『太平洋側』の街から、『日本海側』の街まで、列車の旅をする
あるいは
『日本海側』の街から『太平洋側』の街まで、列車の旅をする
これほどワクワクする旅はございませぬな。
白い水飛沫とともに、海岸線に容赦なく打ち寄せ荒波の『日本海』
はるか彼方に広がる水平線の『太平洋』
この二つの、それぞれ表情の異なる大海原
海岸沿いに広がる街や駅もまた
それぞれ特徴的であることは
車窓から景色を眺めていても感じることでございます。
そして
『日本海』と『太平洋』の間に広がる
『日本列島』の奥深く険しい山脈
畝畝とした山肌や崖っ淵のような急斜面を
横切るように敷設された鉄路を
猛スピードで軽快に疾走する『振り子式電車』
はるか上に連なる山頂
右に左にと移り行く谷川
車窓に展開するスリリングな景色を見ながら
手元に『ワンカップ』の1本でもあれば
それはもう、極上のひとときでございます。
『智頭急行スーパーはくと6号』の旅
『日本海側』の街『倉吉』から
『太平洋側』の街『姫路』まで
2時間半の列車旅に出発いたしましょう。