ユジノサハリンスク鉄道歴史博物館-資料室編

『サハリン』5日間の旅の2日目

私達夫婦は、『ユジノサハリンスク駅』に併設された
『鉄道歴史博物館』を見学いたします。

鉄路の横の屋外展示場には

蒸気機関車やラッセル車など
珍しい車両が展示場されており

道路を隔てて、屋外展示場の向かいの建物の二階は
鉄道資料室となっております。

館長のアンドリューさん
はるばる日本からやって来た私達夫婦を
暖かく迎えてくださり

『日本』と大変深く関わりのある
『サハリン』の鉄道の歴史について
熱く語ってくださいました。

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まるで高原リゾートー花々と白樺並木のユジノサハリンスク



『ユジノサハリンスク』の街

あなた様は、どのような街を想像されますでしょうか?

厳しいコンクリートの巨大なアパートメントが立ち並ぶ、色彩に乏しい街?

私も実際に『ユジノサハリンスク』を訪れるまでは、そのようなイメージを抱いておりました。

そのイメージは、『ユジノサハリンスク』に来た途端、吹き飛んでしまったのでございます。

『ユジノサハリンスク』の街は
『札幌』の街をお手本に造られております。

街を縦横に走る碁盤の目状の道路は大変広く
歩道には花壇があり色とりどりの花が咲き乱れております。

建物も色とりどりで、カフェやマーケットは可愛らしいものばかり

道の両側には、白樺木々が並びます。

8月の『ユジノサハリンスク』
まるで高原のリゾート地のように
爽やかな街を、しばし散策いたしましょう。

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ユジノサハリンスクのレストランはカフェテリア方式

『サハリン』のレストランは、『カフェテリア』方式

キッチンカウンターから、お好きなお皿をチョイスし
トレイに乗せ、レジでお金を払う方式

を採用しているお店が、多いのでございます。

また、ホテル内のレストランでも
この方式を採っているところがございます。

もし宿泊プランに朝食がついており
フロントで発行された朝食券に、数字が書かれていた場合

たとえば『400』と書かれていた場合

それは『400ルーブル』分の、カフェテリアチケットと
ご判断頂くのが、よろしいと存じます。

『日本』のホテルのように、朝食会場でチケットを渡し
あとは好きな料理をテーブルに持ってきて食べる

そのような先入観により
レストランのレジに座っている女性に
チケットをお渡ししたところ

ロシア語で何か説明されましたが
さっぱりわかりませぬ。

『400ルーブル分のお料理を、選んでくださいね』

と言われたことに気づくまで
すったもんだいたしました。

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英語が全く通じないサハリンで現地の人々と会話する3つの方法

『サハリン』では、『日本語』はもとより
『英語』も通じませぬ。

世界では『英語』が共通語であるという
風潮がございますが

『サハリン』の方々 いや『ロシア』の方々は
そんなものは、どこ吹く風ぞとばかり

小気味よいほどに
私達の固定概念を崩して下さいます。

『英語』の通じない『サハリン』で
どのようにしてコミュニケーションを取ったらよいか

それは、以下3つの方法でございます。

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心配ご無用!サハリン入国に際しての5つの留意事項

『成田』から『ユジノサハリンスク』まで
『ヤクーツク航空』で約2時間のフライトでございます。

『ロシア』への入国手続きでございますが
『旧ソ連』時代のイメージもあり、何となく厳しそうな感じがいたしますな。

でも大丈夫。入国審査の手続き内容そのものは
基本的に他の国と同じでございます。

そこで『ロシア』入国に際しまして
いくつかご留意頂きたい点を、お話しいたします。

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ユジノサハリンスク行き飛行機はロシア製『スホイ・スーパージェット100』

『アエロフロート』も『S7シベリア航空』も
今や国際線旅客機は、『ボーイング』や『エアバス』など

西側諸国の機体でございます。

『ツポレフ』や『イリューシン』など

『ロシア』製の飛行機をついぞ見かけなくなった昨今
成田空港』から発着する『ロシア』製の機体は
今や貴重な存在と申せましょう。

『ヤクーツク航空』が運用する
『ユジノサハリンスク』行きの定期便は、『ロシア』の機体

『スホーイスーパージェット100』が運航されております。

『スホーイ』と言えば、もともと
『旧ソ連』の戦闘機開発部門が独立して設立された航空機メーカー

『スホーイスーパージェット100』は
西側諸国の技術提携を受け
『ロシア』が国の威信をかけ開発された機体でございます。

この『スホーイスーパージェット100』
実際に搭乗してみて、どうであったか
『ヤクーツク航空』とはどんな航空会社かについて、お話しいたします。

えっ?

『ロシア製の飛行機に、わざわざ搭乗しようとするやつの
気が知れない』・・・?

まあ、そうおっしゃらず、暫時お付き合いのほど・・・

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ユジノサハリンスク-北緯46度極東都市へ

『サハリンて、どこの国?』
『いわゆる、樺太だよね?』
『ああ、天然資源開発が盛んだね』
『北方領土でしょ?いけるの?』

私達夫婦が『サハリン』に旅行することを聞いた友人 知人の反応は
だいたいこのようなものでございます。

『宗谷海峡』を隔て
『北海道』と40キロと少ししか離れていない
『日本』に最も近い外国『サハリン』

『道北』の人々を除いて
『サハリン』は、私達『日本人』にとって
あまり馴染みのない場所でございます。

かつて『ソビエト社会主義共和国連邦』時代には
『鉄のカーテン』の向こう側の世界であり

『ペレストロイカ』や『ソ連崩壊』以降も
『ロシア』への渡航は、他の海外諸国と比較しましても
手続きその他の面でいまだ、なかなか行きづらい印象がございます。

しかしながら、『サハリン』は
戦前に『日本』が統治していた時代があり

その時代の軌跡

とくに、さきの大戦における傷跡は

戦後70年を経た今でさえも

街の至る所に、時を止めたように
残っております。

私達夫婦が体験いたしました『サハリン』5日間の旅行

旅に必要なものは・・

いえその前に『サハリン』の歴史につきまして
簡単におさらいいたしましょう。

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モンゴルのお土産ーウランバートルで買えるおすすめアイテム

モンゴル8日間の旅も 終盤の7日目

『ウランバートル』にて市内観光をしております。

帰国も間近になりますと
いろいろとお土産の事を思案せねばなりませぬな。

これがまた、結構頭の痛い話でございます。

そこで、『ウランバートル』でおすすめのアイテムと
お買い物スポットについて、お話しいたします。

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大草原から大都会へー経済急発展とカオスの街ウランバートル

『モンゴル』大草原8日間の旅も
終わりに近づいております。

一晩を過ごした砂漠のツーリストキャンプ『バヤンゴビ』を後に
『ウランバートル』へと戻ります。

急速な経済発展を遂げる『モンゴル』

『ウランバートル』の街は
至る所に建設中のビルが立ち並びます。

しかしながら、インフラ整備が追いつかない様子

所々、土がむき出しの道路には、夥しい数の車が渋滞し
その合間を縫って人々が道路を横断するさまは
見ているこちらが怖くなってまいります。

この活気に満ちた『カオス』の街の様子について
お話しさせてくださいませ。

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