名鉄名古屋駅から伊勢湾沿い内海駅まで特急で旅気分の1時間

『名鉄名古屋駅』から
『内海駅』まで

憧れの特急電車で行ってみました。

16時11分に『名鉄名古屋駅』を出発し
17時09分に『内海駅』に到着いたします。

師走の初旬

冬の陽が傾き始めた
『名古屋』の街を通り抜け

暮色に染まるベッドタウンを
遠くにみながら

景色はやがて山々には変わり

陽の沈む湾岸沿いを走り

終着駅に到着した時には

すっかり夜になっておりました。

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福島県飯坂温泉駅から徒歩6分―鯖湖湯は趣きある木造建築

『福島県飯坂温泉』で

最も古い共同浴場『鯖湖湯』

およそ1,200年の歴史があるといわれ

かの『松尾芭蕉』も旅路の途中で

立ち寄ったと伝えられております。

『飴色』の板の壁に

『銅色』のお洒落な屋根の

この公衆浴場は

1993年に修復が行われ

今もなお訪れる人々を

あたため癒やしてくれています。

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福島県穴原温泉吉川屋は市街地より電車で30分お城のような癒しの宿

『福島駅』で『新幹線』を降り

『福島交通』の電車で約 30分

『飯坂温泉郷』の奥座敷

『穴原温泉』老舗の

『吉川屋』様に

私達夫婦は1泊2日でお世話になりました。

『江戸時代』より創業された

老舗旅館『吉川屋』様

山間の質素な宿を想像していたのですが

まるでお城のように立派な建物に

思わずびっくり

心温まるおもてなしと

癒しの温泉

絶品のお料理の数々を

堪能させていただきました。

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津山駅から岡山駅へ―SAKU美SAKU楽は魅力のリゾート列車

『鳥取県』ー『岡山県』を縦断する列車の旅も

いよいよ終盤に近づいてまいります。

その最後を飾るのは

『SAKU美SAKU楽』

『岡山県北』の街おこしと

その素晴らしい自然や文化を発信するため

誕生した観光列車でございます。

柔らかなピンク色の車体に描かれた

紅色の花びらは

みているだけで

ワクワクしてまいります。

津山駅のSAKU美SAKU楽

『津山駅』ホームに

淡いピンク色に紅色の花びらが描かれた

観光列車『SAKU美SAKU楽』が

停車しております。

そして同じホームの反対側には

濃紺色にシルバーのストライプ

『あめつち』が

『鳥取県』と『岡山県』を

それぞれ旅する二大観光列車が

肩を並べて停車する姿は

まさに壮観でございます。

ホームには、私達利用客と

お出迎えお見送りをしてくださる

駅のスタッフの方々

それに、和太鼓の方々まで加わり

それはもう、お祭り状態でございます。

その様子をカメラに収めるべく

ホームを行き来しているうちに

『SAKU美SAKU楽』の準備も整い

CAさんのご案内で

車内に乗車いたします。

車内は、豪華な装飾もなく

オーソドックスな客車といった雰囲気ですが

これがまた、良い感じでございます。

私達夫婦は

進行方向右手の

向かい合わせの席に座ります。

荷物を下ろし

ほっと一息

天井に回る扇風機が

また良いですな。

窓の外には

お見送りしてくださる

駅のスタッフの方々が

横断幕を掲げてくださっています。

対向側のホームをみますと

普通列車が停車しております。

『津山駅』

『伯備線』の『新見駅』まで

路線がつながっているのですね。

『サンライズ出雲』で

旅をした日々を思い出します。

いよいよ出発

ドアが締まり

『SAKU楽SAKU楽』は

ゆっくりと走り始めます。

ホームのスタッフの方々

一般のお客様までが

手を振ってくださいます。

行ってまいります。

またお会いいたしましょう。

列車は『津山』の街並みを抜け

山間へと進んでまいります。

テーブルには

豪華なお弁当

『寺田シェフ』監修の

『岡山県北イロドリちらし』が

豪華な蓋を開ければ

目にも鮮やかな

イタリアン風の和食弁当

地元食材の旨味を

贅沢に味わえる

豪華弁当でございます。

亀さんの駅舎にびっくり!

さて最初の停車駅は

『亀甲』

その名の通り

亀の甲羅の形をした駅舎の屋根には

ちゃんとお顔がついております。

一度は食べたい!食堂かめっちの卵かけごはん

さて『岡山美咲町』は

『卵かけご飯』の街

地元の名店

『食堂かめっち』のスタッフの方が

停車時間に車内にお越しになり

『卵かけご飯』の魅力について

プレゼンテーションしてくださいました。

『美咲町』の卵は

なんといっても

『新鮮さ』がいのち

養鶏場で採れたばかりの

新鮮な卵を

隣接する工場ですぐさまパッキングし

出荷されています。

まるで朝日のような

黄金色の卵が

『美咲町』の棚田で収穫された

『棚田米』で

ふっくら炊き上がった

アツアツのご飯の上に乗り輝く姿

創造するだけでたまりませぬ。

『弓削駅』

駅構内には、街のマスコットキャラクター

『カッピー君』にまつわる

さまざまなモニュメントが並ぶ

ユニークな駅

アンテナショップ

『野の花ショップ夢元(弓削)』

もございます。

さてここで

『美咲町』ご出身の料理研究家

makoさん監修のスイーツが

振る舞われます。

さわやかなフローズンヨーグルトベースに

ほんのり甘いクリームが

なんとも涼やかでございます。

こちらは『美咲フルーツバターサンド』

『美咲町』でブルーベリーファーム『寒竹』で収穫された大粒のブルーベリーを

ふんだんに練り込んだバターを

ふっくらとしたクッキーでサンドした

逸品でございます。

クッキーの香ばしさと

バタークリームのほどよい甘さに

ブルーベリーの酸味が贅沢にマッチいたします。

山間を進む『SAKU美SAKU楽』

この旅で最も美しい

『旭川』に差しかかってまいります。

穏やかな水面は深い緑色

 

ゆっくりと蛇行を繰り返す『旭川』

 

どこか神秘的な流れでございます。

『岡山県北』の城下町

『津山駅』を出発し

沿線の見どころ

美味しいお食事やデザートを楽しんだ

1時間あまりの旅も

まもなく終点に

近づいてまいります。

列車は山間を抜け

ビルが立ち並ぶ『岡山市街地』へと

走ってまいります。

たくさんの列車が一堂に会す

『岡山駅』

その一角に

美しい桃色の列車

『SAKU美SAKU楽』は

ゆっくり入ってまいります。

出雲街道から津山城石垣・津山高校を巡る。津山の見どころ

『岡山県』県北の都市『津山』

『津山藩』の城下町の面影を色濃く残し

『出雲街道』の宿場町として発展した

由緒ある美しい街でございます。

『観光列車の旅』の途中

2時間ほど自由時間がございまして

ここ『津山』出身在住の

家内の大学時代の友人と落ち合い

車で案内していただきました。

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観光列車あめつちで鳥取駅から津山駅に行ってみた。


『鳥取県鳥取県』と『岡山県津山駅』を結ぶ

『観光列車あめつち』に

私達夫婦は乗車いたしました。

美しい濃紺の2輌編成の列車は

『日本海』に面した『鳥取県』から

険しい山岳地帯を越え

城下町『津山』へと至る

まさに魅力たっぷりでございます。

まるで『日本間』のような

白木のインテリアの車内では

地元ならではのお酒や軽食

『あめつち』関連グッズも

販売されております。

それでは

『観光列車あめつち』の旅

出発いたしましょう。

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炎天下に馬の背まで行ってみたー鳥取砂丘を歩く時に気をつけること



8月の太陽が照つけるなか

『鳥取砂丘』の『馬の背』まで
歩いてみました

『鳥取』ー『岡山』の列車の旅の途中
ただ立ち寄るだけと

何も考えておりませぬでしたが

これが少々無謀でございました。

いざ『鳥取砂丘』についてみると
『せっかく来たのだから』と
歩いてみたい欲に駆られるもの

しかしこの時私は

帽子をかぶっておらず
ペットボトルの水も
半分くらいしかございませんでした。

真夏に『鳥取砂丘』の『馬の背』を
目指される場合

①帽子は必ず用意する。
②ペットボトルの水は満タンに
できれば予備も1本持っておく
③スニーカーなど履き慣れた靴で
④『あぶないな』と思ったら
無理せずすぐに引き返す

以上をお守りいただきたく
お願い申し上げます。

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若桜線のリゾート列車はレトロ感あふれる魅力の電車



『鳥取県』の『若桜駅』と『群家駅』の

約19.2キロの距離を結ぶ『若桜線』には

3台のリゾート列車が運行されております。

コバルトブルーの『昭和号』

ロイヤルレッドの『八頭号』

ディープグリーンの『若桜号』

私達夫婦は、『八頭号』に乗り

『若桜駅』から『郡家駅』まで

旅をすることができました。

短いながらも

魅力満載の旅の様子を

お伝えいたします。

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鶴巻温泉大和旅館は横浜から1時間の癒しの温泉宿

 

『小田急線鶴巻温泉駅』から
徒歩で5分

『丹沢』の裾野の閑静な住宅街の一角にある
『大和旅館』様に

私達夫婦は、1泊2日でお世話になりました。

立派なお部屋と
癒しの温泉

心のこもったおもてなしお料理を
堪能することができました。
『横浜駅』から『小田急線鶴巻温泉駅』までは

たったの1時間

気軽に出かけられる
都市近郊の穴場スポットでございます。

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秩父でぜひ泊まりたいー小鹿野温泉梁山泊は隠れ家のような癒しの宿




『秩父小鹿野温泉』の老舗旅館
『梁山泊』様に
私達夫婦は、1泊2日でお世話になりました。

山間の静かな佇まいに建つお宿は
小さいながらも情緒たっぷり

日々の生活の忙しさに追われ
知らず知らずのあいだに
疲れてしまった私達を
暖かく迎え入れてくださり

癒しの温泉と
心のこもった美味しいお料理で
おもてなししてくださいます。




山間の静かなお宿

『梁山泊』様へは
『西武秩父駅』から車で20分ほど

前日までに予約をお願いすれば
車で送迎してくださいます。

『秩父』市街地を抜け
高台へと続く道を登ってまいります。


『秩父ミューズパーク』の桜が
見頃を迎えております。

たいへん綺麗でございます。

さらに10分ほど進みますと

果樹園が続く里山に

『梁山泊』様が見えてまいります。



玄関先のポールの上の
『龍』のモニュメントが
ユニークですな。

玄関をくぐりますと

昔ながらの落ち着いた雰囲気の
お宿でございます。




下駄箱でスリッパに履き替え

チェックインを済ませて
お部屋に案内していただきます。

階段を登って2階に上がり
ドアを開けますと

小ぶりながら
雰囲気のあるお部屋でございます。



早春の穏やかな日差しが
窓から差し込み

窓の外に広がる果樹園のあちこちに咲く
梅の花がたいへん綺麗です。

荷物を下ろし

浴衣に着替えて
お茶を一服頂きます。

ひと心地ついたところで
お風呂を頂きましょう。

階段を降りて
左手に伸びる廊下を行くと
別棟に到着

大浴場です。

落ち着いたベージュ色のタイルに
優しく響くお湯の音

湯船の向こうの大きなガラス窓から
露天風呂が見えます。

桶でサッと体を流し

静々と湯船に身を沈めます。

お湯は熱すぎず
じんわりと体が暖かくなってまいります。

少し体が火照ってきたところで

浴場横の扉を開け
露天風呂へ

檜の屋根がたいへん立派な
美しい岩風呂でございます。

露天風呂から眺める
のどかな里山の風景

竹藪の向こうから
川のせせらぎと
小鳥の囀りが聴こえてまいります。

極楽ですな?

秩父の旬のお料理

待望のお夕食は

嬉しいお部屋でのお食事です。


御膳に並んだ
豪華なお皿や小鉢たち

びっくりでございます。



まずは、冷えた生ビールで乾杯

温泉上がりのぽかぽかの体に
染み渡ります。



彩豊かな前菜
素朴ながらも、味がしみわたります。


新鮮なお刺身

ここはやはり、冷酒をいただきましょう。


『梁山泊』

お宿限定の貴重な逸品

すっきりとした飲みごたえに

お箸もすすみます。

山菜とワカサギの揚げ物
かわいらしいコロッケ
サクサクでございます。



お豆腐と海老・山菜のたっぷり入った
つみれ汁

思わず、ほっこりとする
やさしいお味でございます。


香ばしい、『おこわ』



なんと、お蕎麦が出てまいりました。

さわやかに、つるつるっと頂きます。
ああ、幸せでございます。

ごちそうさまでした。

星空のツアー



夜9時からは
旅館のスタッフの方が
マイクロバスを出してくださり

『秩父ミューズパーク』まで
星空のツアーをしてくださいます。

『秩父ミューズパーク』から見下ろす
『秩父』の夜景は
本当に美しい

目の前に黒いシルエットとなり
聳え立つ『武甲山』は

太古の昔から
『太平洋プレート』に押されて
『ハワイ』からやってきたのだとか。

『武甲山』のさらに上を見上げれば
満天の星空が広がります。

『北斗七星』を見たのは
何年ぶりでしょうか?

なじみぶかい
『オリオン座』

これだけたくさんの星々が輝いていても

わかるものでございます。

真上を真っ直ぐ見上げれば

ありました。『北極星』

これほど星空をじっくりと見上げたのは

『モンゴル』以来かも知れませぬ。

遠くへ行かなくとも

都心からほど近い場所でも

星空スポットは
けっこうあるのかも知れませぬ。


お朝食は1階の食堂で

個々のお席が仕切られており
半個室となっております。


スタミナたっぷりの
美味しいお食事


朝からご飯を
おかわりしてしまいます。

『秩父小鹿野温泉郷』

通勤圏から少し足を伸ばしてみれば

美しい里山が広がる町を
楽しむ旅ができます。

『梁山泊』様

癒しの温泉宿を
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?