列車の旅の醍醐味と申し上げるなら
やばり『駅弁』でございますな。
私が子供であった昭和40年代は
列車が駅に停まるたびに、
お弁当がたくさん乗った大きなお盆を首から下げ
お弁当売りの店員さんが車窓まで来て下さいました。
車窓の両サイド下のつまみを両手で握りながら窓を開け
列車の発車時刻を気にしながら
お弁当とお茶と冷凍みかんを購入し、
お金を払って、おつりを受け取る。
列車が駅を出ますと
ご当地ならではのお弁当の蓋を
わくわくしながら、開けたものでございます。
かつてのそんな光景も
列車の高速化に伴い
今ではきわめて珍しいものとなりましたな。
駅弁を調達するならば
駅ビルのデパ地下か、駅構内の売店
ということになりましょうが
私達夫婦は、『東京駅』を出発する際には、
駅構内中央通路(『八重洲中央口』と『丸の内中央口』を結ぶ通路)中ほどにある
『駅弁屋 祭』様を利用させていただいております。
朝5:30から夜11:30までお店が開いておりまして
なんと全国200種類のお弁当が集まり
少々迷ってしまいなす。
どんなお弁当があるか、少し紹介させていただきます。