カトマンズ中心街からタクシーで往復2時間で行ける世界遺産



神々と人々が同居する不思議な街『カトマンズ』

路地の両側に軒を連ねる
服屋さん 雑貨屋さん
お茶屋さん レストラン

どこに視線を移しても
目に飛び込んでくる鮮やかな色彩に
おもわず気持ちもうきうきとしてまいります。

そんな『カトマンズ』の街の中心部から
タクシーで2時間もあれば
行って帰ってくることのできる名所がございます。

『スワヤンブナート』

山の上に建つ仏塔は
『カトマンズ』がまだ湖であった頃より
この地を見守り続けているのだとか

仏塔の側面に描かれた
特徴的な四つの顔 八つの目は
森羅万象を見通すと伝えられております。

タルチョのたなびく境内から
『カトマンズ』の街全体を
見渡すことができるのでございます。

震災の爪痕残るカトマンズの街を歩く



まるで糸巻きのように、団子になって絡み合ったケーブル

砂埃を巻き上げながら走る、車

おしくらまんじゅうのように、ひしめき合う
スクーターの大群

『トリブバン国際空港』から、『タメル地区』に向かう車の中から
見る『カトマンドゥ』の活気に、思わず圧倒されます。

電力供給を水力発電に依存するネパール



乾季の今は、極端な水不足で
計画停電が毎日のように起こります。



道路に信号は無く、交差点では

防塵マスクをかぶった警察官が
鮮やかな身のこなしで、大量の車と、バイクの軍団を
小気味よくさばいております。

ところどころ、建物の崩壊した跡があり
震災の爪痕が残っておりますが

『カトマンドゥ』の方々、元気でいらっしゃいます。



ラジェスさん

『震災の3日後には、みんなに笑顔がもどりました』

と、おっしゃっています。

なによりでございます。

道路の両側に並ぶ商店には
たくさんの品物が並んでおります。



見ているだけでも、楽しくなってまいります。

車はやがて、『タメル地区』に到着。

とあるホテルにチェックインし、荷物を置いて

ふたたび『タメル地区』の目抜き通りに繰り出します。

モモで腹ごしらえ-ついでにビールも

ラジェスさんおすすめのお店

通りの一角にあるビルの2階の食堂もまた
人々でいっぱいでございます。

ヨーロッパ系の、トレッカーの方もいらっしゃいます。



 

窓際の席に陣取り、まずはビールで乾杯でございます。



『モモ』-ネパールの餃子でございます。

お皿に、まるくきれいに並んだ『モモ』

真ん中の小皿の、オレンジ色のタレにつけて
いただきます。

ホクホクで、ジューシーなお肉

オレンジ色のタレも、格別でございます。

結構ボリュームがございまして
一皿いただきますと

もうお腹いっぱいでございます。

タクシーでスワヤンブナートへ

食堂をあとに、再び通りに出ます。

ラジェスさん、タクシーの運転手さんと
交渉してくださいました。

『スワヤンブナート』まで、行って帰ってまいります。



『カトマンズ』の市街地を抜け
山に向かって、坂を上ってまいります。

『スワヤンブナート』は
ネパール最古の寺院と言われております。

まだ、『カトマンズ』が湖であったころから
ここに建っているという、伝説もあるのだとか。



市の中心から、約3キロの山の上に建つ、この寺院

山の麓から、400段の石段を上るのですが
私達のように、車で直接、山の上に来ることも
可能でございます。

入り口で拝観料をお支払いし、
境内に入ってまいります。

至る所に、お猿さんがいらっしゃいます。
人間が歩いておりましても

特に逃げたり、お襲いかかってくるでもなく
くつろいでおります。

神羅万象を見通す8つの目

階段を登り、仏塔にまいります。

白いドームの上に、四方に目が描かれた
黄金の塔が建っております。

この目は、『仏陀の知恵の目(ブッダ・アイ)』と言われ
森羅万象を見通すのだそうです。

カトマンズの街を一望



『カトマンズ』の街を一望できる、この山の上から
『ネパール』の人々の安寧を、見守っているのでしょう。

白いドームの周りには、『マニ車』が
ずらりと並んでおります。

円筒の筒に、お経が刻まれた『マニ車』

手で回すと、お経を一回唱えたと同じ
ご利益があるのでございます。



境内には、美しい彫刻が施された建物が並び
民芸品や装飾品のお店が、軒を連ねます。



ところどころ、地震で崩壊したモニュメントがありますが
修復も進んでおります。



いたるところにはためく、五色のタルチョが
目に鮮やかに写るのでございます。
















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