筑後川を眺める静かな原鶴温泉の老舗旅館泰泉閣



『JR九大本線』の『筑後吉井駅』から
車で約10分

『筑後川』にかかる美しい橋を渡ると
『原鶴温泉』に到着します。

川沿いの静かな街並みに佇む
老舗温泉宿『泰泉閣』様に
私達夫婦は
1泊2日でお世話になりました。

『泰泉閣』様の温泉は
『九州』でも有名な『美肌の湯』

『筑後川』の伝説にちなんだ
『河童の湯』や
たくさんの湯船がある
ダイナミックな『ジャングル風呂』を
堪能してまいりました。

筑後川を望む温泉宿



『博多駅』で『新幹線』を降り

『鹿児島本線』で『久留米』に向かいます。

『久留米』から『九大本線』に乗り換え
『筑後吉井駅』へ


由緒ある駅舎をくぐり
ロータリーに出ますと

お宿の送迎のワゴン車が
待っていてくださいます。

城下町の由緒ある軒並みが続く街を通り抜け
筑後川にかかる橋を渡ると
『原鶴温泉街』に入ってまいります。



『泰泉閣』様

落ち着いた佇まいの老舗温泉宿

通りを隔てれば、『筑後川』の川岸です。

チェックインを済ませ
お部屋にまいります。



落ち着いた雰囲気の
和室のお部屋

窓から『筑後川』がよく見えます。



荷物を下ろし
浴衣に着替えて
お茶を一服

さてさっそく
お風呂を頂きましょう。

24時までは、男性は
『カッパの湯』



『筑後川』には
『カッパ』の伝説があるそうで
露天風呂の向こうに
コミカルな『カッパ』の石像が立っております。

お湯は熱すぎず
ゆっくりと浸かっていられる温度で
さらさらと柔らかい感じがいたします。



待望のお夕食は
落ち着いた雰囲気の
うれしい個室でございます。


テーブルにはたくさんのお料理が
ぎっしりと並びます。

メニュウは

旬彩
笹雪呉豆腐旨味餡掛け
いくら醤油漬 丸十オレンジ煮
筑後鮎の甘露煮 枝牛
造里
近海の鮮魚三種盛り
間八 加治木鮪 烏賊
焼物
朴葉焼き 泰泉閣山菜味噌
寒鰆 大根 栗麩 朝倉万能葱
煮物 朝倉郷土料理
筑前朝倉蒸し雑煮 青沙庵
小鍋
秋月古処鶏と博多地鶏つみれ饗宴鍋
揚げ物
蟹東寺巻 薩摩芋 蓮根 大葉 
花稲穂 抹茶塩 レモン
御椀
なめこ白味噌仕立て 粉山椒
食事
鹿尾菜釜飯
香物 三種盛り
氷菓子
本葛杏仁豆腐 苺ジュレ
クロダマル蜜煮


まずは冷えたビールで乾杯



前菜は、柔らかな『鮎の甘露煮』
『薩摩芋』のオレンジ煮は、
さっぱりとした甘さでございます。

これは箸がすすみます。


大葉につつまれた
『鰆』の焼き物は
観もほくほくで、香ばしい上品なお味



お刺身の三種盛りは
これはもう、冷酒でいただかねばなりますまい。


『庭のうぐいす』
早春の暖かな日差しを思わせる
『筑後平野』のお米と『筑後川』の清流から生まれた
日本酒でございます。

升にあふれるまで
たっぷりと注いで頂きました。


新鮮なお刺身と、冷酒
もはや最高でございます。



特別メニュウの、『馬刺し』を
注文させていただきます。

目にも鮮やかな
肉厚の赤い身

『ニンニク』をたっぷりと乗せて
タレを少しつけて頂きます。

とろけるような美味しさ

臭みはまったくございません。


地鶏の『つみれ汁
御出汁がよく出ていて、優しいお味


カリッとアツアツの
お芋の『天婦羅』


上品な器におさめられた
『青沙』の『お雑煮』


この地域ならではの
郷土料理が味わえますのも
旅の醍醐味でございますな。



『鹿尾菜』の炊き込みごはん

『お味噌汁』と『お新香』でいただきます。


これだけ食べましても
おかまのご飯は、空になりました。


デザートは、さっぱりとした
『苺のジュレ』



ご馳走様でした。

ジャングル風呂は湯舟もたくさん



一夜開けまして
早朝からお風呂を頂きます。

『ジャングル風呂』

まるで熱帯植物園の中に
湯船がいくつもあるような

アミューズメント感たっぷりの温泉

大小様々な湯船に

順に浸かってまいります。

BGMに何故か
陽気な『サンバ』がかかっており
情熱感たっぷりでございます。

ジャングル横に
別室がありまして

そこのお風呂は少々熱め

寝覚めには気持ちの良い
湯加減でございます。

2階の脱衣所に続く階段を上がったところに
大きなバルコニーがあり
ここにも湯船が二つございます。

この時間帯にはあまり人がおらず
2つの湯船を交互に浸かりながら

サンバのリズムを聴き
ジャングルを見下ろします。

さっぱりしたところで
朝食を頂きましょう。

こちらは、レストランでの
バイキング形式

思い思いのメニュウをお皿に
盛り付けてまいります。



シェフが焼いて下さる
『目玉焼き』もいただきます。


『ソーセージ』に『コロッケ』
『野菜サラダ』
『ご飯』に『お味噌汁』
『パン』に『コーヒー』
『アップルジュース』

夕べあれだけ豪華なお食事を頂いたのに

不思議と朝から
食欲もりもりでございます。



窓の外に流れる
『筑後川』の穏やかな風景を眺めながら
おいしくいただきます。



『筑後川』を望む温泉郷『原鶴温泉』

その老舗旅館『泰泉閣』様

郷土の豊かな食材を
ふんだんに使ったおいしいお料理

ユーモラスな『かっぱの湯』や
ダイナミックな『ジャングル風呂』

忙しい日々の生活に追われ
知らず知らずのあいだにたまった疲れを

優しくほぐし、癒してくださいます。

是非一度、お運びくださいませ。

気軽に行ける安房小湊のリゾートホテル-鴨川ヒルズリゾートは眺めも最高


潮騒の香りも爽やかな『千葉県外房』の街『阿波小湊』

美しい海岸線を見下ろす山々の中腹に建つ
『鴨川リゾートホテル』に
私達夫婦は一泊でお世話になりました。

房総の豊かな海の幸と
眼下に広がる美しい海の向こうに
『千倉』の街が広がる絶景を眺めながら
温泉にゆだねる
贅沢な時間を心ゆくまで味わいました。

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軽井沢駅のランチはここで!『手打ちそば 本陣』お蕎麦とたもぎ茸の天ぷらは絶品



『軽井沢駅』北口のロータリーより目と鼻の先の

『手落ちそば 本陣』様

旅の帰路で新幹線を待つ間、少し時間がございましたので
駅付近を散策し、少しお腹をふさごうと
手ごろなお店を探しておりましたところ

現代風の瀟洒な駅とその周辺の風景とは
明らかに一線を画す古風な佇まいのお店に

思わず目を惹かれます。

思い切って暖簾をくぐりますと
店内は広々としており

お座敷とテーブルがございます。

お座敷の一角に腰をおろし

メニュウや壁に並んだお品書きを拝見するだけで
心が弾んでまいります。

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横川駅から軽井沢駅の車中で食べた『峠の釜めし』の思い出



『峠の釜めし』と申し上げれば

知らぬ人とてない程、『日本』を代表する
有名な『駅弁』のひとつと申し上げましても
過言ではございますまい。

私が学生の頃、『軽井沢』に大学の合宿施設がございまして
毎年秋になりますと、『美術研究会』の合宿で
ここを訪れておりました。

まだ『長野新幹線』もございませんで
『上野駅』から『軽井沢駅』まで
『信越本線』に揺られて旅をしたものでございます。

『軽井沢駅』も近くなる『横川駅』で
『峠の釜めし』を購入し

車窓を観ながら(と申し上げましても
ほぼトンネルの中であったと記憶しております)

焼き物の窯にぎっしり詰まったおかずとご飯を
掻き込んだものでございます。

あれから40年

『長野新幹線』で『軽井沢駅』に降り立ち
あまりにも立派になった駅舎を歩きながら

ただただ驚くばかりでございましたが

改札を抜けて左に折れますと

ありました

『峠の釜めし』の売店でございます。

両手にすっぽりと収まる
かわいらしい陶器の釜に

思わず、なつかしさがこみあげてまいります。

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東京駅構内の駅弁屋『まつり』には全国の有名お弁当が200種類



列車の旅の醍醐味と申し上げるなら

やばり『駅弁』でございますな。

私が子供であった昭和40年代は

列車が駅に停まるたびに、
お弁当がたくさん乗った大きなお盆を首から下げ

お弁当売りの店員さんが車窓まで来て下さいました。

車窓の両サイド下のつまみを両手で握りながら窓を開け

列車の発車時刻を気にしながら
お弁当とお茶と冷凍みかんを購入し、
お金を払って、おつりを受け取る。

列車が駅を出ますと

ご当地ならではのお弁当の蓋を
わくわくしながら、開けたものでございます。

かつてのそんな光景も

列車の高速化に伴い

今ではきわめて珍しいものとなりましたな。

駅弁を調達するならば

駅ビルのデパ地下か、駅構内の売店

ということになりましょうが

私達夫婦は、『東京駅』を出発する際には、
駅構内中央通路(『八重洲中央口』と『丸の内中央口』を結ぶ通路)中ほどにある

『駅弁屋 祭』様を利用させていただいております。

朝5:30から夜11:30までお店が開いておりまして

なんと全国200種類のお弁当が集まり

少々迷ってしまいなす。

どんなお弁当があるか、少し紹介させていただきます。

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万座プリンスホテルの露天風呂は標高1800メートル



星空に一番近い温泉として名高い『万座プリンスホテル』様に
1泊2日でお世話になりました。
『軽井沢駅』から送迎バスで約1時間30分
由緒ある避暑地として名高い街並みを抜け
『JR線万座鹿沢口駅』から山道へと入り込み
奥深い霧に包まれた森の中に
突然現れたリゾートホテルは
まるでレモンミルクのような
不思議な色をした温泉を有する
まさに個性溢れる温泉郷でございます。

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中居重兵衛ー満座鹿沢口駅前の石碑に秘められた波乱の生涯

 

『JR吾妻線満座鹿沢口駅』

バスの車窓から見た山間の小さな駅舎の

道路を隔てた向かい側に
大きな石碑が建っておりました。

『中居重兵衛の碑』

はて

『中居重兵衛』とは
いったい何者だろうか?

歴史に疎い私ですが

旅を終えて数日後

気になりまして調べてみました。

『中居重兵衛』

資料は少なく
なかなか情報が集まらない状況でございますが

それらをつなぎ合わせますと

その人物像が
浮かび上がってまいります。

しかもこの人物

私の住む『横浜』に
大変ゆかりのあるお人でございます。

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小林多喜二も逗留-七沢温泉の老舗福元館で山の幸をいただく



『相模の奥座敷』と謳われる『七沢温泉』

『神奈川県』では『湯河原温泉』と並んで
『日本のp名湯百選』に選ばれた

由緒ある温泉郷の老舗旅館
『福元館』様に1泊2日でお邪魔させていただきました。

静かな佇まいの中に建つ
歴史を感じさせる温泉宿は

『横浜』の中心部から
数時間でたどり着けるとは思えないほど

情緒あふれる癒しの場所でございます。

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横浜駅から相模の奥座敷七沢温泉・福元館まで電車・バスでの行き方



『相模の奥座敷』といわれる『七沢温泉郷』

この地で200年の歴史をもつ老舗
『福元館』様を目指して

『横浜駅』から電車とバスを乗り継ぎ

ちょっとした旅に出かけました。

お昼前に電車にのりこんで
『本厚木駅』でのんびりランチをいただいても
午後3時のチェックインには

充分間に合う行程でございます。

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鬼の洗濯板に囲まれた不思議の島・青島神社と太古の神々



美しい砂浜が続く『宮崎県』の『青島海岸』は

海水浴やサーフィンを楽しむ人々で賑わう
全国有数のビーチリゾートでございます。

ビーチからすぐ
手の届きそうなところに見える
『青島』

まるで『ミルフィーユ』のように
まっすぐに重なり合った地層の上に乗る

周囲約1.5キロメートルの島の真ん中には
霊験あらたかな『青島神社』が鎮座ましましております。

海岸から伸びる
全長120メートルの『弥生橋』を渡り

『青島神社』を参拝いたしました。

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