シベリア鉄道で行くバイカル湖8日間ツアーに必要な旅の準備

世界一の透明度を誇る

『シベリア』の秘境『バイカル湖』

一生に一度は見て見たい
そんな長年の『夢』が叶うこととなりました。

しかも、極東の都『ハバロフスク』から
『シベリアの真珠』と謳われた『イルクーツク』までは
あの『シベリア鉄道』で三日三晩の旅をいたします。

何分にも、『ロシア』は初めてでございます。

『ソビエト社会主義共和国連邦』時代

『鉄のカーテン』の向こう側の神秘の国々
未だにそのようなイメージを抱かずにはおれない
『ロシア』

そこで、『ロシア』に関しては
エキスパートでいらっしゃる『ロシア旅行社』様にお願いし

『シベリア鉄道とバイカル湖8日間』ツアーに
参加させて頂きました。

鉄のカーテンの向こう側からの電波

私がまだ、中学2年の頃

お小遣いを貯めて
やっと手に入れた、短波ラジオ
『ナショナル・クーガ7』

海外の、いろいろな地域からの
放送を受信できました。

まだ、携帯電話も
パソコンやインターネットも
普及していない時代

ラジオから聞こえる
ノイズ混じりの音声に
夢と想像力を膨らませたものでした。

モスクワ放送の日本語放送は
電波も強力で、いつもよく聞こえました。

インターバルシグナルで流れる
『祖国の歌』は、今でもよく覚えております。

時は、東西冷戦の真っただ中

鉄のカーテンで閉ざされた
謎に満ちた超大国から

流れてくる電波放送は

ニュース
時事解説
クラシック音楽

 

中学生の私には
やや難解な内容でございましたが

ソビエトの地理や、人々の生活ぶりを
知ることができました。

受信報告書を送り
返送されてくる
『ベリ・カード』には
モスクワの街並みが描かれており

『こんなにも、美しい街なのだ』
と、驚いたものでございます。

東西冷戦時代の終結?

しかしながら
時代の流れとは
抗えぬほど強いもの

1986年

ゴルバチョフ書記長と
レーガン大統領の
『レイキャビック会談』を機に

東西冷戦時代は、終局へと向かいます。

そして1991年

ゴルバチョフ大統領辞任とともに

『ソビエト社会主義連邦共和国』は
解体に至りました。

いざ、ロシアへ!!

時は流れ、2015年春

どこか、夏休みを利用して行ける
手ごろなツアーはないものかと
インターネットで探しておりますと

あった!

ロシア旅行社さんの
『シベリア鉄道とバイカル湖8日間の旅』

 

『バイカル湖』は
世界一の透明度を誇る
美しい湖として

テレビの特集番組などを通じ
知っておりました。

一生のうちに、『バイカル湖』を
この目で見るのが、私の夢でございました。

 

しかしながら
家内が何というか・・・

恐る恐る、話してみると
興味を示し、
あっさりとOKを出してくれました。

そして翌日、ロシア旅行社さんに
電話で予約申し込みをいたしました。

いよいよ、『鉄のカーテン』の
向こう側に、実際に足を踏み入れるのです。

何やら、夢のようでございます。

期待とともに、不安もまたございます。

『ペレストロイカ』で変化したとはいえ
旧ソビエト連邦

写真を撮っていて、スパイと間違えられて
KGBに連行されたら、どうしよう・・

などと、余計なことを考えたりも
いたします。

シベリア鉄道の旅に必要なもの

まずは、情報収集でございます。

今回の旅の特徴は

ハバロフスクからイルクーツクまで
シベリア鉄道のコンパートメントの中で
3日3晩過ごす

ということでございます。

日本におりますと、寝台車でも
せいぜい1晩でございます。

このように長い時間を
列車で過ごすのは
生まれて初めてでございます。

寝台車ですので、
ベッドと布団はございます。

トイレや洗面所も
1車両に2か所ございます。

問題は、食事でございます。

食堂車が連結されておりますが
お値段が高く、メニューの種類も
少ないという、もっぱらの評判でございます。

沿線の駅に停車したときに
ピロシキやイクラなど
色々なものを売りにくるそうですが

最近では、規制が厳しくなったようで
ホームまで売りに来ないそうです。

また、車内で酔って問題を起こす乗客が
後を絶たないため、現在では
車内ではアルコール禁止となっております。

お湯は、給湯器から、いつでももらえます。

というわけで、

・紙コップや、紙のお皿
・プラスチックのフォーク
・折り畳み式果物ナイフ
・粉末のお茶、お味噌汁
・お手拭き
・カップヌードル
・アルミのコップ
・タッパー

などを持参いたしました。

普段は、全く食べない
カップヌードル

意外と、トランクに入れると
かさばります。

現地の気候でございますが

ロシアとはいえ、8月ともなると
昼間は30度を超えますし
夜は、けっこう気温が下がります。

Tシャツなどの夏の装いに加え
セーターやカーディガンなども
持ってまいります。

電源は、220ボルト
コンセント形状は、Cタイプでございます。

 

なお、ロシア渡航に関しましては
ビザが必要でございますが
こちらは、ロシア旅行社さんに
お願いいたしました。

期待と不安とともに
旅の準備は整ったのでございます。

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