中国南方航空で羽田から広州を経由してカトマンズへ行ってみた

さて、私達夫婦の今回の旅は
『ヒマラヤ』
でございます。

ほぼ垂直に切り立った山を
ロープとザイルを使って命がけで登ってゆく?

いえいえ、とんでもございませぬ。

『ヒマラヤ』を一望できる麓の村で
のんびり、まったりすごさせていただきます。

私達夫婦が、参加させていただくツアーは
『風の旅行社』様の
「つきのいえ」「はなのいえ」に連泊
ヒマラヤ展望ステイとのんびりハイキング8日間』ですが

仕事のスケジュールにより、7日間にアレンジしていただきました。

『羽田空港』から『カトマンズ・トリブバン国際空港』まで行く方法はいくつかございますが

私達夫婦が利用いたしましたのは
『中国南方航空』で『中国』の『広州』で乗り換えるルートでございます。

『中国南方航空』

私達夫婦にとっては、あまり耳馴染みのない航空会社
インターネットの口コミサイトなどを拝見いたしますと
中にはあまり芳しからぬ評判もございましたが

実際に搭乗してみましたところ
設備サービスとも『良好』でございました。

なにより驚きましたのは、経由地の『広州国際空港』の規模の大きさと
『中国南方航空』の保有する航空ネットワークの網羅性でございます。

それでは、『カトマンズ』までの行程をみてまいりましょう。

中国南方航空で羽田を出発

2016年4月28日(木)

早朝に横浜の自宅を出発し
羽田空港に向かいます。

利用いたしますのは
『中国南方航空』

日本では、あまりなじみのない
航空会社でございますが

 

中国の『広州白雲空港』をホームとし
アジア・オセアニア・アメリカ
ロシア・ヨーロッパ・アフリカへの
航空ネットワークを有する

大規模な航空会社でございます。

この『中国南方航空』で
『広州』へとまいりまして
約4時間半の待ち合わせで

同社の『カトマンドゥ』行きの便に
乗り換えをいたします。

順当にまいりますと
日本とはマイナス3時間15分の時差がある『ネパール』には
現地の日付が変わる少し前に、
到着する予定でございます。

10時25分、『カトマンズ』行きの便は
定刻通り羽田空港を離陸

『広州』まで、4時間35分のフライトでございます。

そぼふる雨の中を離陸し

雲を抜けると、

眩しいほどの青空でございます。

 

サービスもお食事もGOOD!!

ベルト着用サインが消えますと
お食事が配られます。

ビールを頂き、これからの旅に
乾杯でございます。

お食事は、
なかなか、美味しゅうございます。

 

飛行機は、『広州』を目指し
南西の方角に飛行いたします。

航路上の天気は、おおむね良好
乱気流もございませんでした。

もとは中国民航-その後分割民営化

『中国南方航空』
シニア世代の私達には
『中国民航』と申し上げた方が、馴染みがあるかもしれませぬ。

1980年 『中華人民共和国』の最高実力者『鄧小平』氏が
『航空局は民営化すべし』と言ったことで
『中国民航』も分割民営化が行われました。

1988年 『中国民航』の実際の運営業務は

『北京管理局』を継承する『中国国際航空』
『上海管理局』を継承する『中国東方航空』
『広州管理局』を継承する『中国南方航空』

に分割され

『中国民航』はこれら3つの航空会社を管理監督する
いわば『国土交通省航空局』の役割を担うこととなりました。

『中国南方航空』は『アジア』最大
世界でも第4位の規模を誇る
マンモス航空会社でございます。

保有機体は約700機
うち600機以上が稼働しており
毎日2,000便余りの航空機が
世界40ヶ国 208の都市を結んでおります。

保有機体はおおよそ
『エアバス』系と『ボーイング』系が半々ぐらい
設備も申し分ございませぬ。

『中国南方航空』のホームグラウンド
『広州白雲国際空港』もまたマンモス空港で

さらに第二ターミナルも建設され

『中国』の南をして世界を制すべし!

という意気込みが聞こえてくるようでございます。

『羽田』や『成田』を発着する便には
『日本人』のCAさんも乗務しておられます。

機内食も大変美味しく
『成田』ー『広州』便では日本酒の冷酒をいただいてしまいました。

『広州』ー『カトマンズ』便では
通常のお肉料理と
『ヒンズーミール』がございました。

私『ヒンズー教徒』ではございませんで
反射的に通常のお肉料理を頼んでしまったのですが

思い切って『ヒンズーミール』を頼めば良かったかなと
ちょっと後悔した次第でございます

 

お席のお隣の若い男性
『海南島』ご出身の方と
結婚式挙式のため

『広州』から『海南島』ゆきの便に
乗り換えされるそうでございます。

おめでとうございます。
末永く、お幸せでありますように。

広州白雲空港のグランドスタッフの方々に笑顔で迎えられる

さて、お話しもはずみ
あっというまに
『広州白雲空港』に到着しました。

男性とお別れし、
私達夫婦は、国際線の乗り継ぎターミナルへ

グランドスタッフの女性が
日本語で、窓口の場所を
案内してくださいました。

窓口でも、スタッフの方が
笑顔で応対してくださり

スムーズに手続きが終わりました。

『広州』

『香港』のすこし西に位置する大都市

『ぐわんぞうGuangzhou』と発音するようでございます。

アジアの要衝-広大な規模を誇る広州白雲空港

空港は、想像を絶する規模でございます。

出発ロビーの電光掲示板に表示される都市は

『ジャカルタ』『バンコク』『大阪』
『ハノイ』『シドニー』『ナイロビ』・・・

ありとあらゆる都市への便が
就航しております。

電光掲示板の表示は、漢字とローマ字が
併用されておりますので
それを見ているだけでも、楽しくなってまいります。

『貴陽-Guiyang』

どこの国かわかりませんでしたが
帰国して、中国南方の都市であることが
判りました。

あらゆる地域を網羅する航空ネットワーク

広大な出発ロビーの窓の外には

『アジスアベバ』ゆきの、『エチオピア航空』行きの
飛行機が、駐機しております。

さまざまな色の飛行機と
ロビーを行き交う人々を眺めながら

椅子にすわって、
4時間あまりの待ち合わせ時間を
のんびりと過ごします。

現地時間(日本時間マイナス1時間)19時40分

『カトマンドゥ』行きの便は
滑走路混雑の為、約30分遅れで
『広州白雲空港』を離陸

4時間50分のフライトで
『カトマンズ』に到着いたします。

街の明かりが少ないのは震災のせい?

着陸態勢に入り、眼下を見ると
街の明かりが、たいへん少ないのでございます。

大地震の被害から、復興が進んでいないのでしょうか?

飛行機は、『トリブバン国際空港』に到着

出国審査も問題なく終わり
人々でごった返す空港ロビーへ。

現地ガイドの、ラジェスさんと
無事にお会いすることができました。

6日間、どうぞよろしくお願いいたします。

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