登ると
その全貌が、一望に見渡せました。

『オゴデイ・ハーン』の、離宮跡でございます。

一辺が100メートルはあろうかという
岩の連なる直線の『尾根』が、正方形を成しております。

そしてその内側が、すり鉢状の窪地となっております。

四方を囲む岩岩は、まるで城壁のようでございます。

かつて『オゴデイ・ハーン』は、ここに夏の宮殿を設営し
短い大草原の夏を謳歌したのでございいます。

城壁の内側を埋め尽くす、多数のゲルは
見るものを圧倒する迫力であったに、違いございますまい。

城壁の上を歩き、一周いたします。

日差しが、ますます強くなってまいりました。

さて、ふたたび馬に乗り、『オゴデイ・ハーンの宮殿』を後にします。

引き馬無しで進めるようになる

このころになり、私はだいぶ馬に慣れてまいりました。

ヤングマスターの『引き馬』ではなく、自ら手綱を繰って進みます。

『宮殿』の山を下り、隣の山に登ります。

大草原の道しるべオボー

山の頂上に達しますと、石と木で作られた、
円錐状のモニュメントが建っております。

『オボー』でございます。

大草原においては、『オボー』は
いわば『道しるべ』であり
旅の安全を祈願する『道祖神』でございます。

小石を手に、『オボー』の周りを

時計回りに一周もしくは三週し

手にした石を積めば、ご利益があるそうでございます。

反時計回り、もしくは偶数回回りは、タブーとされております。

山の頂上から彼方を見ますと、大きな雲が、風にふかれて、こちらにやってきます。

雲は、大草原に影を作り、影もまたこちらに迫ってまいります。

なんという、壮大な光景でございましょう。

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