マグダガチでラジオ体操ーシベリア鉄道で長時間の旅を快適に過ごすために

『シベリア鉄道』の旅

極東の街『ハバロフスク』から
『シベリアの真珠』と謳われる『イルクーツク』まで
3,308キロメートルの距離を

『シベリア鉄道』三日三晩の旅をいたしております。

思へば、鉄道網が飛躍的に発展した日本

早朝に東京を出れば、『新幹線のぞみ』で
大阪のオフィスで朝9時からの会議に
出席できてしまう咋今

すでに日本では、ほとんど姿を消してしまいました旅の醍醐味が
ここロシアにございます。

情緒あふれる『シベリア鉄道』の旅でございますが
『日本』では考えられぬほどの長い道のり

車中で快適にお過ごし頂くために

お知りおきいただきたい事柄につきまして
お話しさせていただきます。

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シベリア鉄道に乗車したら、まず最初にやるべき事



シベリア鉄路に乗車したら、まず最初にやるべき事

それは

『トランクから当座に必要なものを出した後トランクをしまう』

事でございます。

なんだ。そんな当たり前の事・・・

とお思いかもしれませぬが、この作業
以外と重労働でございます。

しかも、『当座に必要なもの』を
あらかじめひとまとめにして
トランクに詰めておくなど
乗車前から段取りを整えておきませぬと

乗車してからてんやわんやの状態に
陥る可能性もございます。

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墓標と永遠の炎-ハバロフスクで迎えた70年目の終戦記念日




『ハバロフスク』の街では、いたるところに
戦争勝利70年を祝う横断幕が、掲げられておりました。

『日本』で迎える『終戦記念日』は
『第二次世界大戦』で犠牲になられた多くの方々の御霊を想い
二度と戦争を起こしてはならないという誓いを
あらためて心に刻む日でございます。

戦争に勝利した
『ロシア』では、果たしてどうなのでございましょう?

『勝利』を祝う横断幕の向こうに

戦争で命を落とされた犠牲者を弔う巨大な碑と
広場の中央に灯された『永遠の炎』

鎮魂と平和を願う人々の心は、『ロシア』も『日本』も同じでございました。

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インツーリストホテルから歩いていけるアムール川沿いの観光名所




『ロシア』極東の街『ハバロフスク』

あなた様は、どのような街を想像されますでしょうか?

地吹雪が吹きすさぶ、色彩のない街?

厳めしいコンクリートの巨大な集合住宅が建ち並び
どこか、人を寄せ付けない雰囲気のある街?

かつては『旧ソ連』の『鉄のカーテン』の向こう側で
神秘のベールに包まれた街

私も、今申し上げましたようなイメージを
持っておりました。ところが・・・

実際に『ハバロフスク』の空港に降り立ち
バスの車窓から市内の景色を一目見た途端

そのようなイメージは、一瞬にして砕け散ったのでございます。

広大で豊かな褐色の水を湛える『アムール川』

その河岸に沿って広がる『ハバロフスク』は
まさに『おとぎの国』でございます。

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ハバロフスクのホテルは設備・サービス良好。お料理は大変良好。

 

『シベリア鉄道とバイカル湖8日間の旅』初日

『成田空港』から『ハバロフスク』まで約3時間のフライトを経て
無事『ロシア』に入国いたしました。

空港からホテルまで送迎バスで向かいます。

車窓から見る『ロシア極東』の街の風景は
珍しいものばかり。思わず目を見張ります。

さて、『ハバロフスク』のホテルとは、どのような感じでございましょう?

・設備面は?
・サービスは?
・お食事は?

結論から申し上げますと

西側諸国のホテルと比較いたしまして

設備面では、必要なものは全てそろっており良好

サービス面でも、モーニングコールなどもお願いでき良好

お食事は、『ロシア料理』が思っておりましたよりずっと美味しく

大変良好

でございます。

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ハバロフスクへは飛行機でたった3時間-意外と近いロシアの街

『ロシア』の極東都市『ハバロフスク』へは
『成田空港』より約3時間のフライトで到着いたします。

思ったよりも近い『ハバロフスク』でございますが
VISAを取得したり、滞在先のホテルでもパスポートを提出したりと
少々敷居が高い印象もございます。

しかしながら、旅行会社のツアーに参加することにより
手続きをお任せしたり、ベテランの添乗員の方のご案内で
安心して『ロシア』への旅行を楽しむことが、できるのでございます。

『成田』出発から『ハバロフスク』に到着し『ロシア』に入国するまで
どのようであったのか、お話しさせていただきます。

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シベリア鉄道で行くバイカル湖8日間ツアーに必要な旅の準備

世界一の透明度を誇る

『シベリア』の秘境『バイカル湖』

一生に一度は見て見たい
そんな長年の『夢』が叶うこととなりました。

しかも、極東の都『ハバロフスク』から
『シベリアの真珠』と謳われた『イルクーツク』までは
あの『シベリア鉄道』で三日三晩の旅をいたします。

何分にも、『ロシア』は初めてでございます。

『ソビエト社会主義共和国連邦』時代

『鉄のカーテン』の向こう側の神秘の国々
未だにそのようなイメージを抱かずにはおれない
『ロシア』

そこで、『ロシア』に関しては
エキスパートでいらっしゃる『ロシア旅行社』様にお願いし

『シベリア鉄道とバイカル湖8日間』ツアーに
参加させて頂きました。

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さよなら台湾

『台湾』5日間の旅もいよいよ最終日
午前中に『台北』の街を散歩し
午後の便で『日本』に帰国いたします。

ここで『台湾』5日間の旅を
振り返ってみたいと存じます。

1.行きやすさ

『羽田空港』から約3時間のフライトで行ける『台湾』
アクセスがしやすい外国のひとつと申せましょう。

ホテルやレストランでは日本語が通じますので
海外旅行は初めてという方にも、おすすめでございます。

 2.出会った人々

『新生公園』では

『一緒に太極拳やりましょう』と
声をかけてくださったり

『花蓮』のレストランでは
忘れ物のお財布を空港まで届けてくださったり

『台湾』の方々は心優しく
親切な方ばかりでございました。

頭腦明晰にして秀麗眉目な
『阿美族』の方々も、とても印象的でございました。

3.お食事

豪華な『台湾』での昼食
素朴でどこか懐かしい『花蓮』郷土料理
港町ならではの新鮮な食材を使った『高雄』の海鮮料理

どれも大変美味しく、たくさん頂きました。
これまでの旅の中で、最もグルメな旅であったと申せましょう。

4.観光名所

赤い提灯が並ぶレトロな街『九份』
『故宮博物院』や『忠烈士』など世界的名所を擁する『台北』
絶景の『太魯閣渓谷』が連なる『花蓮』
南国の工業都市『高雄』
同じ『台湾』にあってそれぞれ個性的な表情を見せてくれました。

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台湾新幹線ー車両も駅の雰囲気も日本の新幹線にそっくり!

『台湾新幹線』

乗ってみての第一印象は

『日本の新幹線にあまりにもそっくり!』

外観だけではなく駅のホームの雰囲気
車内の座席の配置や
座席の裏のテーブルに書かれた案内板に至るまで

まるで『日本』からそのまま走ってきたかのような
馴染み深い雰囲気でございます。

しかし、車窓に展開されるのは南国『台湾』の風景

なにやら不思議な感じに囚われつつ、
『高雄』から『台北』までの1時間半の旅を楽しむといたしましょう。

高雄左営駅より台湾新幹線で台北へ

『高雄駅』は、まるで空港のように
広くて立派な駅でございます。

人々が行き交う駅舎の一角にある売店で
台湾ビールを調達。

350ml缶が、30元(だいたい120円)と
値段も、お手頃でございます。

日本の鉄道技術・ノウハウを継承

10時35分、台北行きの『台湾高速鉄道』に
乗車いたします。

『台湾高速鉄道』は、2007年3月に
開通いたしました。

これにより、従来の特急でも
約4時間かかっていた
『台北』-『高雄』間345kmの所要時間を
ノンストップで1時間半に
短縮したのでございます。

 

この『台湾高速鉄道』
インフラはヨーロッパ
車両は日本という
日欧混合システムでございますが

列車の運航や、サービスに関しましても
日本の技術伝授が行われております。

外観も、車内も、駅の雰囲気も
日本の新幹線と
よく似ておりまして
まったく違和感がございません。

さて、座席に落ち着き
ゆっくりと流れだした風景を眺めながら
ビールで乾杯でございます。

『台南』-『台中』-『桃園』と
台湾の東側に広がる
平野部の都市の様子を
車窓から眺めます。

2日目に、『台北』-『花蓮』の
車内から見た、山間の風景とは
まったく違う印象でございます。

いつか、各都市を
時間をかけて旅してみたい
ものでございます。

列車は定刻通り、『台北駅』に
到着いたします。

台北に到着

さて、師走の差し迫ったひと時
思い切ってお休みをとり出かけた『台湾』の旅
1日目は、羽田⇒台北⇒九分⇒台北
2日目は、台北⇒花蓮
3日目は、花蓮⇒高雄
4日目は、高雄⇒台北

ここで、飛行機に乗って『日本』に帰国しましても
4日間で十分に『台湾』を満喫できたと申せましょう。

しかしながら私達夫婦は、もう一日お休みを頂き
『台北』に滞在いたします。

旅の2日目の午前中に、大急ぎで巡った『台北』の見どころ
『故宮博物院』
『忠烈祠』
に加えまして、『台北』の見どころをもうすこし
ご案内させて頂きます。

ここから補足-鼎泰豊本店

改札口を出て、地上に出ると
2日目の雨模様とは正反対に
爽やかな晴天の下
彼方に摩天楼が連なります。

 

人々でにぎわう『台北』の街を
バスで移動し、昼食会場へとまいります。

『鼎泰豊(Tin-tai-fon)』
日本でも有名な、小籠包の老舗の
本店でございます。

店内もまた、おびただしい人々ですが
予約をしていただいた為
3階の円卓に、すぐに座れました。

またもやビールを注文し、
次々に運ばれてくる蒸籠から
湯気を立てている小籠包を
蓮華で小皿にすくい
刻み生姜とともに
火傷をしないように
慎重に口の中へ運びます。

ジュワッツ・・
おいしいスープが、口いっぱいに広がります。

 

 

 

 

 

 

 

小籠包、見た目が小ぶりで
いくらでも食べられそうに
感じられますが

一つ一つに結構ボリュームがあり
5個ぐらい頂きますと
すでにお腹いっぱいになってまいります。

 

 

 

 

 

 

 

お味も、一つ一つに個性があり
バリエーションを楽しみました。

最後のデザートもまた
あんこ入りの小籠包でございます。

お腹も満たされたところで
ふたたびバスで移動いたします。

中正記念堂

1975年にこの世を去った
台湾初代総統『蒋介石』を祭った
お社でございます。

 

紺色の瓦屋根を頂く
巨大な白い門をくぐると

広大な敷地の左右に
赤と朱に彩られた、色鮮やかな建物が
目に飛び込んでまいります。

そして中央には
やはり紺色の瓦に、白い壁の
八角形の巨大な本堂がそびえ立っております。

本堂に近づいてゆき、階段を登り
内部へと入ります。

展示室の脇のエレベータで
上の階に上がりますと

広大な本殿の正面に
巨大な『蒋介石』が
椅子に座っておられます。

 

像の左右には、銃剣を持った
衛兵が、微動だにせず
直立しておられます。

やがて、ホールの向こうから
靴音の高らかに
数人の衛兵が
隊列を組んで、
ゆっくりと中央に進んでまいります。

衛兵交代式が、はじまりました。

互いに向かい合った
台の上の衛兵と
行進してきた衛兵

約20分ほどかけて
交代式が執り行われました。

本堂をあとに、再び広場へ

午後3時半頃ですが、
夕方になりますと
ここには、大勢の方々が集まり

太極拳を演武されるのだそうです。

記念堂を背景に、人々が演武するさまは
きっと勇壮なものでございましょう。

次に訪れましたのは

龍山寺

『清』の時代に建立された
台湾最古の寺院でございます。

龍や鳳凰の彫刻が施された
色鮮やかな朱色の瓦屋根

真冬とは思えない強烈な西日が
その複雑なシルエットを
くっきりと照らします。

夕日に照らされた寺院の境内には
地元の方々が集まり

太鼓や鐘の音とともに
一斉に経典を唱和されるのです。

その光景は、まさに
荘厳そのものでございます。

 

 

 

台湾高雄のおすすめ観光スポット2選-忠烈祠と蓮池譚龍虎塔

熱帯とはいえ12月の『高雄』の朝は
少し肌寒い感じがいたします。

『台湾』5日間の旅の4日目

午前中に『高雄』の見どころ2箇所を訪れます。

一つ目は『高雄忠烈士』
『高雄』の港を一望できる『寿山』の上に建立された
戦歿者慰霊のお社でございます。

『台北』の『忠烈士』に比べれば規模は小さいのですが
梅の模様が描かれた白い門や、『故宮博物院』を彷彿させる本殿は
一見の価値がございます。

二つ目は『蓮池潭』
二つ並んだ塔の下にほ『龍』と『虎』が口を開けている
ユニークなモニュメント

『台湾』のガイドブックや旅行のパンフレットには
必ず載っているほど有名な場所でございます。

この二つの名所を順に巡ってまいりましょう。

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