日本

由緒ある木造建築の数々-城崎温泉駅周辺を散歩する

温泉宿の醍醐味

それはまさに、早朝から
ゆったりとした温泉に浸かり

豪華な朝ごはんを、モリモリいただけることでは
ございませぬでしょうか?

ここ、但馬の国の由緒ある『城崎温泉』

町の中心地を流れる『大谿川』に沿って
軒を連ねる、老舗の温泉宿

賑やかな目抜き通りから、少し離れた
静かな竹林に囲まれた

『西村屋 招月庭』さまに
おせわになっております。

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城崎ーまんだら湯からいちの湯へ由緒ある温泉街をそぞろ歩く



『浴衣』が正装とされる『城崎温泉』

『湯の里通り』に沿って点在する
『7つの湯』を巡る『外湯めぐり』は
『城崎温泉』ならではの醍醐味と申せましょう。

温泉街には無料の送迎バスが巡回しておりますが

『城崎温泉街』のメインストリート
『湯の里通り』と『南柳通り』をゆっくり歩きましても
片道30分くらいでございます。

『大谿川』の川沿いに揺れる柳の木々や

老舗の旅館

お土産屋さんや昔懐かしい射的場を眺めながら

そぞろ歩きをお楽しみいただければと存じます。

私達夫婦がお世話になりました
『西村屋ホテル招月庭』様

『城崎温泉』の中心街より少し外れた静かな場所でございます。

ホテルから送迎バスに乗り
『湯の里通り』の手前で降り

一歩路地を入りまして

『まんだら湯』の前から

静かな趣き漂う『木屋町通り』を歩き

『王橋』を渡り『一の湯』の前へ

『レストランGUBIGUBI』のお店先で生ビールを頂き

『足湯』を楽んだ後は

色とりどりの浴衣を纏った人々で賑わう
『湯の里通り』を散策し元の場所に戻る

このようなコースを満喫した次第でございます。

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城崎温泉ー癒しの温泉湯と但馬厳選の逸品料理




『但馬国』のまほろば『城崎温泉』

『大谿川』に沿って風にそよぐ柳の木々と美しい橋

『7つの外湯』を取り巻く老舗旅館やお店の数々

今や『日本』全国津々浦々
だけではなく、世界中から人々が訪れる
癒しの里でございます。

創業150年の歴史を持つ『西村屋』様
温泉街から少し離れた『招月亭』にお世話になりました。

竹林に囲まれた静かな露天風呂と
『但馬』の恵みを活かした絶品のお料理を
心ゆくまで堪能させて頂きました。

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京都から2時間半-特急『きのさき5号』で城崎温泉へ

新幹線から、在来線特急に乗り換えて旅すること

それは、まるでいつも通いなれた『大通り』から
一歩路地へと入り込み

見知らぬ道を探検する子供の頃のワクワク感を
思い起こさせるものでございます。

しかしながら、冒険にはリスクがつきもの
わずか数分という、限られた時間の中で

列車のホームが彼方まで並ぶ広大な駅構内で
これから乗車する路線を見つけ出し

無事に列車内の席に腰を落ち着けるまで

それは、ちょっとしたスリルを伴う
『冒険』でございます。

『京都駅』11時25分発『城崎温泉』行き特急『きのさき5号』

『東海道新幹線』を降りるや否や

改札口を抜けて、やたらと広い『京都駅』の構内を
急ぎ足で歩いてまいります。

『0番線』

そのさらに向こうの

『31番線』

そこに辿り着くためには

途中のホームに停車する、珍しい電車や

行き先の電光掲示板に、見入っている暇はございませぬ。

やっとたどり着いた、『京都駅』の端

エスカレータを降りますと
綺麗で広いホームの彼方に

白く輝く特急列車が、佇んでおります。

列車へと向かいかけたとき

左手に、おしゃれなキヲスクの店頭に並ぶ
美味しそうなお弁当が、視界に飛び込んでまいります。

急いで、駅弁と缶ビールを購入し

列車へと急ぐのでございます。

切符を片手に、列車沿いに速足で歩き

号車を確認し、列車に乗り込み

通路を歩き、座席番号を確認して
荷物を下ろし、席について

ほっと一息いたします。

そうなりますと、今度は
発車時刻が待ち遠しくなるもの

ホームに行き交う人々や
隣のホームの列車たちを眺めながら

缶ビールのプルトップに指をかけたくなるのを
こらえるのでございます。

やがて、列車は音もなく発車

ホームの光景が、ゆっくりと後方に流れてゆき

薄暗く広大な駅構内から
陽の光が眩しい、空の下へ

缶ピールを開け、まずは乾杯でございます。

そして、駅弁をいただきます。
蛸ご飯、たいへん美味しゅうございます。

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オランダ坂からグラバースカイロード、そして路面電車で市内観光



レトロで異国情緒あふれる『長崎』の街

坂の多い街ですが、その美しい佇まいを堪能するならば
やはり徒歩で行くのが一番

『ホテルモントレー』を出て
『オランダ坂』を『活水学院』の校舎を右手に見ながら登って行くと
『長崎』の港が一望できます。
『山手洋風建築群』の美しい木造住宅を見学し
色鮮やかな『長崎孔子廟』を右手に見ながら
『オランダ坂』を下り
『石橋』の通りを渡り『大浦天主堂』の右手の坂道を登って行くと
『グラバー邸』へと至ります。

『グラバースカイロード』で山を下れば
『市電石橋駅』はすぐ近くでございます。

『長崎』の街を走る『路面電車』

地元の方がのみならず、私達旅行者にとりましても
便利な移動手段でございます。

昔懐かしい古い車体から、『ヨーロッパ』の都市を思わせる新型車両まで
ヴァリエーションも様々で、次に来る電車はなんだろうと
密かに期待に胸躍らせ,ターミナルに立っております。

運行本数も多く、お値段もお手頃
ここはひとつ、『一日乗車券』を購入し
全路線制覇とまいりましょう。

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唐津から長崎へ-新地中華街の『長崎ちゃんぽん』は絶品!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『佐賀』-『長崎』2泊3日の旅の2日目
『嬉野温泉』から『唐津』へと大周りし
いよいよ『長崎県』にやってまいりました。

ホテルにチェックインするや否や
目指しましたのは『新地中華街』
老舗の『宝来軒』さまを訪れ
『中華料理コース』を堪能いたします。

『新地中華街』は『横浜中華街』とは
また違うメニューや独特の味わいがございます。
特に、新鮮な食材を使った具だくさんの『長崎ちゃんぽん』は逸品でございます。

巷は『クリスマスイブ』
街は人々で溢れかえる季節でございますが
『新地中華街』は意外と人が少のうございます。
この時期、狙い目かもしれませぬ。

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唐津城-そして『さかな屋』さんにて絶品の海鮮丼をいただく

 

『佐賀県嬉野温泉』より『長崎県長崎市』への旅の途中

折角『佐賀県』に足を運ばせていただきましたので

風光明媚で名高い『唐津』に立ち寄りたいと思い立ち

列車を乗り継いで『唐津駅』に到着しましたのが12時6分

折り返しの『佐賀駅』行きの列車が14時47分

僅か2時間41分という短い時間で
『唐津』の見どころを精一杯満喫したく存じます。

まずは『唐津駅』から海岸方向に歩き『旧唐津銀行』を見学

さらに海岸へと歩き、『唐津城』を公園から見学

駅方向へと戻る道すがら『高取邸』をこちらも門の外から見学

商店街に差し掛かり『さかな屋さん』で
ボリュームたっぷりの新鮮な『海鮮丼』を頂いた後
駅に戻るというコースを辿りました。

『唐津城天守閣』からの『虹の松原』も
『呼子の烏賊』も体験できませぬでしたが
それはまた、次の機会に・・・

2時間41分で唐津をスピード堪能いたしました。

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旧唐津銀行-故郷に残る偉大な建築家の足跡

『佐賀県唐津市』にある『旧唐津銀行』

『JR佐賀駅』より徒歩7~8分で行ける
由緒ある歴史的建造物でございます。

『唐津銀行』は明治18年(1885年)に設立され
『唐津銀行本店』は明治45年(1912年)に竣工いたしました。

この建築物を設計したのは
『唐津』出身の『日本』を代表する建築家
『辰野金吾』

赤レンガに白の御影石
青銅色の美しいドーム

『ヨーロピアンスタイル』の建築技法に
『和』の要素を巧みに織り交ぜた独特なフォルムは
『辰野式』と呼ばれ

あの『東京駅』の駅舎を設計した人として
世界的にも有名な方でございます。

『旧唐津銀行』の建物は
『佐賀銀行唐津支店』として
平成9年(1997年)まで実際に使用されておりましたが

平成14年(2002年)『唐津市』に寄贈され
一般開放されております。

美しい外観はもとより
一階の窓口やオフィス
二階に至る階段や貴賓室など
内装も大切に保存されております。

『唐津』を代表する貴重な建築物
『旧唐津銀行』は
入場は無料
12月29日~31日を除く毎日
9:00~18:00(入場は17:40)
ご見学が可能でございます。

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嬉野温泉から唐津へー佐賀県縦断列車の旅

『佐賀』ー『長崎』2泊3日の旅をしております。
1泊目は『長崎県』に近い『佐賀県』南部の名湯
『嬉野温泉』にお世話になりました。

ここから『長崎県』までは特急列車で1時間程度で到着いたしますが
折角『佐賀県』に足を運んで参りましたので
『虹の松原』で有名な『唐津』を訪ねてみたく存じます。

行程は以下の通りでございます。

8:38嬉野バスセンター
→バス
9:11 JR武雄温泉駅
9:50
→JR佐世保線博多行き
10:06肥前山口駅
10:09
JR長崎本線鳥栖行き
10:16久保田
11:18
→JR唐津線西唐津行き
12:06唐津駅

ここで、大変な失態を冒してしまいます。
『久保田駅』での乗り換え待ち時間が
ほぼ1時間もございます。

しかも『久保田駅』は無人駅で
駅を出ると直ぐさま住宅街が広がっております。

『長崎本線』と『唐津線』のターミナル駅であるにも関わらず
駅前商店街はおろか一軒の喫茶店すらございませんで

何もない駅のホームで
ただボーっと待つより仕方ございません。

これには閉口いたしまして
詰めの甘さを家内に散々なじられた次第でございます。

『嬉野』から『唐津』へ列車で行かれる際には

10:26 武雄温泉駅
→JR特急みどり10号博多行き
10:52 佐賀駅
10:58
→JR唐津線西唐津行き
12:07

が順当かと存じます。
そうすれば時間のロスも少なく
『嬉野温泉』のお宿をゆっくりとチェックアウト可能でございます。

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日本三大美肌の湯-嬉野温泉

高度を下げ始めて10分もしないうちに、
飛行機はアイスバーンのような
一面真っ白な雲の中に突入

乱気流に激しく揺さぶられます。

『佐賀空港』は『有明海』に面していると
伺っておりましたが

海面はおろか、一切の景観は
白く厚い雲に閉ざされ、何も見えないのでございます。

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