ネパールのどぶろく?『ロキシ』で乾杯!暮色の『はなのいえ』で

 

私達夫婦は
『ヒマラヤ』の麓『アスタムコット』にある
有機農園に囲まれたリゾートコテージ
『はなのいえ』に2泊3日の滞在をしております。

『はなのいえ』初日は
『ダンプス村』の『つきのいえ』から
2時間半のトレッキングで
少々疲れた足腰を
『五右衛門風呂』でゆっくりとほぐします。

さっぱりとしたところで
レストラン棟の前の庭のテーブルに座り
暮れゆく山々を眺めながら
『ネパール』の地酒『ロキシー』をいただきます。

『ロキシー』は、『ネパール』の家庭で作られる
シコクビエや米を原料とした蒸留酒で

各ご家庭によって風味も様々だそうですが

『はなのいえ』で頂く『ロキシー』は
さっぱりとして飲みやすいのでございます。

おや、スタッフの方々も集まってこられました。

それでは、日本から持ってきた『三線』を弾いて
唄わせていただきます。

これぞ『はなのいえ』の夕暮れ時の過ごし方と申せましょう。

暮れ行くアスタムコットの山々

ダイニング棟の前に広がる、広々とした庭から

暮れ行く『アスタム・コット』の山の稜線を眺めます。

スタッフのラメスさんが

庭のテーブルに、おつまみと
ネパールの地酒『ロキシ』を
用意してくださいました。

ネパールのどぶろく?ロキシで乾杯!!

私達夫婦と、ラジェスさんとで
テーブルにつき、ロキシで乾杯でございます。

ネパールの地酒『ロキシ』

お米やヒエを発行させた蒸留酒で
いわば、ネパール版『どぶろく』でございます。

透明なお酒で、水で割ったりせず
そのままいただきますが

焼酎や泡盛よりも、ずっと軽くて
飲みやすいのでございます。

ロキシは、各家庭の自家製で
家家によって、レシピも味も
さまざまだそうでございます。

『はなのいえ』のロキシは
『つきのいえ』で頂いたそれよりも
ライトな感じがいたします。

『はなのいえ』代表スタッフの
ドゥルガさんもいらっしゃいました。

ラメスさんも、ドゥルガさんも
日本語に堪能でいらっしゃいますので
言葉に困ることはございません。

自然との調和による持続可能な恩恵とは・・?

 

さて、『はなのいえ』でございますが

風の旅行社を創設された
比田井 博さんんという方が創設されました。

アンナプルナ連邦を一望でき
豊かな自然に育まれたこの地に
リゾートコテージを創設し

ネパールのすばらしさを
日本や世界に発信し

地元の方々にも、恩恵をもたらそうと
考えられたのでございます。

パーマカルチャ

地域の特徴を最大限に生かし
理論的手法によって農業を行うことにより
持続可能な発展を実現しようという
理念でございます。

『はなのいえ』の、4ヘクタールの農園も
パーマカルチャの理念に基づいて
運営されているのでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畑には、さまざまな種類の
野菜や草を混在させることにより
化学薬品を使わずに、害虫の被害を最小限に抑えたり

バイオマス・システムによって
牛糞からガスを生み出し、
火力として利用したり

ソーラーパネルによって
電力を供給したりと

さまざまな工夫がなされております。

そして、ここで働くスタッフの方々も
地元『アスタム・コット』の村人です。

雇用を創出し、豊かさを還元し
地元の発展に寄与しようとするものです。

たとえば、私達のコテージでも
シーツや毛布は、連泊している間は
交換はいたしません。

洗濯に必要な水や、洗剤の流出を
押さえることができるのです。

この方式は、有効であると感じました。

1日や2日では、シーツも汚れませんし
きちんと伸ばせば、きれいでございます。

この方式は、日本をはじめ他の国でも
取り入れればよいのにと
感じた次第でございます。

ラメスさんが、美味しそうな焼き鳥を
出してくださいました。

ネパールで沖縄三線を弾き唄う

それでは、お礼に一曲

『あしびなー』という

沖縄でいうパーティー・ナイトの曲で
盛り上がりましょう。

日も暮れてまいりました。

すっかりお酒も廻り・・・

そろそろ、レストラン棟に入り
夕食をいただきましょう。

夕食は、『はなのいえ』で収穫した
新鮮な食材を、ふんだんに使った『ダルバード』

日本食だけんではなく
もちろんネパールの家庭料理も
味わうことができるのです。

美味しいお酒と、お料理をたくさんいただきました。

幸せでございます。ありがとうございます。

 

計画停電の時間帯でございます。

ラジェスさんが、ランタンで
足元を照らしてくださり

コテージまで戻りました。

部屋に入り、懐中電灯を点け

壁際のローソク立てのローソクに
明かりを灯します。

ほのかなローソクの明かりに照らされた部屋は
幻想的でございます。

 

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